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2012-04-25

Google Drive が 18 のパートナー・サービスと連携 〜 MindMeister など

Google Drive はサービス・インに合わせて 18 のパートナー・サービスと既に連携を始めている。リリースの話の中であまり話題になっていないのは何でだろ。Google Japan Blog の概当部分を引用する。

Google ドライブ はオープンソースなプラットフォームとして開発していますので、多くの社外の開発者との共同作業も進めています。これらのアプリを使用することで、例えば、Google ドライブ から直接ファックスを送ったり、Google ドライブ 上でビデオを編集したり、ウェブサイトのモックアップを制作することも可能になります。

Google Japan Blog より引用

サラリとした文章。これは読み飛ばしてしまいそう。

これなら英文だけど、AllThingsD の説明の方がグッと来る。

In addition to creating regular Google Docs files, users can install apps through the Chrome Web Store. The 18 launch partners include HelloFax (faxes), Balsamiq (mock-ups), Lucidchart (diagrams), DocuSign (signatures), SlideRocket (presentations) and MindMeister (mind maps).

Meet Google Drive: Specs and Screenshots - Liz Gannes - News - AllThingsD より引用

Google Docs のファイル作成に加えて、Chrome Web Store からアプリをインストールできる。その数は 18 個だよ... と言って 6 つのアプリ例が挙げられている。どのアプリがサポートされているかは、Chrome Web Store を覗くのが手っ取り早い。

18 のアプリ名を列挙する: SlideRocket (プレゼン)、HelloFax (FAX)、WeVideo (動画編集)、AutoCAD WS (CAD)、Lucidchart (作図)、Pixlr Editor & Pixlr Express (画像編集)、Balsamiq Mockups (モックアップ)、MindMeister (マインドマップ)、Revisu (レビュー・フィードバック)、Pixorial (動画共有)、Aviary (画像編集)、Floorplanner (間取り作成)、Desmos (数式プロット)、Smartsheet Project Management (プロジェクト管理)、DocuSign (電子署名?)、Gantter (プロジェクト管理)。

リンクは Aviary と DocuSign 以外、各サービスのブログ記事 (Google Drive との連携を伝えている) に張ってある。

MindMeister の場合

各アプリによって Google Drive の使い方は違うと思うけど、一例として MindMeister を取り上げてみる。

MindMeister の Google Drive コラボ機能は以下の様になる:

  • Google Drive と MindMeister 間で、シームレスなインポート/エクスポート
  • Google Drive 上で、マインドマップの作成・共有・共同編集
  • Google Drive 内のファイルを直接マインドマップに貼り付け
  • 全てのデバイス・クライアント間で自動同期
  • Google Contacts とマインドマップを共有・共同編集
  • MindMeister アカウントに Google アカウントでログイン

MindMeister はベーシック・プラン (無料) だと 3 つまでしかマインド・マップを作れないけれども、Google Drive を使うとこの制約は外れるのかな? 確認してみよ。

あとがき

まあ、こんな具合にファイルの保存場所にしたり、共有・共同編集が可能になるらしい。これは、意外と便利な機能かもしれない。MindMeister 以外、ほとんど知らないウェブ・サービスなので、これを機会に触ってみようかな。

2012-04-13

マインドマップ・サービス MindMeister 再レビュー 〜 五年が経って

マインドマップ。それは、アイデアや情報を「絵」と一緒にマッピングする発想法であり、ノートの取り方。ページをキャンバスの様に使い、中心に重要項目を、より外に向かうにつれて関連する細項目を描いてゆく。ぼくはほぼ九年に渡ってマインドマップを使っているが、アイデアを纏めるのに重宝している。

ザ・マインドマップ

マインドマップの良い所は、「絵」を含めること。記憶術にも繋がるのかもしれないけれども、ただ「文字」を書くだけよりもノートへの理解が深まる。フリーに描くスタイルも特徴的。列挙型ノートに比べて、見栄えも良い。

代わりに失なったものもある。あまりに自由度が高い記述法なため、手描きすることが前提になってしまう。パソコンでマインドマップを描くのは困難。

とはいえ、パソコンでマインドマップを描きたいという欲求も強い。様々な困難を排して、ウェブ・サービスとしてマインドマップを扱える様にする試みがいくつもある。その中で、特にぼくが好むウェブ・サービスが MindMeister。

このサービスは2012-03-22 で 5 年を迎える。当ブログでは、2007-03-11 にレビューを書いている。当時はプライベート・ベータ版だった。5 年を経て、MindMeister は素直に進化した。

