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2015-05-21

Twitter Flock 2015 Tokyo に参加した

2015-05-19 (火)、Twitter 社が開発者向けのカンファレンス「Twitter Flock」を開催した。Twitter Flock は世界中で開かれ、東京はそのツアーのラストだった。

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概略

  • 日時: 2015-05-19 (火) 14:00-18:10
  • 場所: ラフォーレミュージアム六本木
  • 参加費: 無料
  • 定員: 200 人くらい?

会場は公開無線 LAN あり。電源はなし(?)。

講演内容

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講演は 6 つのセッションから成った。内容は Twitter のモバイル向け (iOS/Android) フレームワーク Fabric と関連するライブラリーの説明。講演者は基本英語を話して、同時通訳用のヘッドセットが用意されていた。

簡単に内容をまとめてみる。

  1. オープニング・スピーチ: Fabric の紹介とパートナー企業による利用事例紹介。招かれたのは三者: サイバーエージェントcameran by リクルート、OneNews from かみあぷ速報。サイバーエージェントは各種アプリで Twitter のライブラリーを使っているということで全般的な話を、残る二者は代表するアプリに絞って話を聞いた。
  2. Digits: 電話番号 + SMS による認証を提供するライブラリー。電話番号と SMS API は国をまたがると複雑化して管理しきれなくなる。Digits はそういった難しいことを全部ひき受けてくれる。多言語化もサポート。なによりフリーなのが嬉しい。Digits には HTML5 版も提供される。216 か国、32 言語に対応。
  3. Crashlytics: クラッシュ・レポートを提供するライブラリー。(App Store/Google Play に申請する前の) 社内テスト配布のための仕組み Beta by Crashlytics の説明も。また、リアルタイム解析エンジン Answers の紹介もあった。これは Google Analytics のようなもの。Crashlytics を利用することが前提になっている、
  4. TwitterKit: Twitter を使ったシングルサインオン、ツイート送信、タイムラインの取得+表示を行なうライブラリー。Twitter の API を叩くよりも簡単に、アプリから Twitter を操作できるのがウリ。先に紹介された OneNews は Twitter のタイムライン表示をこれでやっている (という話だったはず)。レンダリングまで任せられるのは便利。
  5. プロモーション: Twitter を使ったプロモーションの話。スーパーボウルで流された CM や Path の事例が紹介された。話は少しそれるけど、ディープリンク (twitter:// など) の利用についても詳しく説明があった。
  6. MoPub: Twitter が提供するアプリ向け広告 (Ads)。Twitter という巨大なネットワークを元にモバイル向けの広告を集めている・配信できる、というのが強みなのかな。

Fabric を使うと、Crashlytics, TwitterKit, MoPub を数ステップでアプリに組み込むことができるようになる。そうそう、デモで使用したアプリ Cannonball のソースコードは Github で公開している。ありがたい。

あとがき

Twitter が提供するライブラリーの説明に終始していたけれど、どれもモバイル向けに特化していて一度は使ってみたいと思うものだった。企業によるアプリ開発だけでなく、個人開発でも使えそうなのが良かった。自分用のアプリに組みこんで遊んでみたい。

2013-02-16

NTT R&D: このつぶやきを書いたのはどんな人?

NTT レゾナント主催のブロガー・イベントで、NTT R&D フォーラムを見学した。展示のレビューを書く。

Twitter のつぶやきからプロフィール特定

展示では、サービスに Twitter のアカウントを入力したら、性別・年代・居住地・既未婚・職業の五項目を表示するデモを行なっていた。他のブロガーさんが、的中率が高いと喜んでいたので顔を出してみる。

スタッフ曰く、現在 70% の正解率。最近 150 ツイートを使って判別するとのこと。さて、ぼくの Twitter アカウント @at_aka を入力してみた。

  • 性別: 男性 (正解)
  • 年代: 不明 (ヲイ)
  • 居住地: 関東 (正解)
  • 職業: 会社員 (不正解)
  • 結婚: 未婚 (正解)

え〜と、3/5 正解だから正解率 60%。いいんじゃないかな?

職業... 今はまだ無職なのよね。就活中。まだ会社員ではないのだよ。学生でもないけれど。ツイートを見て、「不明」(無職というカテゴリーはなかった) とするのは流石に無理があったかな。

年代不明。ちょっとショックだな〜。スタッフの人に何歳に見えますか? と聞いてみたら、20 代との答え。リップ・サービス?! う〜ん、34 なんだよね。

仕組み

ざっくり言えばベイジアン・スパム・フィルターと同じ。

このスパム・フィルターでは、最初にスパムでないメール数万通とスパムなメール数万通を用意する。そして、スパムでだけ使われる特徴的な単語を抽出させる。正常なメールも用意する所がミソで、スパムにもスパムでないメールにも両方で使われる言葉を除外できる。本当は統計的な処理が入っていろいろ複雑なんだけど、そこら辺の説明はパス。

同じ様なことを各プロフィールごとに行なう。

年代であれば、20 代・30 代・40 代・50 代のツイートを用意する。スパム・フィルターはYes/No の 2 つしか判定しないけれど、少し応用すれば 20 代しか使わなくて 20 代以外は使わない言葉。30 代に特徴的な言葉。40 代に〜、50 代に〜 とデータが抽出される。

スパム・フィルターが、時々スパムを通してしまったり、正しいメールをスパムと誤認する様に、最初の方は精度に難がある。そこで、もう少し学習をさせる。そして、出来上がったのが、正解率 70% のプロフィール特定機能。

あとがき

Twitter で知り合いを検索してみた。かなり当ってた。

サービスとして公開したら、色んな人の情報が赤裸々にされてしまいそう。隠れて Twitter やってる人が、都道府県や職業まで当てられたら怖い。今回のデモでは 150 ツイートしか取って来ていないけど、1000 ツイートとか 1 万ツイート取得したら、精度が更に上がりそう。

