2014-10-31

HTML5 ついに勧告となる

HTML5 がついに勧告 (Recommendation) になった。つまり、仕様が正式に固まったということ。

2014-10-28 に正式発表された。こちらは W3C によるニュース・リリース:

そして仕様書。既に日本語訳もある:

思えば勧告候補 (Candidate Recommendation) になったのが 2012 年の 12 月。この時点で、2014 年勧告予定とは書いていた。あと 2 か月で 2015 年というところで、ようやく勧告。本当に関係者の皆さんはお疲れさま!

2014-10-30

ハリオのやかん、V60 ドリップケトル・ヴォーノを買ってみた

「やかん」と書くと野暮ったい? 「ケトル」と書けば格好いい? ともかくハリオ V60 ドリップケトル・ヴォーノ VKB-100HSV を購入した。

VKB-100HSV は満水容量 1.0L。実用容量 0.6L。大きめのマグカップ 2 杯分のお湯を沸かすことができる。試せば、3 杯目もいけるかもしれないけれど、一人暮らしの身としては、そんなに大量のお湯を沸かすことがないのでよく分からない。ちょっとお茶を一杯、コーヒー一杯飲みたいな、って時にお湯を沸かせる手軽が魅力の一つ。

IMG_0018

なかなか可愛らしい箱。熱源にはガスコンロ、IH200v, 100v に対応。エンクロヒーター、ラジエントロヒーター、ハロゲン・ヒーター、シーズヒーターでも使える (と書いてある)。電子レンジでは使えない。

IMG_0019

こんな感じで納まってる。

IMG_0020

箱から取り出したところ。サイズを比較しにくいけど、意外と小さい。それでいて安定感がある。

ドリップ・ケトルなので、コーヒーのドリップの時にお湯を注ぐのが主な目的だと思うんだけど、そしてうちにコーヒーのドリップ・セットはないのだけど、急須にお茶を入れるのにもおススメ。というか、ぼくはその用途でしか、まだ使っていない。持ち手も、ケトル本体から少し離れているので、注ぐときに持ち手が熱くなることはない (ガスの火はケトルの底面に収まる程度で使うこと!)。持ち手の位置と、口が細くなっている構造と、サイズの小ささで、お湯を注ぐのにコントロールがしやすい。

このケトルの良い点をもう一つ挙げると、フタの中足 (というのかな? 内側のスソみたいな部分) が高めなこと。第一にお湯が沸騰した時に簡単にフタが外れない。一応、ケトルの蓋には空気穴があって、フタが外れないようにはなっているんだけど、沸かしすぎた時の安定感が少し高い。もちろん、水の量が多かったらお湯はこぼれるし、熱し過ぎればフタも外れてしまうけど、ほんの少しの差が「安心感」を与える。第二にお湯を注ぐ時にフタが外れないこと。だいたい 90 度くらいまで傾けないとフタが落ちることはない。この角度は、ケトルに残った最後のお湯を出したい時の角度。普通のケトルは傾きが強くなるとフタが外れるので、フタを片手でおさえることになる。つまり、お湯を注ぐのに両手が必要になっちゃうんだけど、このケトルならそこまで神経質になる必要がない。この二点は、小さめなケトルを使う時の欠点をよくカバーしている。

最近は、このケトルでお湯を沸かし、急須でお茶を入れる優雅な生活 (?) を楽しんでる。

急須

ちなみに、VKB-120HSV というモデルもあって、こちらは満水容量 1.2L、実用容量 0.8L。大きさ以外は変わらない。

2014-10-29

「詳解 Swift」予約受付中

「詳解 Objective-C 2.0」の作者で有名な萩原剛志氏による Swift の解説本が発売される。

Amazon の情報によると発売日は 2014-12-11。あと一か月と少し。価格は 3,456 円。ページ数は 400 ページ。これは詳解 Objective-C 2.0 第3版 の 636 ページよりかは少ない。また、Kindle 版はマダ用意されていない (詳解 Objective-C 2.0 第3版 に Kindle 版があるので、近いうちに Kindle 版も用意されるとは思うけど...)。

