ストラさんを自宅にお招きして、オーディオ・オフ会を行なった。友達以外では初めての訪問者なので、ドキドキ。
ストラさんは、13 時に最寄駅に到着。ありがたいことにお菓子をお持ち下さった。リンツァーというお菓子。写真は、二人で食べたものを撮影。本当はもっとギッシリ入ってた。
折り畳み机を取り出して、ティー・タイム。BGM はパッフェルベルのカノン。お茶にはティー・パックのプリンス・オブ・ウェールズ。折角、美味しいお菓子をご用意下さったのに、ティー・パックのティーなんぞで申し訳ない。お茶をしながら、オーディオ談義。
オーディオ・システムを聴いてもらう
ティー・タイムを終えたら、オーディオで音楽を聴いてもらった。机を片付け、リスニング・ポジションに椅子を配置。ストラさんご持参の CD を聴いてもらう。クラシック中心。ピアノ曲 (ベートーヴェンとリスト)、コントラバスとオルガンの曲。3 人がチェロ (コントラバス?) を弾く曲。あとジャズの曲も一つ。
生音を多く聴かれるというストラさん。聴き終えてのご感想は...
- スピーカーの間隔が離れ過ぎている。部屋の長辺にスピーカーを置いているが、短辺に置く方が良いのではないか? もしくは、スピーカーのサイドに音を反射させる板を立ててはどうか?
- 真ん中の音が薄い
- ソースによって、中心の音像が上に上がる
- ステレオの音源で、中心にある音が左右のスピーカーからも聞こえて、三重に聞こえてしまっているものがある
- スピーカーの間に音が少ない。外側に拡散してしまっている。
- 奥行きがない
- 高さがない
- 低音が柔らかい (ベースのアタック感が弱い、パイプオルガンの地を這う様な重低音が出ない)
- モノラルの音像が小さい
半分は自分でも至らないと思っていたこと。流石に良い耳をしていらっしゃる。ビシッと指摘された。残る半分はぼくが気がついてもいなかったこと。特に真ん中の音が左右からも聞こえて三重分身しているというのは、かなりショックだった。「BGM ならこれで良いけれど、音楽鑑賞には...」厳しいお言葉。う〜ん、ウチのオーディオはまだまだ人様に聞かせるレベルに達していないみたい。もうちょっと、スピーカー・セッティングを練ってみなくちゃねぇ。
もう一点。ぼくのスピーカー・システムは左と右で音の広がりが違う。左側は音がよく広がり、右側はちょっと音がスピーカーの後ろに貼り付いた感じに聞こえる。自分のオーディオを聞く時には、つい気になってしまう。この点をストラさんは指摘しなかった。あまりにひどすぎて、指摘するのも憚られたのかしらん。
ストラさんのオーディオ観 (?) は「オーディオはアンプ (パワー・アンプ) が命。他は特に何でも良い」。フーム。オーディオ歴 4 年のぼくには分からない境地。あと、ぼくが使ってるベーゼンドルファーは良いスピーカーだと、始終褒めて下さったてた。とてもありがたい。というか、他に褒める点が無かったという気もするが ^^;
ステレオ再生が及第点に達していないので、ぼくからかける CD は特になく。モノラル録音のピアノ演奏一つとポップスを二つほど聞いてもらって、ストラさんご帰宅の時間とあいなった。本当は色々な曲を一緒に聞きたかったのだけど、残念。
そうそう、ストラさんは色々なオーディオをやっている人達と交流を持っているらしく、かなりのお宅訪問もなさっている。色々とお話しを伺ったが、メモを取ってたわけじゃないので、人とその人のオーディオがごっちゃになっちゃった。それに比べると、ぼくの活動力の低さときたら。反省しなくっちゃ。
次回に向けて
ぼくの部屋は 6 畳半に、大きな PC 用の机、布団、CD ラック 2 つ、本棚 2 つ、ラック 2 つ、そしてオーディオが詰まってる。オーディオの配置 (特にスピーカーの配置) については、かなり自由度が小さい。でもやりたいことは多い。スピーカーはもっと後ろの壁から離したいし、スピーカーの横にラックなどを置きたくないし (ラックの中の物が呶音材になっちゃってる)、スピーカーの間にオーディオ・ラックも置きたくない。リスニング・ポジションは後ろに下げたいけれども、後ろには本棚がある。
いずれ引越をしよう。そしたら、改めてストラさんに音を聴きにきてもらおう。