2006-03-31

NEC 製 VoToL 発売延期

clmemo@aka でも紹介した NEC 製のポータル・ビデオ・プレーヤー VoToL の発売が延期された (本来、3 月下旬受注開始予定)。

延期の理由を引用すると...

品質向上のため発売を延期させていただきます。

品質向上? 致命的なバグでも見つかったのかしらん。

ところで、関係ないけど発売延期の告知に、「文字のサイズを変える」というがあるのはいいね。一見、目立たないのがいまいちだけど、こういうアクセシビリティーの向上を企業が考えてくれるのは嬉しいなぁ。

とりとめないけど、最後に受注開始日について。

受注開始日につきましては4月中旬以降改めてホームページ(http://121ware.com/votol/)にてご案内申し上げます。

とのこと。期待してよいのかな?

2006-03-30

timeanddate.com で PST を JST に変換

ウェブ・サービスには、年に何回か、メンテナンスのためにサービスにアクセスできなくなる時間がある。たいてい、そういう情報は公式ブログかメーリング・リストで事前に知らせてくれるようになっていて、ユーザーとしてはメンテナンスが短い時間で終わることを願っている。

問題は海外のサービスを使ってる場合。公式ブログにメンテナンス時間を告知してくれるのはよいのだけど、日本の標準時じゃなくて現地の時間帯で告知される。ほとんどのサービスがシリコン・バレーで開発されてるから、PST (太平洋沿岸標準時) と言いきってしまってもよいかもしれない (eg. Google, Yahoo!, etc...)。太平洋沿岸標準時と日本標準時の時差は 17 時間なので、日付をまたいだりして計算がややっこしい。

protopage というサービスは、この点に気をつかっていて、メンテナンス時間のタイムゾーン・テーブルを用意している。

残念なことに、ほとんどのサービスはそこまでやってくれないので、ぼくら非米国人はタイムゾーンの計算をするハメになる。

Time Zone Converter

そこで少しおススメなのが timeanddate.com。

特に時間や日付に特化したページのようなのだけど、大きなサービスなのでぼく自身全体を把握してない ^^;

とりあえず、今回紹介したいのは、時差計算をしてくれるサービスの部分。

サービスのタイムゾーンと告知された「時間」を入力。そして自分のタイムゾーンを入力すると、それが何日の何時かというのを計算してくれる。

The Fixed Time World Clock

timeanddate.com のサービスをもう一つ。

これは、入力した「日時」が世界中のタイムゾーンで何日何時になるかを教えてくれるサービス。結果は HTML (ウェブページ) で返される。メンテナンス開始時間をこのページで計算して、結果ページの URL を取得。そこにリンクを張れば、上述の protopage がやっていたようなことができる。

この Fixed Time World Clock は、Google Reader Blog で知った。

もし、あなたのサービスでメンテナンス時間を告知することがあれば、使ってみてはどうでせう。ユーザーが日本人だからといって、日本に居るとは限りませんぞ!

2006-03-29

オンライン・カレンダーの共有機能とお店の定休日

最近の online calendar のウリの一つに、カレンダーの共有機能 (バディ機能) というのがある。これは公開スケジュールを他の人のカレンダーに表示させるというもの。

例えば、ぼくが 3/28,29 と上京することになったとする。それで、そのスケジュールを親と共有する設定にしておけば、親はぼくが 3/28,29 に上京することを知ることができる。もしくは、明日の 4 時から会議をするとしよう。この時、会議主催者はメールでの会議通知に加えて、会議の参加予定者と「会議」スケジュールを共有するようにする。すると参加者は自分のスケジューラーに「会議」イベントを入力する必要がなくなる。

大雑把な共有機能の説明はこんな感じ。

この機能を活用して、ローカル・イベントやアーチストのライブ情報を配信している人達もいるらしい。オリジナルのカレンダー・ユーザーの書き込みが全員に反映されるんだから、イベントを自分で調べる必要もなく便利そう。

でも、ぼくが一番欲しいのは、ローカルなお店の情報!!

特に食事処とか散髪屋とか本屋さんとかに定休日をオンライン・カレンダーで出して欲しい。そして共有できるようにして欲しい。できれば、開店時間・閉店時間も!

今、お店の定休日を調べようと思うと、そのお店のウェブサイトに行って定休日を調べるしかない。まずウェブサイトを見つけるのが大変だし、候補が複数あったらその数だけサイトを探さなきゃいけなくて面倒。もしこれが、オンライン・カレンダーで定休日・開店/閉店時間が公開されてたら、自分のカレンダーを見るだけで今日定休日でないなじみのお店がすぐわかると思うんだよね。

実は、今日、「美味しい蕎麦屋に行こう!」と友達を連れて自転車で 30 分かけて行ったら、定休日だった。「この先にもう一軒蕎麦屋がある」と行ってみれば、閉店が夜 7 時だった。さんざん連れ回した挙句、ハンバーグ屋さんに... 大きな大きな敗北だった (ハンバーグが美味しいと言ってくれたのがせめてもの救い)。

2006-03-28

ザ・サーチ グーグルが世界を変えた (ジョン・バッテル)

SEM酒場の kuroyagi さんに勧められてた「ザ・サーチ」を読み終えた。副題は「グーグルが世界を変えた」。日経 BP 社による単行本 (437 ページ)。著者はジョン・バッテル (John Battelle)。著者略歴には

ワイアード誌の共同創刊者、インダストリー・スタンダード誌などの創刊者。ビジネス 2.0 などに寄稿する人気コラムニストでもあり、カリフォルニア大学バークレー校ジャーナリズムスクールでも教鞭をとる。

とある。ワイアード誌もインダストリー・スタンダード誌も読んだことないので、イメージ沸かない :P ちょいと検索したら、バッテル氏本人と面識のある方が記事を書いてるのを見つけた。参考になるかな。

さて、本のレビューに入りませう。

この本の主題は「検索」。副題の「グーグルが世界を変えた」は、おそらく原書にはなくて、日本語版で加えられたものだと思う。とはいえ、この本の焦点が「Google」に当たっていることに違いはない。注意すべきは、この本が Google ReaderGoogle Base を開発している Google という会社のサクセス・ストーリーを描こうとしているのではないこと。むしろ、「検索技術」とそのビジネス・モデルとしての「検索連動型広告」を軸に、その頂点に立つ企業として「Google」を追う立場を取ってる。

そんなわけで、前半に Google はあまり登場しない。最初の 100 ページは検索業界の俯瞰と過去の検索エンジンたちについて。その後 Google の産みの親 (ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリン) が登場するけど、すぐに舞台裏にひっこんで、検索連動型広告のはしりになった「Goto.com (現 Overture)」の誕生に話が移る。後半に入ると、明確なビジネス・モデルを持っていなかった初期の Google が AdWords を手に大躍進を始める。企業の成長の中で、Google はプライバシーの問題、上場の問題、組織巨大化の弊害問題に直面する (今も解決されたとはいえないけれど...)。

どの章も面白い。個人的には第 3 章「グーグル以前の検索」の内容をほとんど知らなかったのでためになった。この章で紹介されるのは、アルタビスタ、ライコス、エキサイト、ヤフー。海外での検索エンジン群雄割拠な情勢には暗かったので楽しく読んだ。ちなみにぼくはこれらの検索エンジンを使ったことがない。使わなかった理由はきっと、これらの検索エンジンの日本向けの最適化が弱かったからだと思う。使ったのは、Infooseek や Goo、そして Google。ここら辺、ロボット型検索における「日本語」の壁は厚いのかなぁ... 最近だと、ブログ検索サービスが海外で沢山出ているけど、日本語のブログがインデックスされてなくて使えない。やっぱり日本語を検索できない検索エンジンは使わないよねぇ。興味だけはあるのだけど...