Apple が Swift を発表したのが 2014 年の WWDC。もうそろそろ半年を迎えるけれど、小さな (?) 仕様変更は数多い。とはいえ、いつまでも手を出さないでいたんじゃジリ貧なのは明白。そろそろ、本腰を入れる時期かな〜。

Yosemite で Emacs.app (24.4) をコンパイルしたメモ

OS X 10.10 Yosemite で、最新の Emacs 24.4 をインストールした。せっかくなので、普及にと Emacs.app を zip に固めて配布したのだけど、「問題が起きたため、Emacs を開けません。」とエラーが出た。

brew で入れたパッケージは数知れず。正直、把握できてない。変なコンパイルになってるかもしれないけれど、一応、やったことをメモしておく。

Emacs.app の作成

$ tar xf ~/Downloads/emacs-24.4.tar.gz
$ cd emacs-24.4
$ ./configure --with-ns --without-x
$ CFLAGS=`xml2-config --cflags` make
$ make install

CFLAGS は pkg-config が libxml2 の PATH を正しく返さないことへの対処 (参考: Emacs-24.4 on OSX Yosemiteのビルド手順詳細 / マスタカの ChangeLog メモ)。make install に sudo は使わない。Emacs.app は nextstep ディレクトリー下に出来る。

Finder で zip に固めて、適当なストレージ・サービスを通じて配布。

すると、冒頭に書いたエラーが出たと報せが入った。

原因は gnutls

/usr/local/lib/libgnutls.28.dylib がなくて Emacs は落ちていた。そういえば、コンパイル前に brew で gnutls を入れたっけね。じゃあ、配布先でも同じように gnutls を入れてもらえば問題解決かな?

$ brew install gnutls

少くとも一人は成功した。

他にも落とし穴があるかもしれない。適宜、ブログの記事にしていくつもり。

iPad Air 2 届く — 感想など

iPad Air 2 が 2014-10-25 (土) に届いた。設定したり、遊んだりしてたら、ブログの記事を書くことを忘れるほどに。iPad Air 2 楽しい。

開封

箱には、薄さを象微するフォーカスから撮影された iPad Air 2 の姿。

IMG_0023

箱を開くと、見た目、iPad Air と変わらない。あ、ホーム・ボタンが Touch ID になってる!

IMG_0024

同椢物はシンプル。説明書とライトニング・ケーブルとアダプター。Apple らしい。

IMG_0026

今まで使ってた iPad 3 の上に重ねてみた。高さは変わらないけど、横幅は狭くなってる。ディスプレイ・サイズは変わっていないので、ベゼルの幅が狭くなったことが分かる。この写真からは、iPad Air 2 と iPad 3 の厚さの違いは分かりづらいかな。

実際に持ってみると、薄さと軽さの相乗効果でかなり軽く感じる。iPad Air との重さの差は 30g と小さいのに、「差」を感じてしまう。トータルな造りが Air 2 が Air 2 たる存在意義を表現しているように思う。

特に iPad 3 から持ちかえると、その差は歴然。いつまでも遊んでいたくなる。

一点、不満を言えばスピーカーが下方にしかないこと。iPad Air 2 はステレオ・スピーカーなのだけど、それは縦に持ったときの話。横にすると、下側、つまり右 (か左) からしか音が出ない。対して Nexus 7 (2013) はよく考えられていて、横にした時にも両サイドから音が出た。YouTube のビデオなどは横持ちで画面広く見たいので、この配慮は良かった。