また、デモでは五項目しか調べていなかったけど、趣味・年収・子供はては性格分析までやろうと思えば出来ちゃいそう。CIA とか本気で開発しそう (映画の見すぎ?)。正解しすぎるのも問題ね。

2013-01-29

Twitter にマンガ用裏アカウント @akaxp を作った

Twitter に主にマンガ用の裏アカウントを作った。

@akaxp について

ぼくはマンガが好き。映画が好き。

でも、マンガって雑誌を読み終えて直ぐに感想をツイートすると、ネタバレになっちゃう (映画もそうね)。

Twitter のマナーとして、これはいけない。仮にそんなことをする人がいたら、ぼくはその人をアンフォローすると思う。だって、未読のマンガの感想を朝一で読んだりしたら、結果の分かってるスポーツを見る様なものだから。

けれど、すぐに心の内を叫びたい欲求は捨てがたい。そこで思いついたのが、別アカウントでツイートする方法。これなら、フォローするも自由だし、リストに入れるって方法も取れる。ぼくのメイン・ツイッター・アカウントとも衝突しない。

そんなわけで、約一か月。試験運用してみた。2012-01-29 現在 156 のツイートがある。このツイートを読んでお気に召したら、フォローして欲しい。

運用ルール

  • マンガ雑誌の感想は「タイトル/話数: 」で始める
  • マンガ単行本の感想は「タイトル;巻数: 」で始める
  • 話数・巻数が分からない時は省略
  • 映画の感想は「タイトル: 」で始める
  • ネタバレありで書く
  • 雑誌名は文字数制限の関係で省略 (気になる人はリプライでお尋ねあれ)
  • 登場人物は基本敬称なし (これも文字数制限の関係で...)
  • フォローするのは、マンガ家や出版社、マンガ・レビューを書いている人のみ (TL をなるべくマンガ限定にしたいから)
  • フォローされたら、本家アカウントでフォロー返し (必ずするわけじゃないけど)

一部の雑誌は、マンガ喫茶でまとめて読むので、感想が二号連続になったり、一か月以上遅れることもあり。

とりあえず、こんな感じで @akaxp を使い続けてみるつもり。どうぞ、よろしく。

2013-01-19

2012 年、多く読まれたエントリー トップ 10

他のブログでもやっていて、読んでみたら面白かった。同時に、自分のブログで人気の記事は何なのか興味を持った。Google Analytics を使って調べてみた。

トップ 10 発表

書式は「順位 (年:PV) タイトル」。

  1. (2007:46,666) Mac OS X 初心者が日本語入力をするときにハマルことのまとめ
  2. (2006:23,624) Linux でプロセスごとのメモリー使用量を調べる
  3. (2006:13,491) Emacs で C 言語プログラミングを始める人へのイントロダクション
  4. (2008:13,080) MBT シューズを履いて三か月
  5. (2007:9,274) Mac OS X 初心者が日本語入力をするときにハマルことのまとめ (モバイル版)
  6. (2006:8,766) LaTeX でページ番号を消す
  7. (2010:7,584) ネットカフェ泊まりで生き抜くための 10 のアドバイス
  8. (2011:7,547) Luxman×Stereo のデジタル・アンプ LXA-OT1 を鳴らしてみる
  9. (----:7,038) clmemo@aka (トップページ)
  10. (2008:6,555) 感圧式と静電式 〜「Touch Diamondで考えるスマートフォンの未来」ブロガーミーティング

考察

まず、記事の発表年。一番新しい記事が 2011 年で 1 本のみ。次いで 2010 年の記事が 1 本。2006 年が 3 本、2008 年が 2 本、2007 年が 1 本。2012 年には 223 本の記事を書き、ブログを始めて 8 年目で 3 番目に多い記事数となっている。にもかかわらず、トップ 10 に喰い込む記事が一本もなかった。2012 年度、最も PV を稼いだのは「楽天カード凍結! 駄目です!! 審査通りません!!!」で全体で 15 位、PV は 5,068 だった。記事の質が下がったのか? いや、トップ 10 入りしている記事と比べてみても、質の低下は見えない。ブログへ来る人は Google 検索とはてなブックマークだけだった昔に比べて、今は twitterFacebook など SNS が大きく力を伸ばし始めている。ぼくはどちらかというと Facebook に乗り遅れた人間。SNS への対処を再考すべきかもしれない。

次にモバイルの普及。Blogger ではモバイル環境からブログを読む場合、モバイル用のページを生成してくれる。で、その時、URL の末尾に「?m=1」が付く。今回、調べてみた結果 6 位 Mac OS X 初心者が日本語入力をするときにハマルことのまとめ がモバイル用のページだった (内容は 1 位の記事と同じ)。20 位までの記事を見ると、更に 2 本のモバイル用ページがランクインしている。このブログは Blogger のモバイル用ページ生成だけで他に何の工夫もしていない。モバイル用ページに向けて、何か出来ることはないか模策したい。

最後に、記事への入れ込み具合。トップ 10 の内、5 時間以上の時間をかけて書いた記事は 3 本しかない。3 位の Emacs で C 言語プログラミングを始める人へのイントロダクション と 7 位の ネットカフェ泊まりで生き抜くための 10 のアドバイス、そして 8 位の Luxman×Stereo のデジタル・アンプ LXA-OT1 を鳴らしてみる。トップページを除くと、残る 6 つの記事はちょっとした思い付きで書いた記事。何がアタるか分からない。