  • マインドマップの見た目は、よりスマートに
  • ツール・バーは、よりシンプルに
  • 項目に対するプロパティーは、より詳細に

加えて、iPhone/iPad/Android アプリの提供。Twitter, Facebook, Blog といった各種媒体での情報提供。そして「日本語」版の提供。最初は武骨なデザインだけど、JavaScript だけで組まれている (5 年前から Flash は使っていなかった) ことが魅力なウェブ・サービスも、UI・UX ともに大きな向上を見せている。

プラン

MindMeister はプライベート・ベータが終わって、ちゃんとしたプランが出来た。大きく分けて、5 つ。1 つはアカデミック・パック。この説明は割合する。一般のユーザーが使う場合、4 つのプランから選ぶことになる。すなわち、ベーシック、パーソナル、プロ、ビジネス。以下にプランごとの機能をまとめてみた。

Basic Personal Pro Business
価格 無料 4.99 ドル/月 9.99 ドル/月 14.99 ドル/月
マップの数 3 つ 無制限
インポート ? MindManager, Freemind, テキスト・ファイル
エクスポート ? MindManager, Freemind, PDF, RTF, 画像 同左 + Microsoft Word, Porwerpoint
サポート なし 8x5 メール・サポート 12x7 メール・サポート 24 時間サポート

この他に、ベーシックからパーソナルにアップグレードすると、オフライン・アクセス機能が付く。パーソナルからプロにアップグレードすると、更にチーム内でのプロ・アカウント機能の共有 (で合ってると思うけど)、リンクを使っての共有、統計レポート機能が付く。ビジネスになると、自動バックアップ、複数のチーム管理者機能が付く。

ベンチャーなら、「プロ・プラン」あたりが良いかもね。個人で使う場合は、ベーシック・プランかな。パーソナル・プランは魅力だけど、よほどマインド・マックを活用している人でないと、月 5 ドルは大きい。

プロ・プランへの誘い

MindMeister からメールが届いて、ぼくの 5 年前のレビューを読んだという。そして、プロ・プラン用のライセンス・コード (一年分) を 3 つ貰った。一つはぼくが使ったので残り 2 個。興味のある方は、twitter なり Facebook なりコメントなりで連絡先を教えて下さい。先着 2 名にライセンス・コードを差し上げます。なくなりました

2007-03-13

Flash ベースのマインド・マップ作成サービス Mindomo

一昨日レビューした MindMeister には、描けるマインド・マップの数が 5 つまで (有料アカウントは無制限。現在はプライベート・ベータ中なので制限はかけられていない) という制限があった。そこで、他にもオンラインでマインド・マップを描けるサービスはないかと探してみたところ、Mindomo というサービスを見つけた。

Mindomo は、Flash ベースのサービス。日本語も通る。現在ベータ版として公開中。プライベートで作れるマップの数は 7 つまで。プレミアム版にアップデートすると無制限にマップを作れる。また、公開のマインド・マップの作成にも数の制限はない。マインド・マップの表現力は MindMeister よりかなり上。ぼくはこのサービスを使うために、Flash 9 をインストールした。

Mindomo

Mindomo にログインすると、「Launch Mindomo」というボタンがある。これをクリックすると、別ウィンドウが開いて、マインド・マップ編集画面が現れる。ちなみに Mindomo の編集ウィンドウは画面いっぱいに開く。この仕様には閉口。

Mindomo

さて、Mindomo のツール・バーは二段構成。上のツールバーは、更に三つのドメインに分かれてる。左から順に見てみませう。

  1. 編集ドメイン: 「保存」「アンドゥ」「リドゥ」
  2. 下のツールバーの切り替えタブ: 「Home」「Topic」「Task Info」「Map」「Images」
  3. 画面操作ドメイン: 「表示レベル制御」「ズーム・レベル制限」「Info」

MindMeister と違って Mindomo は自動保存機能を持たない。その代わり、「保存」ボタンはユーザーが押し易い場所に設けてある。その他、よく使いそうな「アンドゥ」「リドゥ」「表示レベルのコントロール」「ズーム・レベルのコントロール」といった機能も、上のツールバーに配置されている。

※「表示レベルのコントロール」について補足説明。「1」というボタンを押すと、根っこから 1 番目のノードだけが表示され、それより深いノードが隠される。同様に「2」は根っから 2 番目までのノードだけが、「3」は根っこから 3 番目までのノードだけが表示される。「All」をクリックすると、全てのノードが展開される。