最後に、iPhone 6 plus を買った直後なのでかなり背徳感を持ったけれど、iPad Air 2 「買ってよかった」! と書いておく。

ref

2014-10-23

Emacs 24.4 を Maveriks でコンパイルした

Emacs 24.4 を OS X Maveriks 環境でコンパイルしたのでメモ。パッケージのインストールに Homebrew を使っている。

$ cd /usr/local/src
$ tar xf ~/Downloads/emacs-24.4.tar.gz
$ cd emacs-24.4
$ brew update
$ brew install libjpeg
$ brew install libtiff
$ brew install libpng  
$ brew install giflib
$ brew install libxml2
$ brew link gmp nettle
$ brew install gnutls
$ ./configure --without-xim
$ make
$ ./src/emacs -Q # 確認
$ sudo make install

以上。libpng を brew でインストールしてあるけど、Emacs で PNG が見られない。何か間違えてるのかな? あと、SVG 用のパッケージ librsvg-2 を configure に認識させたかったけだけど、brew では librsvg しか見つからず。librsvg をインストールしても configuer は無視してしまった。

とりあえず、最低限の環境は整った。パッケージもそんなに沢山入れてなかったので、ほとんど .emacs.d/init.el を編集する必要なく Emacs-24.4 が起動した。

自宅のメイン環境は Yosemite にアップグレードしてしまったので、そちらは後日。同じ手順でインストールできると良いな。。。

2014-10-22

Emacs 24.4 リリース!

現在、コンパイル中。

2014-10-20 リリースだったって!!

ウオッ、コンパイル失敗した!? 今夜、いろいろ試す!!

2014-10-21

CreCla のウォーターサーバーを 2 週間借りてみた

ウォーターサーバーなるものを借りてみた。提供元は クリクラ。2014-10-04 (土) から 2014-10-17 (金) までの約 2 週間。レンタルしてみての感想を書いてみる。

メリット

  • 静か: 冷蔵庫よりも静か。動作音らしい音は聞こえなかった。リビングに置いても邪魔にならなさそう
  • 冷たい水がすぐに出る: 今、使ってる冷蔵庫より少し冷たい
  • 熱湯もすぐに出る: 急須 からお茶をいれるのに便利

デメリット

  • 場所を取る: 高さがあるので威圧感がある。ファミリー住宅ならまだしも、一人暮らしにはスペースを取る
  • コスト: スーパーで安い水を買えば 2 リットル 70 円。対して、クリクラは 12 リットルで 1260 円 (2 リットルで 210 円)

あとがき

ぼくの場合、デメリットがメリットを上回らなかった。近所に水を箱買いできるスーパーがあることは大きかった。クリクラは交換ボトルを無料で自宅まで届けてくれるらしい。レンタル期間を長くして、有料でいいから、このサービスを使ってみたかった。使わないと便利さは分からないもので、結局、ぼくはスーパーを選んでしまった。

一人身というのも、ウォーターサーバーに合わなかったのかもしれない。一人だとペットボトルをラッパ飲みできてしまう。コップを洗う必要がない。対してウォーターサーバーはコップなしで水を飲むことは出来ない。コップを洗うことが手間に感じた。家族の目があったら、コップを使わざるをえないから、こういう感想は持たなかったと思う。

2 週間で 12 リットルのボトルをちょうど空にした。使い勝手が良かったことは大いに認める。水も美味しかった。お茶をすぐにいれられるのも便利だった。

スーパーが遠く、家族と同居で、家が広かったら、2 リットル 210 円を払ってクリクラを使い続けていたかもしれない。

2014-10-19

ReactiveCocoa Tokyo #rac_tokyo で LT をした

2014-09-18 (土)、五反田はfreee 社のオフィスにて開かれた ReactiveCocoa Tokyo にて LT をやってきた。

ReactiveCocoa Tokyo at freee

タイトルは「distinctUntilChanged の使いどころ」。ReactiveCocoa で基本となる RAC マクロと RACObserveの使い方から始めて mapsubscribeNext を使った書き方。循環参照を避けることができる便利な rac_liftSelector での書き直し。RACSignal を作ってシグナルを使い回す方法を一連の流れで紹介した。その後、ChatWork のライブ機能 (ビデオ・チャット機能) を例に少し込み入ったコードを書いて、問題点を提起。解決策に distinctUntilChanged を使う、という内容。