あとがき

去年書いた記事が人を呼び込んでいないとか (ショック!)、モバイル・ページが隆盛しているとか、気合いを入れなくても PV を取れちゃう記事はあるとか、色々と勉強になったなぁ〜。2013 年は挽回の年にしたい。

2012-11-16

一日限定ソーシャル断ち

最近は、ソーシャル情報を眺めてるだけでニュースが飛びこんでくる。最近では、オバマ大統領が再選を果たしたのを最初に知ったのが Twitter だったし、楽しみにしていた個展の招待は Facebook からだったし、遡ればマイケル・ジャクソンが亡くなった日にリアルタイムで情報を追っかけたのも Twitter だった。

一方で、目に入れたくない情報が飛びこんでくるのもソーシャル・サービス。そんなわけで、ぼくは今日の午後から明日の正午までソーシャル断ちをする。

理由? それは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版: Q」が明日公開されるから。

ぼくは (本当に好きな人と比べるとヒヨコちゃんだけど) エヴァが好き。そして、ぼくの希望を言えば、エヴァの映画は前情報なしで観たいと。劇場で「初めて」の感動を味わいたい。

他のエヴァのファンと同じく、一分一秒でも早くエヴァ Q の中身が見たくてしょうがない。そして情報を漁りたい。リーク情報がないかと調べたい。でも、そこはグッと我慢。もちろん、そうやって情報を手に入れるのもアリだと思う。でも、それと同じ様に、初めて劇場で感動を味わう楽しさ、というのもアリだと思う。ぼくは今回、エヴァに関して後者を選択した。

そんな理由でソーシャル断ち。これはこれでワクワクが止まらない。

2012-04-12

Google+ が UI を刷新 〜 よりスッキリに

Google+ がユーザー・インターフェースを刷新した。

ナビゲーション・バーが「上」から「左」に移ったのが大きな変更。左カラムにナビゲーションを置くのは Gmail でもやっていることだから、良いと思う。また、ナビゲーションのボタンを自由にカスタマイズできるのも良い。あまり使わないナビゲーションは「もっと」の中にしまうことが可能。

他にも、ハングアウトが別ページになったり、ピックアップという項目が新設されたりと変更部分は大きい。

あとがき

Google+ と Twitter/Facebook の大きな違いはタイムライン (ニュースフィード) の見易さだと思っていた。Twitter や Facebook がタイムラインをどんどんと遡って見渡したいと思わせるのに対して、Google+ は最初の一ページ目 (?) で表示されているのを見たら、お腹いっぱい。その先を見ようとする気が失せた。何でだろ。両者に大きな違いはないと思うのだけれども、形容できない小さな差があって、Google+ はタイムラインを「見たい」と思わなかった。

タイムラインを遡らない Google+ は、SNS としての魅力の半分以上を失っている。

今回の UI 変更によって、多少見易くなった。ページを遡りたくなった。より良い方向に変更が行なわれたことを願っている。

2012-02-22

新 Twitter UI がサポートした「非公式 RT」

Twitter の UI が新しくなって、いわゆる「非公式 RT」を独自にサポートするようになった (本エントリーでは、これを「コメント付き RT」と呼ぼう)。利便性は公式 RT の良さを備えたまま、非公式 RT のメリットを活かした素敵な形に仕上がっている。下がそのスクリーン・ショット。

見えるのは、本人の「コメント」部分だけ。「View tweet」というボタンがあるので、これをクリック。

ご覧の様に、コメント元のツイートが表示される。隠すには「Hide tweet」をクリック。

今までの「非公式 RT」には文字数制限が厳しいという大きな枷があった。そのため、オリジナルのツイートや他人のコメントを削ったりして、本文が読めなくなる問題があった。今回の方式なら、オリジナルのツイートがそのまま残る。その上で、自分のコメントが多く書ける。とても良い所取りな新機能。

コメント付き RT の作り方

  1. 「コメント付き RT」したいツイートにマウス・オーバーすると、右上に「Open」という文字が現れる (※)。これを右クリックして「リンク アドレスをコピー」を選択する
  2. 続けて「Reply」をクリック。
  3. コメントを書いて、最後にツイートの URL アドレスをペースト (必要なら複数のアドレスをペーストしても OK)

(※) 「Open」を左クリックすると、そのツイートの詳細情報が見られる。

以上。簡単でしょ。

多段でコメント付き RT

「コメント付き RT」を「コメント付き RT」してみた。最初の一個目だけが「コメント付き RT」になって、それより前のツイートは「リプライ」と同じ様に表示される。

iPad/iPhone でコメント付き RT

iPad/iPhone の公式 Twitter アプリもコメント付き RT に対応している。ここでは、iPad を例に説明する。

作り方
  1. ツイートをタップ。ツイート詳細が表示される
  2. 右上の右矢印をタップして「ツイートへのリンクをコピー」を選択
  3. 左矢印をタップして「リプライ」を選択
  4. コメントを書く
  5. ツイートのリンクを貼り付ける

見た目

iPad での見た目はこうなる。

コメント付き RT on iPad

あとがき

この新しい「コメント付き RT」。他の Twitter クライアントでも早く対応してもらいたい。それから、本家 Twitter。ボタン一発でコメント付き RT できる様になってくれると嬉しい。

2011-07-31

「ドライブ中に聴きたい曲」投稿キャンペーン

Fans:Fans が面白いキャンペーンを実施中。

上記リンク先に投稿フォームがある。投稿先は Twitter, Facebook, mixi の三か所。キャンペーン締切は 8/4 の 12 時。

ちなみに、上記投稿フォーム以外からは投稿しても無効みたい。投稿書式を守れば別サービスからの投稿も可能かと試してみたけれど、ダメだった。

閑話休題。書式はこうなってる

ドライブ中に聴きたい/おすすめの曲は【こちらに、聴きたい曲/おすすめの曲を入れてください】 @fansfansjp http://bit.ly/pAHAVU

http://bit.ly/pAHAVU を辿ると、本キャンペーン・ページに飛ぶ。キャンペーンに応募した曲名も表示されているので、見てみては如何?