後半の小さなベンチャーにすぎなかった Google が、大きく成長して上場するまでの話は Google 好きなら楽しめると思う。Google も、内部ではいろいろと失敗を繰り返しているし、試行錯誤を続けてる。下手すれば、他のベンチャーと同じく名前すら忘れられていたかもしれない。「Don't Be Evil」という社訓は生まれなかったかもしれない。短期的な宮業利益ばかり求める会社になっていたかもしれない。そうならなかったのは、二人の創業者の偏屈さにあるように本を読んで感じた。ユニークであること。ユニークであり続けること。ユニークであることを怖れないこと。Google 創業者達の熱に触れる一冊と思う。

ref

ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
ジョン・バッテル 中谷 和男

ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる スティーブ・ジョブズ-偶像復活 検索エンジン戦争 「へんな会社」のつくり方 ブログ・オン・ビジネス 企業のためのブログ・マーケティング
by G-Tools

2006-03-27

Cute Overload オリジナル T シャツ第二弾 投票中

Cute Overload が、オリジナル T シャツ第二弾を計画している。

既に Cute Overload のサイドバーに、投票ボックスが設けられてる。

今回ノミネートされたのは、次の 6 つのエントリー。

  1. Chihuahua in a cup
  2. Princess Pup
  3. Pom Paws Up
  4. Bunny in a dish
  5. (人参無しバージョン)
  6. Yin Yang kittens
  7. Get it on

6. 番目の "Get it on" だけは、前回投票の敗者復活。

写真に映ってるように T シャツになるとは限らないから、そこら辺を考えて、ぼくは「Bunny in a dish」に票を入れた。皆さんもどうぞ。投票しなくても、写真を見るだけで心が洗れますよー。

第一回 T シャツは〆切間近

Cute Overload オリジナル T シャツの第一弾は 3/31 までに予約した人しか買えないそうな。もう一週間を切った。もし気に入れば、どうぞ。

ちなみに、ぼくは投票した柄じゃなかったので、今回は見送り ^^;

coComment 用 Greasemonkey がアップデート

coComment が提供しているブックマークレットは自動アップデートされる仕組になってる。それで、先日のバージョン 0.4 のリリースを受けて、coComment 用 Greasemonkey が動かなくなっていた (Greasemonkey の方は自動アップデートではないため)。

この度、Greasemonkey の方も更新されたので、利用者は再インストール (上書きインストール?) をどうぞ。

2006-03-26

coComment の DNS 問題

2006-03-26 現在、coComment に繋がりにくくなっている。この問題について、coComment の公式ブログで「DNS Problems」という記事が上がっているのだけど、英語の苦手な人は読んでないだらうし、何より coComment に繋がらないと件のブログにアクセスできない。

Hit さんが、coComment 落ちてないですか? とコメントしていることだし、上記記事を日本語訳しちゃいませう。毎度のことながら、訳文はですます体。

DNS Problems

我々 (coComment チーム) は、大変な DNS 問題に直面しています。我々は現在、www.cocomment.com の DNS を joker.com ホスティングしており、彼らは次のような声明を出しました。

Joker.com は現在、ネームサーバーに対する大規模な DDoS 攻撃 (Distributed Denial of Service attacks) を受けている。

この (攻撃の) 影響は、Joker.com 自身及び Joker.com のネームサーバーを利用しているドメインの DNS 解決に現れている。

我々はこの問題を残念に思っており、解決に向けて全力を注いでいる。どうぞご理解を。

運の悪いことに、我々はこの問題の影響を被っており、そのため cocomment.com は様々な場所から繋がりにくくなっています。我々は現在、我々の DNS を他のホストに移そうとしていますが、それには時間がかかりそうです。それに joker はとても忙しそうなので、通常行うよりも大変になることでしょう。

我々はこの問題を非常に残念に思っており、皆さんが遭遇している不便さを陳謝します。我々は、この問題がやがて通常の状態に戻ることを願っています。

あとがき

たった今 coComment にアクセスしたら普通に繋がってしまったので、旬を逃した記事になったかもしれないけれど、こんな問題があったよ。ということで。

先日の Openomy の問題の時もさうだったけど、サービス自体は落ちていないのに、サービスのホスト側の問題で繋がらなくなる場合があるのだね。サービス停止の引き金が、いずれの場合も一部のクラッカーの不正行為というのが残念でたまりません。

2006-03-25

公開 subscriptions @ aka

Google Reader に共有機能がついて、いわゆるブログロールが作れるようになった。

ブログのサイドバーにブログロールを貼ってもよいのだけど、あんましペタペタ貼ってると重くなりそうなんで Google Page Creator に置くことにした。

それで少し調べてみた所、Google Page Creator では script 要素が (まだ?) 使えないみたい。HTML 編集で直接 script 要素を書き込んでも、publish 時に要素が削除された。AdSesnse とか Google Analytics とか Bloglines のブログロールとか、JavaScript を貼り付けるサービスは全て使えない。

ローカルで HTML ファイルを作成して、ファイルをアップロードする分には問題ないので、そのようにして pub ラベルを付けた subscriptions を公開してみた。

ぼくの購読してるブログ全部を公開してるわけじゃなくて、読んで (一般的に) 面白そうなブログをチョイスした。そんなわけで、ニュース系ブログ (ITmedia とか)、日本語以外の言語で書かれたブログ、それから ChangeLog メモのような短い記事中心のブログは除外した。あと、abstract だけのブログは、そもそも Google Reader で読んでない (Bloglines で読んでる) ので、こちらのリストには現れない。

ぼくが興味を持っているブログに興味があれば、試しに share してみて下さいな。

本当は、もうちょっとテーマを明確にできればよいのだろうけどねぇ。

Official に...

Google の Official Blog にも、share 機能の言及がある。

いくつかの share 候補を挙げているけど、全部英語なので、ちょっとハードル高そう ^^;

ただ一つ。List of Official Google Blogs (U.S. only) というのは購読してみた。Google がやってる全部の英語公式ブログをサポートしてるっぽい。これから Google のサービスが増えて、公式ブログが増えた場合、自動的にリストに加えられるんじゃないかなぁ。そんな期待を込めて。

2006-03-24

Blogger の Speach Policy

Blogger でブログを開設している人が、自身のブログに MSN Search Box を付けたら、Blogger から Blogger's Terms of Service (Blogger の利用規約) に反するからやめておくれとメールで注意された」という話があって、それに対して Blogger 側は、そんなメールは送ってないし、Blogger は幅広いモジュールを付けられる自由さがウリだという返答を出してる。

Blogger Buzz のポリシーの英語は少し難しかったので、拙いながら日本語訳してみる。参考程度にお読み下さい。なお、訳文は文体を「ですます調」に変えた。

Search Policy

  1. あなた (ユーザー) は、自身のブログで Google 提供でない (non-Google な) サービスを走らせることができます。Yahoo! の Flickr サービスを利用してあなたのブログに写真をポストするのと同じ様に、MSN Search の検索ボックスをあなたのブログのテンプレートに含めることができます。我々 (Blogger チーム) は、それ (MSN Search Box) が「Blogger の navbar を変更する」というような利用規約違反に当たるとは考えていません (しかし、今回起こったと報告されることは navbar とは別の問題ですね)。
  2. 我々は、MSN Search Box を取り除くよう要請 (メール) を出したことはありません。入手した情報を見直し、そのようなメールが我々のサポート・チームから送られていないことを確認しました。
  3. 我々は件のブログを消したり取り除いたりはしていません (おそらく件のブログが WordPress に引越したことを指していると思われる)。

我々の content policy は、非常に幅の広い表現を許しています。我々は、「Blogger ユーザーが、他の検索ツールを使うことを含めて、自分の望み通りにブログをカスタマイズできる」ということを誇りに思っています。

あとがき

Blogger がそのようなメールを送ったかどうか。事の真偽はさておき、Blogger と一緒に使うサービスに制限はないよ。と Blogger チームは言ってる。

もちろん、これは他のサービスと競合しない場合の話。例えば、アフィリエイト A の利用規約に、「他のアフィリエイトを一緒に貼り付けてはいけません」というようなことが万一あれば、(Blogger の利用規約とは別に) 利用制限が発生するでせう。

利用規約って難しい問題だから、もっと色んな人が平易に (間違なく) 説明してくれればよいのにね。

PS. 今回訳した Search Policy を引用する場合は、原文にも当たって訳に誤りがないことを確認してからにして下さい。間違いがあったら怖いから。

2006-03-23

coComment 0.4 リリース

一昨日、某所でcoComment は最近アップデートされていませんが、何か動きがあれば記事にしますね と書いた所、早速 version 0.4 がリリースされてしまった。この手の愚痴は言わないようにしていたのに、ひさしぶりに口を開けば、この有様。間が悪いにも程があるよ。ともかく、「動き」があったわけなので、早速記事にしてみませう。

まず最初に書いとくけど、期待されたコメント・クロール機能は追加されていない。悪しからず。

今回のバージョン・アップの目玉は二つ。

  1. プライバシー機能
  2. (co)Users と (co)Tags

プライバシー機能

「Your conversation」の非表示などが選べるようになった。coComment でコメントは管理したいけど、自分の付けてるコメントを他の人に見られたくない! そんな要望に応えるものでせう。

ユーザーのアカウント・ページから、「Privacy settings」を選ぶと 4 つのチェック・ボックスが表示される。各々のチェックボックスにチェックを入れると...