今回は初めて Mac の Keynote アプリを使ってプレゼン資料を作ってみた。今までは Goodle Slide だったので、使い勝手の小さな違いに苦しんだ。何より話の流れがまとまらなくて、かなり足ぶみした。資料が出来たのは発表当日の午前 3 時だった。5〜10 分の LT 枠なのに、資料の枚数が 20 枚になっていて、再び頭を痛めた。

本番では早口になってしまったけど、大丈夫だったかな? ReactiveCocoa の入門的な内容にもなるよう資料を組んだつもりなので、参考になったら嬉しいな。

あとがき

ReactiveCocoa 関西から約 3 か月。話すネタはなくなったかな? なんて声も聞こえたけど、懇親会ではまだ知らない ReactiveCocoa の便利なメソッドや思わぬ落とし穴の話を聞くことができた。1 時間近い大きな講演は難しいかもしれないけど、30 分くらいのトピックならまだまだザクザクとネタが残ってるんじゃないかな。

2014-10-17

Nexus 7 (2013) vs Nexus 9 vs iPad Air 2

Google が Nexus 9 を発表した。そして Nexus 7 は消えた。Nexus 7 を買っていた身としては、7 インチ・タブレットが消えてしまったのは痛い。Nexus 9 は 9 インチ・タブレット。対抗馬は iPad Air 2 になるのかな?

今、持っている Nexus 7、新しい Nexus 9、今日発表された iPad Air 2 のスペックを比較してみる。優れている所を青文字で書いた update 2014-10-22

Nexus 7 (2013)Nexus 9iPad Air 2
OSAndroid 4.4Android 5.0 LiOS 8.1
プロセッサーSnapdragon S4 Pro
(1.5 GHz Quad Core CPU + Adreno 320 GPU)
NVIDIA Tegra K1 (2.3 GHz Quad Core 64 bit CPU + 192 GPU)A8X
(1.5 GHz 3 Core 64 bit CPU)
メモリー2 GB
ディスプレイ7.9 インチ (1920 x 1200)8.9 インチ (2048 x 1536)9.7 インチ (2048 x 1536)
解像度323 ppi288 ppi264 ppi
バックカメラ5M ピクセル8M ピクセル
フロントカメラ1.2M ピクセル1.6M ピクセル1.2M ピクセル
ジャイロスコープあり
GPSあり
気圧計なしあり
指絞認証なしTouch ID
NFCあり?
Qiありなし
高さ200 mm226.1 mm240.0 mm
114 mm153.7 mm169.5 mm
厚さ8.65 mm7.9 mm6.1 mm
重量290 g425 g437 g
コネクターmicro USB?Lightning コネクター
スピーカーステレオ
Wi-Fi802.11 a/b/g/n802.11 a/b/g/n/ac, MIMO
Bluetooth4.04.14.0
通信3G + 4G (LTE)

まだ情報が出きってなくて分からないこともあるけど、とりあえずまとめてみた。

Apple October Event 2014 まとめ

Apple は 2014-10-17 (金) 午前 2 時から October Event 2014 を開いた。

関連記事を、数えてみたら、7 本書いていたので目次の代わりになる記事を書いておく。

iPad Air 2 が発表された。Apple のオンライン予約は 10/18 から。Touch ID サポート。

iPad Air 2 と前世代及び 3 世代前機種のスペック比較。表にしてみると、違いがよく分かる。小さな変更も多い。

iPad Air 2 と同時発表。イベントでは軽く触れられるだけだった。

iPad mini のスペック比較。意外と iPad mini 3 の変更点が少ない。Touch ID が付いたのは良いけどね。

Yosemite は今日リリース。

iOS 8.1 が 2014-10-20 リリース。Apple Pay も始まる。

iMac に Retina Display バージョンが登場。Apple が力を入れているのを感じる。

Mac mini は時代に合わせて正常進化。ここん所、アップデートがなかったので嬉しいニュースかな。

以上、7 記事。

iPad mini スペック比較 (1 vs 2 vs 3)