2011-07-14

SNS 雑感 (2011)

2011 年、SNS が乱立し消滅している。ぼくの頭の中は混乱気味。頭を整理するために、2011-07-14 現在の SNS について考えをまとめてみる。

SNS とは

SNS は Social Network Service の略称。日本語にかみくだくと、社会的なネットワークを構築するインターネット・サービス。大雑把に掴えれば、友達関係を作れるサービス。

SNS には色々なタイプがある。まず SNS のタイプを挙げて、次にタイプごとに SNS を整理してみたい。本エントリーで扱う SNS のタイプは以下の通り:

  • 汎用 VS 特化型
  • 公開型 VS 閉鎖型
  • 招待制 VS オープン
  • 実名 VS 匿名
  • 友達 VS フォロー

汎用 VS 特化型

汎用 SNS

汎用 SNS は、一般に SNS として知られているサービス。日本では mixi, gree が、海外では Facebook が有名。

汎用 SNS は淘汰が激しい。Yahoo! Japan が始めた Yahoo! Days は 2011-10-03 にサービス終了を宣言しているし、Googleorkut はブラジルなど一部の国でしか人気がない。米国の SNS MySpace は一時期米国でトップを走っていたものの、Facebook に抜かれ、2011-06-29 Specific Media に売却された。

SNS が日本で普及し始めた 2005 年頃。Mixi の勢力が圧倒的に強かった。海外の SNS 勢は全く日本に上陸できなかった。しかし、Gree の台頭と Facebook の上陸で Mixi 一強の時代は去った。

特化型 SNS

特化型 SNS (とここでは便宜的に呼ぶが) は、何かしらに特化したサービスに「ソーシャル・ネットワーク」な機能が付いたもの。サービス内で「友達」を作ることも出来るが、最近は Twitter や Facebook をハブとして使うサービスが増えている。

特化型 SNS で目につくものを挙げてみる:

汎用のサービスと比べて、趣味 (興味範囲) を最初から限定できるのが特徴。汎用 SNS では得られない友人関係を作ることができる (可能性を大きく持つ)。

公開型 VS 閉鎖型

SNS には内容が公開されている公開型と、サービスにログインしないと中身を見られない閉鎖型がある。mixi や gree など汎用 SNS の多くは閉鎖型。一方、特化型の SNS は公開型と閉鎖型が半々といった感じか。

招待制 VS オープン

初期の汎用 SNS は大半が招待制だった。Mixi しかり。Orkut しかり。

2011 年現在、ぼくの知る限り招待制 SNS は存在しない。招待制には「招待者」が保証人の代わりになる安心感があったけれど、会員数が増えてくると招待者のモラルも低下して (例えば、つきあいで招待を断われない場合など) 招待制のメリットがなくなってしまった。

唯一例外を挙げるなら、サービス・イン前の SNS がベータ・テストと称して招待制を採用している。もちろん、サービス・インすれば招待制は廃止することを前提に。

実名 VS 匿名

海外の SNS は実名登録が多いらしい。汎用 SNS の Facebook、ビジネス用に特化した SNS の LinkedIn は実名が原則となっている。

一方、日本国内では匿名 (もちろん実名でも OK) が許容されている。2ch の文化なのか、日本人の気質なのか、匿名でないと嫌という人が多い。必然、国内の SNS も匿名 OK となっている。

友達 VS フォロー

SNS の強みとして、「友達」関係を築く機能がある。一般に、片方が友達申請を行ない、相手が許諾する形を取る。mixi, gree, facebook, LinkedIn, foursquare, Flicker etc. がこの方式を採用している。メリットは (表向き) 自分の気に入った相手とだけ「関係」を築くことができること。デメリットは、気に入らない相手から友達申請されたときに困ること。

相互の承諾を必要とする「友達」方式に代わって力を伸ばしているのが、Twitter で有名なフォロー方式。友達よりも緩く、互いの承諾を必要としない。気になる相手がいれば勝手に「フォロー」できる。これは一方的な友達関係で、相手の情報を自分が受け取ることしか出来ない。自分の情報を相手に受け取ってもらうためには、相手が「フォロー」してくれないといけないけれど、フォローしたからといって相手がフォローする義務はない。メリットは相手の承諾が不要なこと。デメリットは自分の意思に関わらずフォローされること (サービスによってはブロックする機能がある)。フォロー方式を採用しているサービスは Twitter, byflow, 読書メーター, 音楽メーターなど。

あとがき — これからの SNS

Facebook と Twitter の勢いが凄まじい。各種サービスが、これらのサービスと連携を図っている。結果、Facebook/Twitter が情報のハブと化し始めた。すると Facebook/Twitter を使う人も増える。正のスパイラルに入っている。

こうなった大きな原因は、Facebook/Twitter が API を公開したことが大きい。SNS はユーザーを囲い込むサービスだけれども、あえて全てを自分のサービスで行なわず、他のサービスと連携する道を選んだことが今の結果となっていると思う。

最後に、Google+ について。2011 年 6 月末にベータ版 (招待制) が始まっている Google の新しい SNS。Twitter と Facebook の良い所取りをしていると言われたりもしている。二週間でユーザー数が 1000 万人を越えたとも聞く。Google+ 用の API が公開準備中だと噂されるし、既に iOS 用 Google+ アプリは申請済とか。実際、使ってみて面白いと思う。Google+ がコケるか、Focebook/Twitter の競合となるか。2011 年のキーポイントになりそう。