Listed in top users lists etc.
coComment でコメントすることで PeopleBlogs といったトップ・リスト・ページにあなたの情報が載ることになる。
Hide page `Your conversations' from other users
`Your conversations' ページを非公開にする。
Disable my RSS feeds
`Your conversations' ページの RSS feeds ボタンを非公開にする。
Disable my Blog Box
`Your conversations' ページのタグ・クラウドを非公開にする。

(co)Users と (co)Tags

これは、coComment の共有機能の一つ。coComment のコメント一覧をブログに貼り付ける (このブログのサイドバーにも付けてる) Your related comments という JavaScript があったけど、そのお友達。(co)Users は、コメントしてくれた人達のリストを、(co)Tags はタグのリストをブログに貼ることができる。ちょっと変わってるのは、自分が coComment を使ったブログに対して (co)Users や (co)Tags を使えること。例えば、ぼくは クリボウの Blogger TipscoComment を使ってコメントを残しているので、クリボウの Blogger Tips にコメントした人達のリストを作れてしまう。普通、こういうツールって自分のサイトにコメントした人のリストを作るものだと思うのだけど、ちょっと不思議な感じがするね。何ぞ楽しみ方を思いついた方はコメント下さいな。

その他

あとは、細々とした変化とバグフィクスらしい。

個人的には、「タグ」の扱いが変わったのが嬉しい。今までは、「タグ」の振られたコメントのみ表示する仕様だった。例えば、coComment 関連の記事にコメントする時に「cocomment」とタグを打つ。相手が返事する。返事の返事を書く。こんな状況で、「cocomment」タグをタグ一覧から選ぶと、「cocomment」とタグを打った最初のコメントしか表示されなかった。ここは、「cocomment」とタグを振ったコメントに対する返事も、その返事の返事も -- つまり conversations を --- 表示して欲しいところ。今回のバージョン・アップで、そのように変更された。

あとがき

プライベート機能は、コメントごとに表示・非表示を設定したい。重要なコメントにスターを打ちたい。そして、コメント・クロールして欲しい。

要望は色々あるけれど、今後に期待。着実に、確実に、バージョン・アップされてるので期待度も高いよ、coComment!

2006-03-22

Google Reader に共有機能

Google Reader に共有 (share) 機能が付いたことを Google グループ 経由、Google Reader Blog で知った。

購読ブログを「ラベルごと」に他の人達と共有できる機能で、共有手段は三つ:

  1. Google Reader で読んでもらう
  2. Atom フィードを購読してもらう
  3. HTML (JavaScript) を自分のブログに貼りつける

設定方法詳細

Google Reader [share]Google Readershare タブから「共有」設定に入り、共有したいラベルをチェックする。すると、URL, Feed, JavaScript の共有手段が提示される。

ぼくの Subscriptions から「blogger」というラベルを公開するとして、順に説明していかう (ぼくは Blogger で書かれてるブログには「blogger」というラベルを振ってる)。

まず Google Reader で読んでもらう方法。下の URL クリックすると、ぼくが「blogger」とラベルしているブログを Google Reader インターフェースから読むことができる。そして気に入れば、「Subscribe」ボタンをクリックして自分の Google Reader に登録する。

http://www.google.com/reader/view/user/02469073483991627816/label/blogger

この方法は相手が Google Reader のアカウントを持ってることが前提。Bloglines とか、他のフィード・リーダーを使ってる人達と記事を共有するのには使えない。そういう場合には下の Feed URL を登録してもらう。

http://www.google.com/reader/public/atom/user/02469073483991627816/label/blogger

どちらの方法も、URL を共有したい相手にメールか IM で教える必要がある。もし、あなたが Gmail アカウントを持っているなら、「send email」ボタンをクリックしてみやう。上記二つの URL を含む招待メールが Gmail 上で作成される! 宛先を埋めて送るだけ。ただし、招待文が英語なのが玉に瑕。

最後の方法は HTML (JavaScript) コードを貼り付けるというもの。タイトル、色、記事数、ブログ名の有無をカスタマイズ後、「Get code now!」ボタンをクリック。JavaScript ソースが表示されるので、ブログのテンプレートなりに貼り付ける。実例は下の通り。

雑感

共有機能で共有できるのは、「ラベル」の他に「スターのついた記事 (Your Starred Items)」がある。全ての記事を共有する機能はないみたい。

また、複数のラベルを一括に処理する機能はない。例えば「Blogger」でかつ「gourmet」なラベルを共有するとか、「Blogger」か「gourmet」のラベルを共有するということはできない。そういう事がしたければ、新しく「blogger-gourmet」というラベルでも付けるしかないと思う。

なお、Google Reader や Feed 用の URL にはユーザー番号が含まれている。これを悪用すれば、ユーザーが公開を意図していないラベル (例えば「private」とか) にもアクセスできるような気がするでせう。ここは Google がしっかりしてて、「share」とユーザーが明示したラベル以外は外からアクセスできないようになってる。「share」「unshare」は、「share」タブの「share」チェックボックスにチェックを入れるか、「edit subscriptions」タブで labels > edit から Make this label public にチェックを入れることで選択可能。デフォールトで全てのラベルは「unshare」になってる。

あとがき

共有機能ははてなBloglines で既にあった機能だけど、あれは全部フォルダー管理だったのだよね。ラベル (タグ) で管理できるのは、柔軟性が高くていい感じ。これで、自分のラベル付けが下手でなければねぇ...

ref

Google Desktop 3 日本語版リリース

Google Japan ブログにて、Google Desktop 3 日本語版のリリース情報が出てる。日本語含めて 15 の言語版を一拠に公開したそうな。今回のリリース記事は、本家 Inside Google Desktop の記事を日本語に訳したものなのかな (少し文章の順序が変わってるけど...)。

Google Desktop 3 のレビューは、The Wind of Blessing さんの記事が充実してる。英語版のレビューだけど日本語版でも変わらないはず。

今回の目玉はサイドバーのパネルを独立に切り離せるようになったこと。ネットワーク間でデスクトップ検索のインデックスを共有できるようになったこと。そして、Ctrl キー二連打で検索ウィンドウ (Quick Search Box) が開くようになったこと、かな。

特に「Ctrl キー二連打」は個人的に注目。ここから自然言語入力なカレンダーのイベント入力ができたら楽だらうなぁ、なんて夢想してる。それに、Ctrl キーというのがいいね。Kinesis のキーボードは親指で Ctrl キーを押せるから、めっちゃ便利そう。家に帰ったらすぐに Google Desktop 3 をインストールしやう。

あとがき

Google Japan ブログは沢山ある公式英語ブログから日本語関連の記事だけ集めて和訳してくれるのかな? もしそうなら、英語を読む大変さから少し解放されるので嬉しいなぁ。

2006-03-21

Blog Influence

クリボウの Blogger TipsBloginfluence なるサイトが紹介されてた (元ネタは Google Blogoscoped)。これは「任意のサイトの影響力」を数値化してくれるサービス。

影響力の数値化には、次の数式を使ってる。

[ (ブログ・トップへのリンク数) + (個別記事へのリンク数) + (ウェブからのリンク数) + (Bloglines の登録者数 x2) ] * ( 1 + 0.1*ページランク )