今回、iPad mini は第一世代から最新の第三世代まで、全ての機種が発売される。ぼくは iPad mini を持っていないけど、せっかくなのでスペックを比較してみた。優れている所を青文字で書いた。

iPad miniiPad mini 2iPad 3
OSiOS 8
プロセッサーA5
(1.0 GHz Dual Core CPU + Quad Core GPU)
A7
(1.3 GHz Dual Core 64 bit CPU + Quad Core GPU)
メモリー512 MB1 GB?
ディスプレイ7.9 インチ (1024 x 768)7.9 インチ (2048 x 1536)
解像度163 ppi326 ppi
バックカメラ5M ピクセル
フロントカメラ1.2M ピクセル
ジャイロスコープあり
GPSあり
Touch IDなしあり
NFCなし
Qiなし
高さ200.0 mm
134.7 mm
厚さ7.3 mm7.5 mm
重量312 g331 g
コネクターLightning コネクター
スピーカーモノラルステレオ
Wi-Fi802.11 a/b/g/n802.11 a/b/g/n, MIMO
Bluetooth4.0 + HS
通信3G + 4G (LTE)

あとがき

こうして書いてみると、iPad mini 3 の変化は小さい。iPad mini と iPad mini 2 の変化が大きかったと見るべきか。プロセッサーや Wi-Fi に変化がなかったのも寂しい。もちろん、Touch ID のサポートは嬉しい。iPad mini からの買い替えなら、iPad mini 3 はオススメ。iPad mini 2 からだと... ウーン。iPad mini 3 は iPad mini 2s とでもした方が良かったんじゃないかしらん。

iPad 3 vs iPad Air vs iPad Air 2

iPad Air 2 と一世代前の iPad Air、そして iPad 3 を比べてみた。iPad 3 を比較対象に入れたのは、今、ぼくが使っている機種が iPad 3 だから。現行使用機種との比較も兼ねて... (2 年縛りがあると、iPad 3 か「新しい iPad」から iPad Air 2 に切り替える人達もいるんじゃないかな) 優れている所を青文字で書いた。

iPad 3iPad AiriPad Air 2
OSiOS 8
プロセッサーA5X
(1.0 GHz Dual Core CPU + Quad Core GPU)
A7 (1.4 GHz Dual Core 64 bit CPU + Quad Core GPU)A8X
(1.5 GHz 3-Core 64 bit CPU + ? Core GPU)
メモリー1 GB (LPDDR2)1 GB (LPDDR3)2 GB
ディスプレイ9.7 インチ (2048 x 1536)
解像度264 ppi
バックカメラ5M ピクセル8M ピクセル
フロントカメラ0.7M ピクセル1.2M ピクセル
ジャイロスコープあり
GPSあり
気圧計なしあり
Touch IDなしあり
NFCなし
Qiなし
高さ241.2 mm240.0 mm
185.7 mm169.5 mm
厚さ9.4 mm7.5 mm6.1 mm
重量601 g469 g437 g
コネクター30 mm Dock コネクターLightning コネクター
スピーカーモノラルステレオ
Wi-Fi802.11 a/b/g/n802.11 a/b/g/n, MIMO802.11 a/b/g/n/ac, MIMO
Bluetooth4.0 + HS
通信3G + 4G (LTE)

こうして表にしてみると、iPad Air 2 は iPad Air と比べても改良点が多い。iPhone 6 で初導入された気圧計もサラリと入っていたのはビックリ。802.11ac に対応して更に高速な WiFi が利用できるのもありがたい。