2011-06-20

Twitter で 1,000 following 達成

twitter/at-aka でフォローしている人の数が、今日 (2011-06-20)、ついに 1,000 人に達した。

記念スクリーン・ショット。

Twitter を良く見る日もあれば、全く見ない一週間もあったりする。そんな Twitter の使い方をしているけれど、Google Reader に優るとも劣らない情報源となっているし、一種コミュニケーションの場となっている。とにかく楽しい。楽しいと思い始めたのは、フォロー数が 300 を越えた辺りからだったと思う。フォロー数が 1,000 を越えた今、また少しずつ Twitter の (自分の中での) 立ち位置が変わってくるのかな? また、それも楽しみ。

2011-04-25

Twitter 社会論 (津田 大介) を読む

「Twitter 社会論」(津田大介・著) が iPhone/iPad アプリとして無料セール (本来は 350 円) を行なっている。読み終えたので、感想と電子書籍版の読み易さについて書いてみる。

予備知識

Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)
津田 大介

4862484824
洋泉社 2009-11-06
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「Twitter 社会論」は 2009 年 11 月に上梓された。電子書籍版のあとがきは 2010-05-29 に書かれている。ぼくが買った「Twitter 社会論」は発行日 2010 年 7 月 7 日、バージョン 1.0.4。初版から電子書籍版が出る間に、Twitter は「公式 RT」と「リスト」機能が追加された。また、Twitter のつぶやきまとめサービス Togetter がリリースされている。電子書籍版の本文は、あくまで紙版を電子化したものであって、「公式RT」「リスト」に関する言及はない。

電子書籍版には、紙版に加えて次のコンテンツが追加されている。

  • 対談 松沢呉一 x 津田大介
  • あとがきのあとがき
  • 音声コンテンツ

感想

本文は 2009 年 11 月に最終稿が書かれている。けれど、古さを感じさせない。Twitter の社会的な位置とか Twitter の使い方は、今もって本書で十分な理解ができる。Twitter の芯をとらえた良書。

特に第三章の「社会に広がるツイッター・インパクト」は興味ある読み物。

ツイッターがメディアの前戦に出てくるまでに辿った経緯を端的にまとめている。2008 年 5 月におきた中国・四川省での大地震、2008 年 6 月の秋葉原連続殺傷事件、2008 年 11 月のムンバイ同時多発テロ報道、そして 2009 年 1 月のハドソン川への旅客機不時着事故。

「ハドソン川への旅客機不時着事故」以降のツイッターの立ち位置もよくまとまっている。2008 年アメリカの大統領選挙。2009 年 4 月にモルドバ共和国で行なわれた総選挙、2009 年 6 月にイランで行なわれた大統領選挙。2009 年 7 月に英国で公開された「政府機関のための Twitter 戦略テンプレート」。メディアとして認知された Twitter が、IT 系の人達だけでなく一般人に対して (特に政治の分野で)、影響を与えたのかがよく分かる。

また、企業におけるツイッター利用についても注目している。2011 年になっても、Twitter を企業ツールとして活かしていない会社がほとんどだけれども、少ない成功例を紹介して Twitter の可能性を示している。紹介されている企業は DellEC studioJetBlue Airways (米国の格安航空会社)、Tasti D-lite (米国のフローズン・デザート・フランチャイズ)。

この中で、EC Studio の社長は 2010 年初頭に「iPhone とツイッターで会社は儲かる」という本を出した。「Twitter 社会論」は多角的に Twitter に良さを描き出しているのに対して、「iPhone とツイッター〜」は一企業における Twitter 活用事例が詳しく書かれている。

iPhoneとツイッターで会社は儲かる (マイコミ新書)
山本 敏行

4839934444
毎日コミュニケーションズ 2010-02-23
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成功例だけでなく、厳しい言葉もある。

根本的な話として「とりあえず成功事例を参考にツイッターアカウントを導入してみればうまく運ぶだろう」というのは幻想だ。ちゃぶ台をひっくり返すようで恐縮だが、今まで紹介した成功事例は、今後ツイッターを使って新しい成功を目指している企業にはあまり参考にならない。なぜかと言えば、これまでの成功例はツイッターが海のものとも山のものともつかない初期から導入し、試行錯誤しながら「自力」でツイッターを企業活動に活かすよう生み出されたものだからだ。実際にツイッターを特定の目的で使い始めて、それに対する顧客からの反応を分析し、自社のサービスや商品にフィードバックし、ツイッターのスピード感に後れを取らない迅速な意思決定を行い、その効果を測定する —— そうした地道な試行錯誤のプロセスがない状態で単に他社の真似をしてツイッターを始めたところで、期待する効果は得られない。そもそも閑古島が鳴いている「企業ブログ」を放置しているような企業がツイッターを試してみたところで結果は同じなのだ。

太字はぼくが入れた。

おっしゃる通り。Twitter でもブログでも何でもそうだけど、試行錯誤する勇気がないと何も身に付かない。

では個人の場合どうか? 普通に使っていればいいけれども、「tsuda る」という技術に興味をひかれた。この「tsuda る」は第二章第二節で解説されている。前半は「tsuda る」とは何か? から始まって「tsuda る」の形が定着するまでの歴史。後半は「tsuda る」技術について。一応、知らない人のために tsuda るの定義を引用しておく:

社会問題上重要度の高いカンファレンスにオンライン状態で出席し、現場で発表された発言の 140 字要勤 post を Twitter の Timeline 上に送り続ける行為。津田大介 (@tsuda) が率先して行うことから附いた俗語

この「tsuda る」メリットを津田氏は次の様に書いている:

リアルタイムに中継しなければならないという厳しい条件が付くため、その場その場での瞬間的判断力や決断力、瞬発力、そして何よりも集中力が身につく

面白そう。機会があったら、頑張ってみたい。

電子書籍版の読み易さについて

ぼくは、この電子書籍版「Twitter 社会論」を iPad で読んだ。

良かった点。

  • ちょっとしたお出かけには、常に iPad 携帯派なので、いつでも読める
  • ブックマークを複数残すことができる (付箋要らず!)