ブログ・トップへのリンク数と個別記事へのリンク数は Technorati から。ウェブからのリンク数 (バックリンク数) は Yahoo! のサービスを使って調べている。

ブログ界での人気度を表す指標といえば、以前 Conversational Index というのもあった。あれは CI (Conversational Index) 数を求める数式だけ紹介されてて、計算はユーザー任せだった。トラックバック数とか、計算に必要な値を調べるのが面倒だったような覚えがある。

Bloginfluence は各サービス (Technorati, Yahoo!, Bloglines) から情報を勝手に引き出して値を計算してくれる。ユーザーは自分の (若しくは誰かの) ブログの URL を入力して数秒待つだけなので、ちょっと試してみるのによいかもしれない。

Blog Influence Number: 2880.8ただし、bloginfluence は値を調べるサービスが停止していると本来より小さな値を返すので注意。例えば、クリボウさんは自身の Bloginfluence 値が 1162.5 だと言っている。これはおそらく昨夜調べた結果で、昨日は TechnoratiBloglines のサービスが停まってた。今、調べると クリボウの Blogger Tips は 1536 になる。実は今も Bloglines は error を吐いているから、本来の bloginfluence 値はもう少し高いはず。

それにこのサービスは米国製だろうから、リンク数等は米 Technorati や米 Yahoo! のデータを使っているはず。日本のブログをどれだけサポートしているのか、ちょっと分からないなぁ。それに Yahoo! のウェブ・リンク数って、サイト内リンクもカウントしてるんじゃなからうか。

少し不透明な部分もあるけれど、面白いサービスなんで遊んでみては如何。

2006-03-20

Emacs の locate コマンド

Linux には locate というコマンドがある。man を引くと

locate - ファイル名データベースからパターンに合うものを表示する

という風に説明されてる。極端な言い方をすれば、ファイル名限定の Google Desktop。インデックス・データベースを作っておいて、そこからファイルを検索するツール。例えば、foo.c を探す場合はこんな風に使う。

$ locate foo.c

UNIX 使いは grep コマンドを併せてファイルを絞り込む。/usr/bin 以下にある perl を含むファイルを探すならこんな感じ。

$ locate perl | grep usr/bin
/usr/bin/perlivp
/usr/bin/find2perl
/usr/bin/perlbug
/usr/bin/perl
/usr/bin/perldoc
/usr/bin/perl5.8.3
/usr/bin/perlcc
/usr/bin/foomatic-perl-data

最近の Linux なら locate 用のインデックス作成はデフォールトで実行されるようになってる。もし locate コマンドを実行してインデックスがないと言われたら root になって updatedb コマンドを実行しやう (後で crontab の設定もしとくといい)。

さて、本題。この locate コマンドを Emacs の中から呼び出すコマンドがある。

M-x locate

ファイル・パターンを聞かれるので答えると、ウィンドウが二つに分かれて一方に locate コマンドの結果が返る。コマンドラインで locate を実行するのと比べて何がイイって、ファイル名の上で RET するとファイルを開いてくれること。

locate と grep を Emacs 上で組み合わせたければ、

M-x locate-with-filter

まず最初にファイル名を、次に fileter (grep に相当) を聞いてくる。

Emacs の locate コマンドは、特に Makefile で library のパスを書く時に重宝する。一度お試しあれ。

2006-03-19

HMV のアフィリエイト (リンクシェア)

ネットで CD を買う時は HMV を使ってる。理由はクラシック CD (ぼくはクラシック好き) の品揃えが Amazon よりいいし、Tower Records より見易いから。

HMV のアフィリエイトは Linkshare に登録して、そこから提携申請という流れになるのだけど、提携の条件がかなり厳しい。

  • 5000 以上の訪問数・ページビュー

先月 (2006/02/26)、clmemo@aka の訪問数が 5000 に達したので、早速申請してみた。

そして申請から約二週間後の 3/15、承認見送りとのメールが届いた。clmemo@aka で音楽関係を扱ったのって、Musical Baton の時位いなので、音楽サイトじゃないってことで弾かれたのかな。

Linkshare のアフィリエイトは申請者本人の購入も認められてるから、承認されてると大きかったのだけどなぁ。ちなみに HMV のアフィリエイトは検索ボックスが提供される形。そこから購入した商品の 4 % がアフィリエイターの取り分になる。Amazon みたいに商品の個別リンクは貼れないとのこと。

敷居が高い割に、アフィリエイト向きじゃないと感じるのはぼくだけかしらん。

ref

過去のトライ:

提携に成功したら、また記事を書かう!

2006-03-18

TV 番組表を表示するモジュール |Google Module|

昨日の記事に、テレビ番組表を表示するモジュールを作ってますというコメントを頂いた。

ontvontv というモジュール。これはよく出来ている。まず、「編集」からユーザーの地域を指定できる所がすばらしい。

テレビ番組表を表示するモジュールというと、YOTSUI Shirou 氏の「テレビ番組」モジュールが既にあるけれど、こちらは「フジテレビ」や「テレビ朝日」系列といった代表的な番組をチェックボックスで選ぶ仕様。そのため、地方在住の人間にはローカル局の情報が得られず使いづらかった。というか、ノット首都圏なので使ってなかった ^^;

ontv は住んでる地域を (大雑把にだけど) 選ぶことができるし、「NHK 衛星第 1」「NHK 衛星第 2」「WOWWOW」の情報をチェックボックスで表示・非表示の選択ができる。

番組部分には、現在放送中の番組と次番組の情報が表示される。番組名にマウスを持っていくと、ポップアップで詳細情報。リンクを辿って更に詳しい情報が得られる。ちなみにチャンネル部分にマウスを持っていくと、これから放送される番組名が 6 つポップアップされる。藝が細かい。

改良点等コメント

それで、昨日の記事のコメント欄には

よろしければ改良点等コメントいただければ幸いです。

と、コメントを頂いたのだけど... 最近テレビを見てない。

最後に見たのは正月番組。その前にテレビを見たのは夏だったような... テレビの番組表自体見なくなってしまった。気付いたら冬のオリンピックも終わってたし。困ったね。これじゃあ、改良点も何も浮ばない。あ、でもそろそろ春の高校野球が始まるから、もしかしたらテレビ見るかも。

そうそう、テレビのチャンネル部分で、ABC みたいなチャンネル名と一緒にチャンネル番号も分かると嬉しいのだけど、そういうことってできるのかしらん。TBS って何チャン? と番組表が分かってるのに、チャンネルが分からず困ることがあります。これ、要望になるかな?

2006-03-17

Google Blog Search で日本語ブログを検索

Yahoo! がブログ検索を始めたという話に関連して、GoogleBlog Search も日本語ブログを検索できるようにならないかしらん、という記事を目にした。

もちろん、Google Blog Search は日本語ブログに限定した検索もできる。clmemo@aka では Blog Search について何度か取り上げたけど、日本語ブログが検索できるとは明言して来なかった気がするのでやり方を書いとく。

Google Blog Search - Lang Ja Google Blog Search なら Preferences リンクを、Blogger の Blog Search なら Advanced Search のリンクをクリック。Search Language (or Language) という設定項目があって、デフォールトだと Search for posts written in any language にチェックが入ってるはずなので、ここを「Japanese」にチェックを入れるように変更して設定を保存する。

これだけ。

Google の普通の検索のように、「ウェブ全体」と「日本語ページ」を手軽に選ぶことはできないけれど、Google Blog SearchBlogger Blog Search とでは設定が引き継がれないので、片方をウェブ全体用、もう片方を日本語ページ用という風に使い分けてもいいかも。

ちなみに、URL 中で日本語ブログに限定する場合は

&lr=lang_ja

を追加する。

つっこんだ話はここらの記事を参照されたし。

2006-03-16

Google Personalized Home に検索履歴リンク

Google Homepage Search History LinkGoogle Personalized Home 日本語版の右上に検索履歴へのリンクが付いた。

このリンク、http://www.google.com/ig だと表示されてたし、Google.co.jp のトップページにも (パーソナライズド・ホームにログインしてたら) 表示されてた。何で日本の Google Personalized Home にはリンクがないのだらう、と訝しんでたのだけど、ようやくお目見えみたい。

おや、それに検索履歴から「Google ホーム」のリンクを辿ると Google Personalized Home に戻るようになってる。ちょっと前までは、Google Personalized Home にログインしていようが、問答無用で Google ホームに戻らされてた。少しずつだけど、改良されてるんだね。

Blogger - the Best Web Application for Weblogs

Bloggies 2006 Sixth Annual Weblog Awards で我らが Blogger

  • Best Web Application for Weblogs

の大賞に輝いた!!