そして、何と言っても Touch ID のサポート! 今、iPhone 5 から iPhone 6 plus に買い換えて Touch ID の便利さを享受している所だけど、この便利さは半端ない!

iPad Air 2 は今まででベストな iPad な気がする。

update 2014-10-22

Yosemite と iOS 8.1 のリリースについて

Apple は 2014-10-17 (金) 午前 2 時から October Event 2014 を開いた。

Yosemite

October Event 2014 で OS X 10.10 Yosemite のリリース日が発表された。「Today」! (5:42 現在、まだアップデートは来ていない)

イベントでは Yosemite の新機能の紹介・デモも行なわれたけど WWDC と大して変わらなかったかな。iPhone 6 の実機を使って、シームレスに写真や電話を使いこなすデモは (iPhone 6 plus を持っているだけに) 良かった。

iOS 8.1

iOS 8.1 が 2014-10-20 (月) にリリースされる (日本だと 21 日にズレこむかな?)

新機能に iCloud Photo サポートなどを含むけれど、最大のウリは Apple Pay が使えるようになること。iOS 8.1 のリリースに合わせ、Apple Pay サービスもアメリカで 10/20 からスタートする。日本には関係のない話だけど... 日本のマクドナルドは Apple Pay に対応しないのかな?

iPad mini 3 発表、予約は 10/18 から!?

Apple は 2014-10-17 (金) 午前 2 時から October Event 2014 を開き、iPad mini 3 の発表を行なった。発表では予約は (アメリカ時間の) 10/17 から。日本の Apple サイトを見ると、10/18 からオンライン予約可能になっている。

iPad mini 3 の発表は iPad Air 2 のオマケみたいな扱いだったので、それほどインパクトは受けなかった。まあ、新機能が iPad Air 2 と被っているので、同じ説明を避けて簡略な紹介になったのだと思う。

主要スペックは下記の通り:

  • CPU: A7
  • ディスプレイ: 7.9 インチ
  • 重さ: 331 g (WiFi 版)
  • 厚さ: 7.5 mm
  • Wi-Fi: 802.11a/b/g/n with MIMO
  • Touch ID

iPad Air 2 と同じく、iPad mini も今世代から Touch ID をサポート。嬉しいね!!

今、記事を書いて気付いたのだけど、iPad mini 3 は 802.11ac に対応しないのね。ちょっと残念。

iPad Air 2 発表、予約は 10/18 から!?

Apple は 2014-10-17 (金) 午前 2 時から October Event 2014 を開き、iPad Air 2 の発表を行なった。発表では予約は (アメリカ時間の) 10/17 から。日本の Apple サイトを見ると、10/18 からオンライン予約可能になっている。

新しい iPad Air 2 はより薄く、厚さは 6.1 mm! iPhone 5s に遅れること一年。Touch ID (指絞認証) をサポート! イベントでは (アメリカで) 月曜日から Apple Pay サービスが始まることを盛んに触れていたので、NFC をサポートしているのかと思ったんだけど、Apple の仕様に NFC は載っていない。NFC は iPad Air 3 へ持ちこしか? (Touch ID が一世代遅れたのと同じように)。何か分かったら、また記事を書く。

主要スペックは下記の通り:

  • CPU: A8X
  • ディスプレイ: 9.7 インチ
  • 重さ: 437 g (WiFi 版)
  • 厚さ: 6.1 mm
  • Wi-Fi: 802.11a/b/g/n/ac with MIMO
  • バッテリー: 10 時間
  • マイク: デュアル・マイク

ディスプレイの製造構成において、今まであった Air Gap (空気の層?) をなくしたとのこと。光の反射が抑えられて、より画面が見やすくなっているらしい。

新 CPU A8X は第二世代 64 bit。従来より 40% 高速な CPU と 2.5 倍高速な GPU。

後で旧 iPad Air との比較記事を書く。

新 Mac mini 今日発売!