悪かった点。

  • アプリがよく落ちる (特に起動直後とアプリ切替時)
  • 落ちた後、目次ページに移動して、元のページが分からなくなる
  • ページめくりがタップで出来ない (ページをドラッグする必要がある)
  • 電子書籍なのに URL がリンクになっていない
  • 原書のページ数が分からない

電子文書なので原書のページ数など関係ない、と思われるかもしれない。本を読む上ではさうなのだけど、本エントリーの様に引用した時、それがどこの文章なのかを示すには、やはり「ページ数」は重要だと感じた。これは電子書籍全般に関わる問題かもしれない。原書がない場合、電子書籍の引用箇所をどの様にして読者に伝えれば良いのかしらん。

あとがき

本書のどこかで、興味をひく技術が書いてあった。それで、ぼくは今まで本や CD や DVD のレビューは「題名」だけをエントリー・タイトルにしていたのだけど、これからは「○○を読んだ」「○○を聞いた」「○○を見た」という風にちゃんと書こうと思った。

2011-04-20

Twitter のリスト名を日本語からアルファベットに変更

Twitter は大抵 iPad の Twitter 公式アプリで見ている。だから気がつかなかったんだけど、「リスト」の名前を日本語にしていると他の Twitter クライアントは読めないのね。

iPad に入れてる他の Twitter クライアント (Echofon, Twittelator, Twitterrific, TwitBird Pro) で試した。結果、アルファベットなリストは読み込み成功。日本語なリストは、読み込みをずっと続けているかエラーが出た。もしかしたら、他に日本語対応の Twitter クライアントはあるのかもしれない。けれど、ぼくの知る限りメジャーな Twitter クライアントが全滅だったので、リスト名に日本語を使うのは諦めた。全部、アルファベットか対応する英語に変更。

近いうちに、他のクライアントも (少くとも Echofon くらい) 日本語リストに対応して欲しい。

2011-04-03

Memolane — ライフログ・サービスの試みの一つ

TechCrunch で Memolane というサービスが紹介されていたので使ってみた。Memolane は一種のライフログ。既存のウェブ・サービスの情報を結合させて、一日一日の記録を一か所にまとめてくれる。

特徴は集めたデータの見せ方。

(クリックで大きな画像になります)

マウス・ドラッグで左右に振ると日付けをスクロールできる。一日の出来事が「のれん」が垂れる様に表示され、アイテム数が多い場合は上下にスクロールさせる。

一つ一つのアイテムは、最小限のデータを表示している。アイテムをクリックすると、拡大表示。

拡大された画面には次のオプションが付く:

  • Private/Public の変更
  • オリジナル・データへのリンク
  • Memolame における「アイテム」への URL リンク
  • 共有 (Facebook, Twitter, bit.ly)

対応するサービスは 11 個 (+ フィード)。

各々のサービスに対して、「プライベート」「友達のみ」「公開」の三つの公開ステータスが選べる。

あとがき

FourSquare でその日の大まかな動きを掴み、Twitter のツイートの間に Flickr の写真が入る。一日の活動が良く分かる。楽しい。

同様のサービスで Sony の Life-X があるけれど、見せ方が Memolane の方がスマート。対応サービスの幅も広い。

一点不満を言えば、タイムゾーン設定がまだない。そのため、一日の始まりが日本時間とズレている。海外展開を考えれば必須の機能なので、いずれサポートされると思う。

ref

2011-03-28

ブログのタイトルに #blogger や @ataka と書く理由

時々、ブログのタイトルに「#tag」や「@user」という形式の文字列が入っていることがある。あれは何をしているのか? という説明。

Twitter 連携

#tag@user をタイトルに入れるのは、Twitter との連携を視野に入れている。

ウェブ・サービスには、ブログで記事を投稿すると、記事タイトルと URL を Twitter に自動投稿してくれるサービスがある。FeedTweetTwitterFeedFeedBurner の Socialize 機能などがそれに当たる。

これらのサービスを使って、ブログ・タイトルを Twitter にツイートする。

Twitter で「#tag」をハッシュタグと呼ぶ。ハッシュタグは Twitter によって自動的に「同じハッシュタグを持つツイート一覧」へのリンクに変換される。

Twitter で「@user」と書くと、そのユーザーへの呼びかけになる。

この様にして、ツイッターの #hashtag や @user からブログ記事へと誘導する試みが、ブログ・タイトルに (Twitter を知らない人には) 変な書式に見えてしまう結果となっている。

2011-03-19

ブログの記事を投稿したら Twitter にツイートするようにした (FeedBurner 編)

ブログに記事を投稿したら Twitter にツイートするサービスはいくつかある。clmemo@aka には FeedTweet (フィードツイート) を使っていたし、別ブログ life@aka では TwitterFeed を使っていた。同様の機能が FeedBurner にもあることを聞き及んでいたので、使うサービスを FeedTweet, TwitterFeed から FeedBurner に一本化することにした。

設定

クリボウさんのエントリーを参考にした。

まず、FeedBurner にログインしてフィードを選択する。

次に、「Publicize」タブを選択し、「Socialize」をクリックする。

ツイート用設定が現れる。まずやるべきは、「Add a Twitter account」ボタンを押すこと。押すと Twitter の画面に移動し、FeedBurner と Twitter が連携するか尋ねられるので、「Allow (許可する)」を選ぶ。すると、元の画面に戻る。スクリーン・ショットの様に「Twitter account: あなたのアカウント名」が表示されてたら OK。