Blogger Buzz でも記事になってる。Blogger おめでとう!! 自分の使ってるサービスが一番になると、やっぱり嬉しい。

ちなみに対抗馬は Flickrdel.icio.usWordPressSite Meter だった。

さうさう、4 部門でノミネートされてる Cute Overload。こちらはまだ結果が発表されなない。何部門大賞を取るのかな。かなり楽しみ。

2006-03-15

油断大敵、カスパーが裏切った

先日の Yahoo! ブログへのトラックバックの件。ぼくが UTF-8 でトラックバックを送り文字化けさせてしまったところ、GEROPPA さんだめだよちゃんと、EUC-JPに変えとかないと と冷静に分析していたそうな。ところがいざ自分がトラックバックを送るだんになって、自分も同じ間違いを犯してしまった、と悔し (?) がってた。

そこで思い出したのが昔の自分の失敗談。悪友とのメールのやりとり。せっかくなんで晒してみやう。

カスパーが裏切った

あれは 5 年も前のこと。悪友 A はぼく宛に出すメールを自身が主宰する ML に投稿してしまった。その ML にはぼくも所属してて、内輪な連絡用の ML だった。そんな ML に送られたメールの書き出しはこう。

カスパーが裏切った?
母さんは娘より捨てた男を選んだというの?

赤木博士、君は本当に...

...以下 100 行程、続く...

ごくまっとうな ML に出すには、あまりにマニアックな内容。分かる人には分かるよね!!

ばかだねぇー、よりにもよって ML に間違えて出すなんて そういうメールを、(ここぞとばかりに) 返事として出したのだけど...

送ったばかりの返事が inbox に入ってる。

そう、脊髄反射で返事を打ったのがいけなかった。ML 経由で来たメールに返信すれば、宛先が ML になるのは当然じゃあないか! 目の前に ML にメールを送ったオバカさんが居ると思って、有頂点になってたら、自分は更に上行くオバカさんになってしまった。バカバカ!!

油断。でせうな。

2006-03-14

Yahoo! ブログにトラックバック

先のエントリーYahoo!ブログHaloScan からトラックバックを打ったところ、要約部分が見事に文字化けしてしまった。HaloScan はデフォールトだと UTF-8 になっているのだけど、Yahoo! ブログは EUC-JP でないといけないらしい。ということを GEROPPA さんから教わった。勉強になるなぁ。今度から気を付けよぅ。

おっと、やり方を書いてなかった。firefox なら、メニューから「表示」 > 「文字エンコーディング」で「EUC-JP」を選択する。エンコーディングの指定は、一番最初にやる。というのも、エンコーディング指定でページ遷移が起きて、入力したパーマリンクとかがリセットされてしまうから。と書いたけど、Yahoo! ブログな友達がいないので、確認してない。試した人、いらっしゃったら成功したかどうかコメント下さいませ (okanomail さんが確認して下さいました。ありがとうございます) 。

2006-03-13

Google Mars

Google が月地図 (Google Moon) に続いて火星地図を始めた。Google Labs から行くことができる。

ネタ元は Googling Google。

使い方は Google Maps と同じ。少し違うのは、「Elevation」「Visible」「Infrared」という三つのビューが用意されてること。Google Mars に入ってデフォールト表示されるのが「Elevation」で、高低差に対して着色されてる。例えば黄色が海抜 0 m で、赤が地表 3000 m といった具合。「Visible」は衛星写真のまんま。宇宙船から火星を見たら、こんな風に見えるだってさ。「Infrared」は赤外線カメラで撮ったもの。温かい部分は明るく、冷たい部分は暗く表示される。「Visible」で見るよりクリアな画像になるのがメリット。

地図上方には、あらかじめ用意されたローカル情報 (?) リンクがある。例えば「Spacecraft」をクリックすると、地図上に探査船の着陸場所のフラッグが立つ。

火星で面白いのは起伏が激しい所かな。地球最大の山は地表 8 km だけども、火星の山は地表 21 km。是非、「Mountains」をクリックしてみて下さい。

(追記): Google Japan Blog にも Google Mars 公開のエントリーが出てる。今日をリリース日にした理由は、火星の地図 (スケッチ) を描いた Percival Lowell の誕生日だからだそうな。へー。知らなかった。

Yahoo! Japan がブログ検索を開始

Yahoo! Japan がブログ検索サービスを開始した。なんで Yahoo! Japan と断ってるかというと、米 Yahoo! がニュース検索の一部としてブログ検索機能を組み込んでるから。今回のブログ検索サービスは、日本の独自開発の模様。

ざっと見て気付いた点をいくつか:

  • 検索結果は「更新日時順 (デフォールト)」と「適合度順」で並べ替えられる。
  • 検索キーワードにマッチするブログも表示される
  • 検索結果の RSS 配信
  • 「詳細情報」リンク (記事に関連するキーワードやバックリンクを確認できる)
  • 「類似記事を検索」リンク (記事と似た記事を表示)
  • 検索対象期間を設定可能
  • 検索対象を「画像のある記事」「ポッドキャスト対応の記事」に限定可能
  • 検索キーワードの注目度をグラフで表示 (blogWatcher を開発した研究室が技術協力)

Google Blog Search との比較

「記事に関連するキーワード」の表示や (おそらくその関連キーワードを使って検索する) 類似記事の検索機能は Google Blog Search にない機能。検索対象期間の設定は、Google Blog Search にもあるけれど、Yahoo 版の方が、インターフェースが洗練されているように思う。「画像」「ポッドキャスト」に検索を限定できるのも面白いかも。

そして Yahoo! ブログ検索の最大の売りは、検索キーワードの注目度をグラフで表示できる機能でせう。blogWatcher と機能的には変わらない気はするけれども、一部 geek の間でしか知られてなかったこの機能が Yahoo! のお蔭で有名になるんじゃないかな。Google Blog Search を含めて、他のブログ検索とのよい差別化要素になる気がする。

一方、海外ブログがインデックスされていないのは残念。他の日本のブログ検索サービスと同じく、Blogger が検索インデックスに収録されてないのも (ぼくら Blogger ユーザーからすると) 厳しい。WordPress や Movable Type なブログも検索されなさそう。その点 Google Blog Search は Weblogs.com に PING を打っとけば日本のブログも Blogger なブログも MT なブログもインデックスしてくれるので助かる。

それと、テキスト・ブラウザーで検索結果を見ると「別ウィンドウで表示」という文言が記事タイトルの直後に置かれて紛らわしい。例えば、

coCommentがTagサポート別ウィンドウで表示
coComment: コメントを一括管理別ウィンドウで表示
コメントチェッカー別ウィンドウで表示

Emacs-w3m から使う気になれない :P。なおざりなテキスト・ブラウザー対策はむしろやらないで欲しい。

あとがき

Technorati より軽い。Ask にない RSS 配信がある。少しキツイことも書いたけど、日本の大手ブログを検索するだけなら、かなりよいブログ検索サービスが出来たと思う。

(追記): Yahoo!検索 スタッフブログでも取り上げられてるね。

ちよいとトラックバックなんぞをしてみやう。中の人、「別ウィンドウで表示」を見易く直してー。

2006-03-12

Emacs の電卓

ウェブ上の電卓がいろいろともてはやされてるやうですね。Google 電卓とか Calcoolate とか。

Emacs 使いのぼくとしては、Emacs にも簡易電卓があるんだよー、と言いたい (^^)。

起動方法は簡単。M-x calculator とするだけ。

下のような小さなウィンドウが開くので

Calc===> ?