2014-10-17 (金)、Apple はイベントを開き新しい Mac mini を発表した。第 4 世代 Intel CPU を採用。52,800 円から。今日から発売開始!!

CPU あたりのスペックは時代に合ったものに変わったとして、大きな変化は 2 つ。

  • 802.11ac をサポート
  • Thunderbol 2 ポートを 2 つ装備

新しくリリースされるのは、1.4 GHz, 2.6 GHz, 2.8 GHz の Intel Core i5 をベースにした 3 機種で、順に 52,800 円、74,800 円、106,800 円。

iMac with Retina Display と伴に良い感じでデスクトップ系のアップデートがやってきた。

iMac with Retina Display 今日発売!

2014-10-17 (金)、Apple は iMac の Retina Display バージョンを発表した。Retina Display に対応するのは 27 インチの iMac のみ。税別 258,800 円で、今日から発売開始!!

美しいは正義 — Retina Display

iPhone や iPad に Retina Display が来た時も思ったけれど、「美しいは正義」。それだけでインパクトがある。

Retina Display 版 iMac は、27 インチ、5120 x 2880 ピクセルという巨大ディスプレイ。Full HD が 2K (1920 x 1080)、最近のテレビは 4K、そして iMac with Retina Display は 5K にカテゴライズされる。

デザイナーを始めとして、写真や動画を扱う人達には MacBook Pro (Retina Display) ではない選択肢が増えて頭を悩ますんじゃないかしらん。ちなみに、出るかもと噂されていた MacBook Air with Retina Display は発表されなかった。残念。

スペック

簡単な仕様を書き留めておく (括弧内の内容は最大アップグレードした場合のスペック)。

  • CPU: 3.5 GHz Quad-core Intel Core i5 (4.0 GHz Quad-core Intel Core i7)
  • GPU: AMD Radeon R9 M290X 2GB GDDRS (AMD Radeon R9 M295X 4GB GDDRS)
  • メモリー: 8 GB (32 GB)
  • ストレージ: 1 TB Fusion Drive (3 TB Fusion Drive)
  • カメラ: FaceTime HD カメラ
  • Thunderbolt 2 x2
  • USB 3 x4
  • SDXC カードスロット
  • ギガビット Ethernet
  • Wi-Fi: 802.11a/b/g/n/ac
  • Bluetooth: 4.0

改めて見ると、流石のデスクトップ PC スペック。ポートが多かったり、CPU/GPU が強力だったり、ディスプレイが大きかったり、大きかったり、大きかったり。すさまじいの一言。

2013 年末の 新 Mac Pro といい、2014 年秋の新 iMac といい、最近の Apple は何気にここ数年置きざりにしていたデスクトップ PC にもちゃんと力を入れている様子が伺える。ハイエンド系がまず刷新されたから、1, 2 年かけてローエンド系へと同系統の新機種発表が続くのかな。期待。

2014-10-10

Objective-C で乱数 -- arc4random_uniform

iOS の開発してて、ちょいと乱数を使いたくなった。本気な時は、メルセンヌ・ツイスターな乱数発生器を使うのだけど、今回はそこそこテスト的に使うだけで、いずれ消すコードだったので、システムが用意しているものを使った。

C だとシードを与えて rand() 関数を呼ぶのが普通。でも、Objective-C にはお手軽な乱数発生器がある。

arc4random_uniform

arc4random_uniform(N) 関数を呼ぶと、0 から N-1 の一様乱数が得られる。シードの設定は不要。サンプルはこんな感じ。

#include <stdlib.h>
...
...
int r = arc4random_uniform(64);

変数 r には 0 から 63 までの数が入る。手軽に使えるのでオススメ (同様の結果は arc4random() % N でも得られるけど、arc4random_uniform(N) の方が好ましい!)。