あとは上から詳細設定を加えて行けばいい。画面の一番下に現れるサンプル・プレビューを参考にすると間違いがない。

ぼくは次の様に設定した。

  • Post content: Title only (タイトルのみツイート)
    • Include link: チェック (記事へのリンクを表示させる)
    • Leave room for retweets: チェック (RT するスペースを残す)
  • Hash tags: Don't add any hash tag (ハッシュ・タグの設定は行なわない)
  • Additional text: "[New Entry] " (ツイートに [New Entry] と表示する)
    • all the: beginning of the post (上記追加文字を、ツイートの先頭に追加する)
  • Item limit: 5 (最大 5 つの記事をツイート)
  • Item order: publish date (記事を書いた日順に並べる)
  • Keyword filter: 空

最後に「Activate」ボタンを押すのを忘れずに!!

2011-03-17

Twitter に常時 https 接続オプションが加わった

今まで、Twitter は http://twitter.com/ でも https://twitter.com/ でもアクセスできた。http 接続は通信が暗号化されない (かわりに少し速い)。一方、https 接続は通信が暗号化される。

http 接続を使っている場合、悪い人が頑張るとダイレクト・メッセージやプライベート設定したツイートの全て、そしてパスワードすら盗み見ることが可能。

常に https 側の Twitter にアクセスするよう気を付ければ良いのだけれど、人というのはミスをするもの。何かの拍子で、http 接続してしまうかもしれない。そして、運悪く、その時に悪い人と出遭うかもしれない。

「常時 https 接続」オプションは、そんな人為的なミスを 0 にしてくれる素敵な設定。

設定方法

twitter にログインし、「Settings」ページを開く。一番下に「HTTPS Only: Always use HTTPS.」というチェック・ボックスがあるので、チェックを入れて「Save」ボタンをクリック。以上。

Twitter - HTTPS only setting

これで、http 接続で Twitter ページにアクセスしても、自動的に https 接続で再接続される。

2011-02-05

HMV クラシック用 Twitter 開始

HMV がクラシック音楽用の Twitter アカウントを作成した。

ツイートする内容は次の二種類。

  • CD・DVD のセールや、ポイント・キャンペーンなどの案内を随時ツイート。twitter だけでお知らせするお得な情報もあり。
  • 最新録音から歴史的録音、郎楽から現代音楽に至るまで、あらゆる分野から注目される情報をピックアップしてツイート

今のところ、「HMV Classic」の最新ニュースと同じ情報しかツイートしていないけれど、これから有益な情報がツイートされることを期待したい。

2010-11-10

Google 日本語入力 TechTalk 2010 まとめ at Togetter

半分自分用のブックマーク。2010-10-23 (土) に、Google が主催する「Google 日本語入力 TechTalk」が開催された。その時の Twitter のログが Togetter にまとめられている。

日本語入力 TechTalk については、まとめメモをブログのエントリーにしようと思っていたけれど、前半は公式マンガにまとめられているし、後半は話を追うのに精一杯だったのでまともにメモをとれていない。そもそも、コードレビューを全部メモするってのが無茶な試みだった。

その点 Twitter の呟きは要点がまとまっている。ポイントとなる用語だけしか出てないこともあるけれど、それは自分で調べればいい (恥ずかしいことに、自分のメモにはその用語すら書ききれてなかったりしたし)。あと、会場の雰囲気が伝わり易いのも Twitter のよい所だと思う。

というわけで、メモをブログにまとめることはやめて、Togetter のリンクを残すだけにした。

ちなみに、ぼくのプレゼン資料はエントリーにまとめてあるので、興味のある方はそちらもどうぞ。

2010-10-21

iPhone とツイッターで会社は儲かる (山本 敏行)

AMN のキャンペーンで頂いた一冊。感想エントリーを書いたものと思っていたけれど、どうやら書きそびれていたようなのでここに書く。

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iPhone とツイッターで会社は儲かる

本書の作者は山本敏行氏。EC Studio の社長。EC Studio は、iPhone と Twitter の全社導入を行なったことで注目を浴びた会社。本業は中小企業相手に、経営の IT 化をすること。本書は、EC Studio での事例から iPhone と Twitter を使うことのメリットを説く。また、Twitter の使い方について下心があると (PR 目的とかね) 失敗すると警鐘を鳴らしている。

目次は以下の通り:

  1. ツイッターを会社で導入する目的とは
  2. ツイッターを全社導入して起きたこと
  3. ツイッターのメリット・デメリット
  4. アイフォーンとツイッターが会社にもたらすもの
  5. グーグル・アップスとアイフォーン
  6. コミュニケーションのクラウド化で会社は儲かる

前半が Twitter に重き置いているのに対して、iPhone への重みが軽い。後半はむしろ、Google Apps (Google のグループ・ウェア) やクラウドに話が移っている。目次において iPhone の重みが軽いのは、Twitter が iPhone と一緒に使われてこそ威力を発揮するツールであるからでせう。つまり、前半は Twitter と iPhone の話。後半はクラウドの話だと思えばいい。

読者の対象は誰だらう。Twitter を使いこなしている人ではさそう。書いてあることは、Twitter をやっていて「Twitter 便利だ」と感じることをまとめてあるだけ。ただ、そんな人達も Twitter で何が面白いの? Twitter は何か役に立つの? と問われると言葉に窮する。Twitter の難しいところは、便利と感じこそすれ、体験しないことには伝わらない。そう、とても言語化が難しい。そんな時、この一冊を渡すと良さそう。何といっても、十分に言語化された実例集だから。また、Twitter に興味を持っているけど... という人にもお勧め。