普通の電卓よろしく使えばいい。四則演算はもちろん、階乗、ルート、sin,cos、log の計算もできる。? でヘルプ。終了は q

この電卓は Emacs 21 から登場した。手軽に計算ができるので、Emacs でコードを書く人に重宝するんじゃないかな。

2006-03-11

Windows Live Mail を使ってみて

Windows Live Mail について書いた前回の記事で、コメントに hit さんから 今はどのくらいまで出来上がっているか教えてくださいね と言われてしまった。特に書くこともないのだけど、レビューしてみませう。

ぼくの環境は Linux 版 firefox 1.5.0.1。

Windows Live Mail レビュー

前の記事にも書いた通り、招待メールについてる「申し込み」ボタンは IE でないとクリックできない。家の Windows から IE でクリックして、再ログインすると Windows Live Mail が使えるようになった。けれど、うちの Windows 2000 君が古いのかしらん (一応 2000 SP4 だけど)、IE6 で中を見たらレイアウトが崩れまくっててボタンもクリックできなくて使いものにならなかった。

もちろん、Windows XP マシンから Live メールにログインしたらちゃんと使えた。Windows Live Mail で何が出来るか知りたければ、公式ページの説明をどうぞ。

目玉は 2 GB の容量と、ドラッグ・アンド・ドロップでメールを振り分けられる操作性かな。

IE6 (Windows XP) での使い心地はいい。非常によくできたウェブ・メールだと思う。そつなくまとまってるし、動作も軽い。今までのメーラーの延長線にあるツールという感じで、操作に悩むことがない。これは Gmail がスレッド表示とかラベルで管理を取り入れて、ユーザーに新しい使い方を強要しているのとは逆の立場。ただ、新しもの好きなギークとしては物足りなさがある気もする。特に Gmail の革新性に触れてると特に...

さて、firefox から Windows Live Mail にログインすると、hit さんも書いている通り

申し訳ありません。お客様が現在使用している、従来の Hotmail の表示方法では、一部の機能をご利用になれません。

というメッセージが表示されて、従来の Hotmail 表示に切り替わる。冒頭、書くことがないといったのはそういう意味。従来の Hotmail と変わらないから、新しい所なんてないのね。

Windows XP と Linux (or Mac) を併用してるなら、楽しめるんじゃないかしらん。

最後に、FAQ からの情報。Live Mail は UTF-8 のみのサポートで、UTF-8 未対応なメーラー (含む Hotmail) で文字化けが発生していたそうな。この問題は 2006-01-23 に解決したとのこと。

ぼくは Hotmail (Live Mail) を重要度の低いメールの受信箱として使ってて、毎日チェックとてるわけでもメール作成に使ったりするわけでもないので、今の Live Mail で十分。時々覗いて、firefox に対応するかどうかチェックしてみるつもり。

レビューは、こんな所でどうでせう? > Hit さん。

(追記): Windows 2000 の IE6 で表示が崩れると書きましたが、Windows Update したら解決しました。

Openomy が public file 機能を一時停止

オンライン・ストレージ・サービス openomy が公開ファイル機能をサポートしたのが 2006-02-06。

一昨日 (2006-03-09)、この機能を一時停止する旨、公式ブログで発表があった。

一時停止の理由がちょっと興味を引いたので、ちょいと紹介してみやう。

online storage vs. virus file

openomy が公開ファイル機能をサポートしたことにより、不正な目的で利用する輩が現れた。なんと、virus ファイルを openomy で上公開したんだそうな。

openomy の中の人は virus ファイルとそのユーザーのアカウントを削除した。すると、同一の IP アドレスから別アカウントで同名のファイルがアップされた。不正ユーザーとサービス提供者のいたちごっこが始まる前に、ISP 側は openomy サービスの IP をブロックする強制介入を敢行、(ISP 側の対応があまりに急で強引だったらしく、開発者の Ian は The scum of the internet and our ISP って記事を書いてる ^^;)、openomy のサービスはダウンしてしまった。

そこで、openomy はファイルを public にする前に virus check するよう仕様を改めるという。現在、そのコードを書いてる途中で、それまでの間 public 機能は一時停止することにしたんださうな。

あとがき

ネット・サービスの利用者が全て善人であれば、かういふ問題は起きないでせうに、実際は一部の不届き者が秩序を乱してしまう。残念なことです。

見方をかえれば、openomy の公開ファイルは全てウィールス・チェック済になるわけだから、信頼性の高いサービスになるきっかけになってある意味よかったのかもね。

2006-03-10

Talk Digger の RSS 配信 (2006/03)

バックリンクをメタ検索する Talk Digger というサービスに、検索結果を RSS 配信する機能があることを以前取り上げた。

RSS 配信機能を使うと、自分のブログに張られたリンクを Bloglines などからチェックができるようになる。それも、一つの検索エンジンでなく、複数のブログ検索を使っているので、洩れが少くなると期待できる。

普通に使うとサイト内リンク (クロスリンク) まで検出されてしまうので、「Exclude results with the same domain name」というオプションにチェックを入れよう、ということを書いたのだけど、このオプションがちゃんと動作していなかった。で、作者に連絡を取ったところ、今日修正されたので報告 (Thanks Fred!)。

同じ症状で悩んでる人がいたら、問題は解決したので、改めて Talk Digger を使ってみて欲しいな!

蛇足

上記のブログには、今回の修正の他に Talk DiggerFeedster を再サポートした旨が書かれてる。なんでも、最近 feedster は backlink 機能を停止していたらしい。それがリニューアルして使えるようになったので、Talk Digger 側も対応したそうな。

Blogger Profile の国・地域名

Blogger Buzz は、Blogger のプロフィール設定で指定できる国・地域に以下の三つが追加したと発表した。

  • Serbia and Montenegro (セルビア・モンテネグロ)
  • Palestinian Territory (パレスチナ自治区)
  • East Timor (東ティモール)

セルビア・モンテネグロは、旧称ユーゴスラヴィア連邦共和国。パレスチナ自治区と東ティモールは説明の必要はないよね。今回追加されたのは、紛争がらみの国 (地域) ばかり。

でも、そういった大変な場所で、今も Blogger を使ってブログを綴ってる人達がいるってことなんだよなぁ。きっと。そんなことをつれづれ考える、今日この頃。

はてなダイアリー用 coComment bookmarklet

人のブログにコメントを残す。残したコメントを管理する。そんなサービスが coComment。対応ブログが限られてて、日本の代表的なブログ (はてなダイアリー、FC2、Livedoor Blog) は軒並サポート外。そのせいか、少し盛り上がりに欠ける気がする。

coComment の記事については、下記の記事を参照にされたし。

今回は、はてなダイアリーcoComment を使うという話。hatena@aka - はてなで coCommentでまとめてあるのだけど、手順を書き下してみやう:

  1. コメントを書く
  2. coComment bookmarklet をクリック (「コメントを削除する」ボタンか「投稿ボタン」の近くに coComment のアイコンが出る)
  3. coComment アイコンをクリックして、編集ウィンドウをポップアップさせる
  4. ブログのタイトル、ブログの URL、記事のタイトル、パーマリンクを入力
  5. コメントを投稿

ここで面倒なのが 4. 番目の手順。Blogger などの coComment 対応ブログだと、3. & 4. 番目の手順を省けるのだけど、はてなダイアリーだとそういうわけに行かない。でも、いちいち入力しなけりゃいけないので大変。

そこで、クリボウ氏が 4. 番目の手順を簡略化するブックマークレットを作った!!