下のツールバーは、ツール・ボックス。上のツールバーのタブを操作して、「Home」「Topic」「Task Info」「Map」「Images」の五つの編集機能を切り替えることができる。以下、タブごとに提供される機能を列挙しませう。

Home

基本的なマップの編集機能を提供

  • マインドマップのインポート
  • プライベート・マップは 7 つまで保存可能 (プレミアム版に数の制限はなし)
  • パブリック・マップの数は無制限 (公開用 URL あり)
  • マインド・マップを画像 (PNG, JPEG, GIF) にして保存可能
  • 印刷機能
  • 多彩なフォント (11 書体、サイズ変更、色変更、ボールド、イタリック、アンダーライン)
  • アラインメント (左寄せ、中央、右寄せ)
  • 多彩なシェイプ (線・丸・四角など、シェイプの塗り潰しも可能)
  • 多彩な枝 (太さ、色、スタイルなどが変更可能)
  • アイコンも用意されている

なお、基本的な編集操作にはキーボード・ショートカットも用意されている!

Topic

トピックの編集機能を提供

  • レイアウトの変更 (中央配置にするか、右/左向きツリーにするかなど)
  • サブ・ツリーを囲む境界線 (塗り潰しも可能)
  • ノード間に Relationship を表す線を引ける
  • ノードに「ノート」を追加可能
  • ハイパーリンクを付けられる
Task Info

タスク管理機能を提供

  • タスクの開始日・締切・期間を設定可能
  • タスクをアサインする人物を設定可能
  • 優先度を入力可能
  • 達成度を入力可能

Mindomo のタスク管理機能については、POP*POP さんも取り上げてらっしゃる。

Map

マインド・マップ全体の設定

  • マインド・マップの背景色を設定
  • マインド・マップのサイズを設定
Images

画像をマインド・マップに表示可能

  • 挿入した画像はサイズ変更可能
  • 予め用意されている画像は 48 個
  • 外部画像の URL を指定することもできる

有料版について

Mindomo の有料版は三種。Premium 版と Business 版と Education 版。このうち、Business 版は企業などがイントラネットで Mindomo を使うためのバージョンで、Education 版はそれの大学版。どちらも個人で買うようなものではない。従って、Premium が一般ユーザー向けの有料版という位置づけにならう。

Premium 版は一月 4.99 ユーロ。日本円にして、770〜780 円。一年で約一万といったところ。メリットは、フリー版より高速なサーバーが使えること。プライベート・マップの数の制限がなくなること。グループ編集機能の提供。https アクセスの提供。200 MB のストレージ・スペース。

プレミアム版は、ベータ版終了時にスタートするとのこと。

MindMeister との比較

Mindomo と MindMeister の違いは、Flash と JavaScript のメリット・デメリットの差と言い換えてもよいかもしれない。

まず Mindomo (Flash) の良さは、圧倒的な表現力の高さ。それからパフォーマンスの高さ。これらは今の JavaScript だけで作ったサービスにはないものだと思う。また、Flash さえ動けば、OS やブラウザーを問わないのも嬉しい。

一方の MindMeister には、ブラウザーごとの JavaScript 依存性がありそう。とはいえ、Flash には OS 依存性がある。例えば、Flash 8 が Linux で公開されることはなかったし、Flash 9 の Linux 版も Windows 版より遅かった。Mindomo が Flash 10 必須になった時に、Linux 版 Flash 10 がリリースされてる保障はない。「Mindomo は Flash さえ動けば」使える。でも、肝心の Flash が OS によっては用意されてないかもしれない。それが怖い。JavaScript は、そういった OS 依存性がないので安心といえば安心。

表現力では圧倒的に劣っている MindMeister だけど、目につく所はいくつかある。自動保存・履歴機能、共同編集機能 (with Skype)、Wikipedia や del.icio.us へのリンク機能。特に Wikipedia へのリンクには、MindMeister のセンスの良さを感じる。

MindMeister との比較 その二

ひよっこエンジニアリングさんが、MindMeister で「システム開発ツール」というマインド・マップを書いてらっしゃる。

そこで、全く同じマップを Mindomo で描いてみた。表現力の違いがよく分かる。

Mindomo - システム開発ツール

ザ・マインドマップ

2007-03-12

MindMeister のユーザー登録について

昨日のエントリーで、

30 分も待つと Invitation Mail が届くはず。

clmemo@aka: マインド・マップを描くオンライン・サービス MindMeister より引用

と書いた。けれど、何人かの人達に、「Invitation Mail が届くまで 4〜5 時間かかった」との指摘を受けた。ぼくの時は、運が良かったのかもしれない。まぁ、そういうこともあるということで。