更に踏みこんで、会社の中で使うとどうなる? という問いにも答えられる。Twitter の利点は、プライベートだろうと会社の中だろうとそれほど大きな違いはないから。

「会社が儲かる」なんてのはハッタリ。社員の間でコミュニケーションが円滑に進めば、無駄も減るし、アイデアも沢山生まれる。自然と会社なんて儲かっていく。たまたま、そのツールとして「今」見合っているのが Twitter と iPhone (もしくは Android) ということ。

後半は Twitter の話から免れて、Google Apps とクラウドの話になる。これも社員間のコミュニケーション円滑ツール。上手く使えば、データの保存・検索も簡便になる。必要な情報がスムーズに流れる。更にスマートフォンとの連携が進めば、社外においても仕事ができる。外回りの人間には言うに及ばず、自宅作業や SOHO への応用も可能。

問題は、世にグループ・ウェアは数あれど、そこまで活用しきれていないこと。絵に描いたもちになっているグループウェアの何と多いことか。Google Apps を始めとした「クラウド」系サービスが、iPhone や Android と手を組むことで、この閉塞状態から一歩抜きん出ようというのが本書後半の狙いなんでせう。

本書の読者層

もう一度、誰を本書の読者としているかまとめてみる。

  1. Twitter の面白さを知ってみたいと思っている人
  2. 小回りの効く会社で、社内コミュニケーションを向上させたいと願っている人

全てがこの本の通りに上手くいくかどうか分からないけれど、一つ Twitter ユーザーとして言えることがある。Twitter はメールとも、ウェブページとも、ブログとも違う。全く新しいコミュニケーションのツールだと言うこと。少くともそこら辺が分かって、「Twitter やってみやうかな?」と思ってもらえればこの本の目的は 8 割達成しているんじゃないかな。

2010-02-13

Google Buzz が始まった

2010-02-10、Gmail の付属機能の一つとして Google Buzz なるサービスがスタートした。

これを一言で何と言えばいいのか? ソーシャル・ブックマークや Twitter が世に出てきた時のやうに良い表現が見当たらない。Google はコミュニケーションを豊かにするサービスだと言っている。世の中の人は FriendFeed に近いものだと言っている。ぼくは FriendFeed を使っていないので、むしろ Google 版 Twitter の雰囲気を受ける。

Google Buzz を開くと「Share what you're thinking」という文字と共に入力ボックスが現れる。ここに何かつぶやくと、自分を「follow」してくれてる人達にその言葉が送られる。一方、自分の Buzz ページには、自分が「follow」した人達のつぶやきが Twitter のタイムラインよろしく表示される。

Google Buzz の反響は大きなものになった。その理由の一つに、プライバシー問題が上げられる。Gmail や Google Profile と連携しているところが Google Buzz の長所だったはずなのだけど、ことプライバシーについてはこの長所が裏目に出た。本名や現在地が「自分の意図に反して」公開されてしまうと大騒ぎになった。この点について Google はその日のうちにブログの記事を一本、2 日後に更に追加のエントリーを投稿して鎮静化に努めた。

たった数日で大きな反響を生んだのは、Google Buzz が「プライバシー問題」を含んでいたからかな。Google の新サービスは、いつも完璧からは程遠いレベルからスタートするけれど、いつも大きく取り上げられるのは、プライバシーが絡んだ時 (Street View の時もすごかった)。

使い方

Google Buzz は大きく分けて 3 つの入り口を持っている。一つは PC のウェブ・ブラウザーで Gmail を開いてアクセスする方法。もう一つは iPhone で buzz.google.com にアクセスする方法 (iPhone の Safari で Gmail を開くと Buzz へのリンクが現れるので、URL 直打ちの必要はない)。最後の一つは Android で iPhone と同じやうに buzz.google.com にアクセスできる他、Google Maps アプリとも連携している (ぼくは今 Android 機を持っていないので未検証)。

Google Buzz で最初にすることは、twitter と同じく友達を follow すること。Twitter での経験を基にすると、なるべく趣味の合う人達を沢山 follow するのが、この手のサービスを楽しむコツだった。最初は Gmail のコンタクト・リストから、後は follow した人を辿って following を増やしていくしかないかな?

友達を follow したら、次は自分で Buzz する。他人の Buzz を見る。Buzz を読んでコメントを返してコメントの返事を読む。ここら辺は Twitter と同じ。これはぼくが Google Buzz を Twitter 的に促えているからかな? きっと FriendFeed のやうだと言っている人達は違った視的で Google Buzz を見ていることと思う。

そして、Google 自身もぼくら利用者の動きに合わせて仕様を変更してくるでせう。今ままでの Google のサービスはさうやって進化してきた。Google Buzz も同じ道を辿ると思う。

落ち穂拾い

iPhone から使っていて気がついたことをいくつか (Gmail インターフェースからは、何か言えるほど使い込んでないので)。

  • Google Talk の Syntax が使える (*bold*、_italic_、-strike-、ただしスマイリーには非対応)
  • Buzz した現在地は Google Latitude に反映されない
  • Twitter と違って文字制限がない?

あとがき

Google Buzz は follow する人・follow される人が少ないと楽しくない。そして Google Buzz で Buzz る人が少ないと面白くない。だから、ぼくは Twitter から離れられない。きっと Twitter と Google Buzz の両使いをすることになる。Google Buzz の仲間が Twitter と同じ位いに増えるまで。

願わくは、もっと沢山の人達が Google Buzz で遊んでくれたらと思う。さういふわけで、まずは自分から動いてみる。

Google Profile にぼくの最近の Buzz と following と follower が表示されている。「follow」ボタンも当然ある。良ければアクセスして、ぼくを follow して欲しい。