これを使うと、上の手順は次のようになる。

  1. コメントを書く
  2. coComment bookmarklet をクリック (「コメントを削除する」ボタンか「投稿ボタン」の近くに coComment のアイコンが出る)
  3. coComment アイコンをクリックして、編集ウィンドウをポップアップさせる
  4. クリボウ氏の bookmarklet をクリック
  5. コメントを投稿

まだ、若干手間がかかるけれども、以前に比べれば随分ましになった。

coComment を使うと、過去にブログ A に残したコメントを一覧するとか、ブログ B にコメントしている coComment ユーザーは誰かとか、coComment ユーザー B 氏がよくコメントするブログはどこか、といったことまで分かるようになる。コメントで繋がる感じは、楽しくてたまらない。とにかく、はてなダイアリー・ユーザーに coComment 使ってみて欲しい。

2006-03-09

Windows Live Mail に招待された

2006-01-10 に登録申込をしていた Windows Live Mail。昨日 (2006-03-08) やっと招待状が届いた、ということに今日 (2006-03-09) 気付いた。ダメじゃん。

それにしても、長かったなぁ。ぼくの Hotmail は hotmail.co.jp なので、もしかしてそのせいで招待されないのか? hotmail.com なアドレスでないといけないのか? とヤキモキしてたところ。2 週間位いで招待されるかと期待してたけど、2 か月かかったねぇ。

早速、申し込みをしようとしたら、firefox 君じ申込ボタンが押せない。さういえば、okanomail さんがそんな事を書いていた。

IE でないとダメらしい。ひまを見て、Windows マシンから申込をしやう。

2006-03-08

Blogger サブドメイン・チェッカー

Blogger は一つのアカウントで複数のブログを持つことができる。ぼくの場合だと、このコンピューター系ブログ clmemo@aka の他に、趣味用のブログ life@aka (こっちは更新が少くてごめんね) を持っているという具合。

それで、新しいブログを作るにはサブドメイン (http://○○.blogspot.com/ の○○の部分) を決めなきゃいけない。もしかたら、他の人に使われてるかもしれないからね。

今まではサブドメインを指定して、誰かが使ってたらエラーになって、他のサブドメインを試していたんだけど、ついにサブドメイン・チェッカーというのが出来た。

サブドメインが既に取得されているかどうか調べて、もし取得されていたら他の候補を表示してくれるというものらしい。でも、今試してみたら「他の候補」は表示されなかった。日本語モードだとだめなのかな? ともかく新しいブログを開設する時に、ほんの少し便利になった (かな?)。

2006-03-07

coComment バージョンアップ (2006/03)

coComment のバージョン・アップが本家開発ブログで告知された。

今回の目玉は、コメントに「タグ」が打てるようになったこと。コメント投稿前に「投稿」ボタン隣に現れる coComment のロゴをクリック。編集画面をポップアップさせると、「Optional」の「User alias」項目の下に「Tags」という入力欄が現れるようになった。

スペース区切りで複数のタグが入力可能。入力したタグは coComment の管理画面に、リスト (or タグ・クラウド) で表示される。残念なことに日本語はサポートされていない模様 (入力しても無視された)。開発ブログを見ると、二語以上のフレーズも入力できるようなのだけど、ぼくの環境だとダブルクオートもシングルクオートも使えなかった。何か方法はあるのかな?

あと、全ユーザーが入力したタグも参照できるようになってる。

これを見ると、今、firefox と coComment 関連のコメントが多い! なんてことが分かる。面白い!

misc

今回の更新では、タグのサポートの他に

  • ユーザーの関与したコメント全体でなく、ユーザーのコメントだけを配信する RSS
  • Integrate ページ (coComment 未対応のブログを coComment 対応させる方法のヘルプ)
  • パーソナライズされた RSS 用ボタンの作成
  • Forum の検索ボックス

ということが追加された。

coComment されてないコメントも管理するというコメント・クロール機能は、今回はおあずけ。

あとがき

バージョン・アップの告知で、最初 バージョン 0.3f リリースとあったところ、すぐにその記事は削除されてバージョン番号なしの記事に差し替えられた。ぼくの記憶だと前のバージョンは 0.3d。いつの間に 0.3e は出てたのかしらん。もう、バージョン番号を云々というのはやめるのかな?

2006-03-06

Odeo で簡単ポッドキャスト

odeo というポッドキャスト用のサービスがある (ポッドキャストは録音ブログね)。odeo はウェブ上で録音ができる。再生用の Flash プレーヤーが作られる。オーディオ・コメントが寄せられる。ということを okanomail.com の Hit さんが度々取り上げられてて、Podcasting の手軽な選択肢として、Odeo、覚えておこう と心に留めてた。

が、実は、心に留めたのは 2 月の頭だったりして、それから約一か月放置してた。

理由は二つ。一つはマイクが手元になかったこと。物理的な問題ですな。これは、最近音声チャットがしたくなったので購入済。もう一つは、ポッドキャスティング用のネタがなかったこと。こっちの理由の方が大きい。

ほとんどのネタはブログ (文字) で書けて、Podcasting (音) にする必要がない。Podcasting は検索ができないし、ある程度聞かないことには中身が分からないから、同じネタをやるなら文字の方がいい。他のブロガーとのインタビューをポッドキャストしてる人達がいるけど (あれはいいね!)、そんなコネもない。歌や音楽を流すには著作権が五月蝿い。と、ちょっと困ってた。

そんなこんなで時間が過ぎてて、昨日。思いつきのメロディーを odeo に録音することを思いついた。

ぼくは No Music, No Life な人間で、即興的な口笛を吹く。その中にはお気に入りのメロディーが出来たりして、一人喜んだりするのだけど、音楽の教育を受けていない悲しさ。楽譜に落とすことができない。やがて、日々の忙しさに追われてメロディーそのものを忘れちゃう。今まで、何度もそういう悔しさを味わってきた。

でも、ポッドキャスティングなら音のメモとして最適。口笛吹いて、保存しとく。別に無理して公開する必要もないんだから、自分専用のメロディー保存用として利用。odeo は mp3 ファイルを作ってくれるので、そいつをダウンロードしてウェブ上から録音データを消してもいい。そう考えて気が楽になったので、odeo で早速録音してみた。

やり方は簡単。odeo のページから、アカウントを取ってログイン。「Record Audio」を選択。3 分間録音できるさうなので、録音ボタンを押してマイクに向かって話す。録った内容はすぐに再生できるので、聞いてみて満足がいけば「SAVE RECORDING」。駄目なら「CLEAR RECORDING」して再録音。録音した音はトップページの「Recordings」から聞ける。

ブログに貼り付ける場合は、「Recordings」からポッドキャストしたい項目を選んで、「HTML」タブをクリック。mp3 へのリンクと Flash プレーヤー用の HTML ソースが表示される。リンクを張るなり、プレーヤーを表示させるなりお好みで。

音メモ、メロディー・メモとしての odeo 活用。楽しいかもしれないよ。

(追記) 録音した Podcasting は life@aka で公開してます。

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My Products ページ

Google Page Creator で、自作ツールを公開するウェブページを作成した。

clmemo@akaPièce de l'Ensemble で公開した自作ツールへのリンク集にするつもり。ついでに、clmemo@aka 内の関連ページへのリンクも付ける。

同じ目的で、昔、My Programs というページを Pièce de l'Ensemble に作っていたけれども、結局更新しなかった (see clmemo@aka: 自作プログラムへのリンク集)。更新しなかった理由は、更新作業の面倒さ (HTML ソースを作ってから FTP 転送) にあるかと思う。反省。Google Page Creator は、ウェブ上で編集できるので、比較的楽なんじゃないかと期待してる。今度こそ、三日坊主にならないように気をつけやう!

まだ作りかけで FeedBurner API と Google Personalized Home API しかないけれど、時間を見付けて充実させていきます。

ja.reddit Flare Unit

先日書いた Flare API の記事の続き。

Flare API で作った Flare Unit を登録しようとするとエラーになる問題は、気付いたら修正されてた。

はてなブックマークに登録する Flare Unit に続いて、reddit に登録する Flare Unit も作ってみたのでお試しあれ。

2006-03-05

Cute Overload オリジナル T-Shirt 予約受付中

かわいい (主に動物の) 写真を集めているキュート系ブログ Cute Overload がオリジナル T-Shirt を発売する。

T シャツの絵柄はハムスター。2006 年 1 月末の読者アンケートで決まった。そこら辺の経過については、過去記事をどうぞ。

気になるお値段は、20.00 $ (約 2300 円)。デザインを指定して T シャツを作るサービスというと、Press Cafe が有名だけど、シャツの質は Press Cafe より良いとのこと。発送は 2006-04-28。

少し分からないのが、次の文言。

This item is only available for pre-ordering until Friday, March 31st.