それから、

30 分も待てない方は、@aka に Google Talk して下さい。

clmemo@aka: マインド・マップを描くオンライン・サービス MindMeister より引用

と書いたけれど、今日は一日中外に出てて音信不通になっていた。メールでコンタクトを取ろうとして下さった方々には、とんだ待ちぼうけを喰わせてしまった。申し訳ない。ごめんなさい。

2007-03-11

マインド・マップを描くオンライン・サービス MindMeister

4 年位い前に、マインド・マップを使い始めた。普段は、Rhodia 16 や無地の A4 ノートにマップを書いている。マインド・マップは手を動かして、絵や色を駆使して描くのが楽しいし頭に入り易い。

とはいえ、PC 上でマインド・マップが書けたらいいなぁ、とも思ってた。マインド・マップを書くツールとしては、FreeMind というツールが有名なんだけど、Java 上で動くソフトだった。ぼくは Java のソフトが苦手なので、ちょっと敬遠していた。で、何かよいサービス (ツール) はないかとウジウジしていたら、ひよっこエンジニアリングさんが MindMeister というサービスを紹介していた。試してみたところ、使い勝手がいいのでちょこっとエントリーにしてみる。

MindMeister

MindMeister は、現在 Private Beta なサービス。オンライン上でマインド・マップを描くことができる。日本語も問題なく通る。

MindMeister は Flash ではなく JavaScript で作られているので、ブラウザー依存性が高いかもしれない。とりあえず、ぼくの使ってる Firefox 2.0.0.2 では問題なく動いている。Linux では最新の Flash 9 で不具合が起きたりするので、Flash より JavaScript ベースのサービスの方が (Linux ユーザーのぼくは) ありがたい。

MindMeister

MindMeister では、マインド・マップの編集を (画面上方の) ツール・バーからほとんど行なうことができる。ツールバーは、左から順に「ノードの追加」「ノードの削除」「切り取り」「コピー」「ペースト」「アンドゥ」「リドゥ」「表示色の変更」「アイコンの追加」と並ぶ。また、キーボード・ショートカットも豊富に用意されており、効率良く編集が出来るよう工夫されている (ex. TAB: 子ノードの追加、RET: 兄弟ノードの追加、矢印キー: ノード間の移動、SPC: ブランチの開閉)。

MindMeister で面白いと思ったのは二点。一つ目は、「保存」ボタンがないこと。ユーザーが描いたマップは、全て自動保存される。保存したマップは Revisions (版) が振られ、ユーザーは過去のマップにアクセスすることが可能になっている。

二つ目は、画面下方にある del.icio.us と wikipedia のアイコン。このアイコンは、編集中のノードの del.icio.us / wikipedia へのリンクになっている。例えばスクリーン・ショットの場合だと、「Skype」というノードを編集中で、del.icio.us のアイコンは del.icio.us の skype タグへ、wikipedia のアイコンは Wikipedia の Skype のページへのリンクになっている。マインド・マップは、まとめノートとして使うことも多いので、del.icio.us / wikipedia へのリンクはいいね。

MindMeister - Link to del.icio.us / wikipedia

その他、MindMeister の機能を落ち穂拾いしませう。

  • ブランチの開閉が可能
  • マップのズーム機能あり
  • マップの印刷機能あり
  • 背景のグリッドの表示は ON / OFF 切り替え可能
  • FreeMind / MindManager 形式の Import / Export が可能
  • 共有 (Share) 機能あり (閲覧のみ / 編集可を選択可)
  • Skype を使った共有ユーザーとディスカッション機能あり
  • 公開 (Publish) 機能あり

Private Beta

現在、MindMeister は Private Beta という位置付け。新規アカウントを取るには、Invite Code が必要。

Invite Code を入手するには、MindMeister のトップページから「Subscribe to Newsletter」にメール・アドレスを入力する。30 分も待つと Invitation Mail が届くはず。

※ 30 分も待てない方は、@aka に Google Talk して下さい。紹待状が 20 通分手元にあります。

なお、private beta 中は、有料ユーザー ($4.16/month) と無料ユーザーの間に区別はない。サービスが正式にリリースされたら、マップの数は 5 つに制限がかかり、Freemind / Mindmanager のインポート / エクスポート機能は使えなくなる (詳しくはこちら)。マップ数の制限は痛い! ベータがずっと続くといいなぁ ^^;

ザ・マインドマップ