2006-03-31 までに予約注文する必要がある?

ref

2006-03-04

ソーシャル・ニュース・サービス reddit 日本語版

ここ数日、Referrer に reddit というサイトが上がってる。

覗いてみるとブックマークがずらりと並んでて、ソーシャル・ブックマーク・サービスのように見える。そこで使い方を説明したページを探したのだけど見つからない。Google さんに聞いてみたら、どうやらこれは単なる Social Bookmark ではないらしいということが分かってきた。

どうやら reddit はソーシャル・ニュース・サービスという括りに入るらしい。海外では digg が同種のサービスとして有名。

どーんとやってみよう さんが詳しいレビューを書いてて参考になる。

reddit の魅力って?

日本語版が出てることが大きい。digg を見ると英語の記事ばかり並んでる。ぼくら日本人にこれはちょっとツラい。その点 reddit は、本家 reddit (http://redit.com/) こそ英語記事が並ぶものの、http://ja.reddit.com/ には日本語の記事が集められる。いくら良質のニュースが集まってても、New York Times (英語版) より朝日オンラインを読みたい、って感じ。

それで、reddit がはてなブックマークdel.icio.us と比べてどう違うのかも少し説明。

まず、reddit でページを登録。これは他のソーシャル・ブックマーク・サービスと同じ。次に登録したブックマークに対して、他のユーザーが「良い」「悪い」の評価をする。評価の高いブックマークは、reddit のトップページに表示される。

はてなブックマークのホット・エントリーに似ているけど、

  • 「悪い」という評価を与えられる
  • 同じ URL はブックマークできない (代わりに最初に登録した人のブックマークに「評価」を加えるという、のっかりブックマークみたいな形になる)

という点が違っているかな。

そして、自分の下した評価から、reddit はお勧めブックマークを選んでくれるという。きっと、「良い」ブックマークをしたブックマーカーからブックマークを集めて、「悪い」ブックマークしたブックマーカーのブックマークを除く形でお勧めを見付けるんでせうな。

Blogger 関連のブックマーク (or 評価) ばかりしていれば、自然と blogger 関連のブックマークがお勧めで上がってくるんでせう。はてなブックマークだと「お気に入り」のユーザーを「自分」で選んでいたけれど、それを機械にやらせてしまおうという発想かな?

なかなか興味引かれる reddit。登録しようとしたら、失敗した。思いつくユーザー名を全部試したけど、そのユーザー名は使われてるよって言われた。

(追記): と思ったら成功した。ユーザー名は ataka。これから、ちょっと試してみやう。

(追記): ぼくの集めた記事 (ニュース? ブックマーク?) を下記 URL で公開してます。お時間があればどうぞ。

Google Personalized Home の column 幅を変えるモジュール

昨日の clmemo@aka: Google Personalized Home 公式モジュール充実の記事に引き続いて、公式モジュールから Google Personalized Home のカラム幅を変えてくれるモジュールを紹介。

通常、33% : 33% : 33% で強制なカラム幅を好みの割り合いに変えられるようになる。

Screenshot of Google Personalized Home 3 column つまり、こんな感じに一番左のカラムを大きくしたりといったことも思いのまま。天気情報とかカレンダーとか朝日ニュースとか、横に長いつが見易いコンテンツも多いので、重宝。

という記事で願ってたことが叶って、いと嬉し。

ref

2006-03-03

Google Personalized Home 公式モジュールが充実

Google の Personalized Home 公式モジュールは

で公開されてる。

このページのモジュールはつい先日まで非常に数が少なかった。公開直後 (2005-12-14) はたったの 5 つ。2005-01-27 の調べでは 19 個だった。

それが今日、見てみると大増殖してた。その数、なんと 230。もう名前を列挙する気も起きないよ。

ちなみに非公式 Google Module 集積所である Google Modules にはのべ 470 強のモジュールが公開されてる。

両方に登録されているモジュールもあれば、片方だけに登録されてるものもあるので、モジュールを探す時は両方のサイトで検索をかけるのがいいでせう。

from Google Group

Google Group を漁ってみると、こんなのを見つけた。

2006-02-16 のポスト。投稿人は Google emploee。いろいろ不具合修正して、モジュールの数を増やしたよ〜、という内容。

気になったのは

- RSS output: add &output=rss to the URL.

という記述。最新のモジュールが追加されたら、それを RSS でお知らせしてくれる機能のように見える。で、その URL は

  • http://www.google.com/ig/directory&output=rss

だと言っているんだと思うんだけど... 訪ねてみると 404 Not Found になる。何か読み間違えてるのかなぁ?

とりあえず、公式モジュールが沢山増えたということで、お楽しみあれ。

追記: 公式モジュールの RSS は、以下の URL で配信されています。BRO さん、コメントを下さりありがとうございます。

2006-03-02

生まれて 10000 日 |Emacs|

ChangeLog メモ ユーザーの memo.xight.org さんがブログを始める。その summary がイカしてる。

生まれてから今日で10000日目. 新しいことを始めるには良い機会なので,blogを始めてみます

ほほう。そういう記念日の考え方もあるんだね。

ちょっと Blog Search で調べてみたら、そういう事を考える人は案外いるみたい。

さらに驚いたのは、(年齢ならぬ) 日齢を調べるためのサービスまであること。

そこにはこんな事が書いてある。

齢(生まれてからの時間)を表すものは、 今まで「年齢」しかありませんでした。 日にち(日齢)で、これを考えなおしてみる。 すると、いろいろなことが分かってきます。 人生の楽しみも増えてしまいます。 年齢によって苦しんでいたことも、 ちょっぴり解決するかもしれません。

日齢を調べるのも面白いかもしれない。

Emacs のカレンダーで...

さて、せっかくなので Emacs のカレンダーで「生まれて 10000 日目」を調べる方法をば。

誕生日が 1979 年 1 月 1 日とすると、

M-x calendar                ; カレンダー・モード起動
M-x calendar-goto-date      ; 誕生日に移動
Year (>0): 1979             ;  年を入力
Month name: January         ;  月を入力 (補完あり)
Day (1-31): 1               ;  日を入力
C-u 10000 C-f               ; 10000 日後へ C-f (calendar-forward-day)

するとカーソルが 2006 年 5 月 19 日に移動する。つまり、この日が 1979-01-01 から 10000 日後になるわけ。

ちなみに、ある期間の日数を調べる場合は、その期間をリージョンで囲って M-x calendar-count-days-region する。

2006-03-01

FeedBurner の Flare API

本家 FeedBurner には FeedFlare という機能がある。どういう機能かというと、フィードのフッターに del.icio.us の登録リンクとか Technorati のタグを貼りつけられるというもの。

どうやら 2 月の頭に API が公開されていたらしく、ユーザーが自由に FeedFlare を作れるようになってた。Reference を参考に XML ソースを書いて、FeedFlare の Personal Flare 欄に XML ファイルの URL を入力すればいいらしい。

早速、はてなブックマークに登録するための Flare を作ってみた。置き場所は、もちろん Google Page Creator。(もしかしたら、もう誰か作ってるかもしれないけどね)

それで試そうとしたら、FeedBurner さんはこうおっしゃる。

There was a problem retrieving that Flare Unit URL.

公式 Flare でも同じエラーになったので、どうやら FeedBurner 側に問題があるらしい。早く、テストしてみたいんだけどなぁ。

まぁ、こういう機能があるそうですよってことで。

(追記) Flare Unit が取得できない問題は修正されたようです。はてなブックマークへの登録、できます ;)

Google Japan Blog 始まる

Google が日本公式ブログを今日 (2006-03-01) から始めた!

もちろん、ブログ・サービスは Blogger! ちゃんと、サイドバーにGoogle BlogはBloggerを使用しています。 って書いてあるんだから ;) これで、Blogger の認知度も少しは高くなると嬉しいね。

最初の記事は、ブログ開始の挨拶。公開日時が 2006-03-01 10:14 AM となってるのだけど、2006 年 2 月のアーカイブに入ってる。ありゃりゃ?

二つ目の記事 (この記事を書いてる段階だと、これが最後の記事) は、Google の新卒採用について。会社説明会の締切は過ぎてるけど、応募自体の締切は 2006-03-09 とのこと。腕に覚えのある方々は、受けてみてはいかが?