2014-10-09

iPhone 5 と iPhone 6 / plus のスペック比較

iPhone 5 から iPhone 6 plus へ乗り換えた。一世代前の iPhone 5s と iPhone 6 系の比較はアップル・イベントで iPhone 6 が発表された時にやったけど、iPhone 5 との比較はしていない。個人的には、自分の利用機種のスペック変更点が気になるのでメモしておく。

iPhone 5 と iPhone 6 / plus の比較

iPhone 5iPhone 6iPhone 6 plus
CPUApple A6Apple A8 + M8
123.8mm138.1mm158.4mm
58.6mm67.0mm77.8mm
厚さ7.6mm6.9mm7.1mm
重さ112g129g172g
画面サイズ4.0inch4.7inch5.5inch
ディスプレイ1136x640 (326ppi)1334x750 (326ppi)1920x1080 (401ppi)
Wi-Fi802.11 a/b/g/n802.11 a/b/g/n/ac
Touch IDYES
NFCYES
気圧計YES

iPhone 6/plus の方が iPhone 5 より優れている点を青字にした。

あとがき

変更点で一番嬉しいのは、iPhone 5s から導入された Touch ID (指絞認証) が使えるようになったこと。次いで、より薄くなったこと。

まだその実力を発揮できていないけど、Wi-Fi が 802.11ac に対応したのも良い。無線 LAN ルーターも買い換えたいなぁ。次の Apple イベントが 2014-10-17 (金) に控えている、という話もあるけれども、そこで AirMac Extreme のアップデート発表はあるかな。あるなら待ちだけど。あと少しで、802.11ac より高速な (でも短距離な) 802.11ad 対応機も出てくるんじゃないかと期待してる。その「あと少し」が今年中か、数年内なのかで無線 LAN ルーター買い換えのスケジュールも変わってくる。最近の Macbook やタブレットは 802.11ac 対応が多くなったので、対応機を買いたい物欲も大きい。悩ましい。

2014-10-08

*.png から *@2x.png を convert コマンドを使って作成する shell script

iOS の開発をしていると、Retina ディスプレー用に 2 倍サイズの画像 (@2x.{png,jpg}) を求められる。画像の数が多いと面倒なので、convert コマンドでリサイズする shell script を書いてみた。コードは 2 行。ワンライナーにならなかったのは無様だけど、まあ、そこまで気負うこともないか... と手を抜いた。

以下、カレント・ディレクトリーの中にある画像ファイルをオリジナル・サイズ (@2x 画像) として、半分のサイズの画像を作るコード。

for i in `ls *.png`; do j=${i%.*}; mv $j.png $j@2x.png; done

まずはカレント・ディレクトリーの中にある *.png ファイルを *@2x.png にリネームする。

for i in `ls`; do j=${i%@*}; ext=${i#*.}; convert -resize 50% $i $j.$ext; done

次のコードは、*@2x.png ファイルから convert コマンドを使って半分のサイズの *.png ファイルを作成する。

bash の機能を使っている。

  • j=${i%@*} は @ より前のファイル名を取得する
  • ext=${i#*.} は . より後のファイル名 (この場合、拡張子に当たる) を取得する

変数 i が foo@2x.png だとすると、変数 j には foo、変数 ext には png の文字列が入る。このコードは、拡張子が png でなくとも (jpeg でも jpg でも gif でも) 問題なく動く。

convert コマンドのオプションには -resize のみを使っているけど、本職の人に言わせると、もっと別のオプションを追加して画質を上げたりしたいかと思う。そこら辺は別のサイトを見てお好みにどうぞ。

2014-10-07

ウォーターサーバー CreCla をレンタルしてみた

アパマン・ショップで引越をしたところ、クリクラのウォーターサーバー・レンタルを案内されたので貸りてみた。

CreCla サーバー L

貸りたのはクリクラ・サーバー L (他にサイズ S と、同省エネ・タイプ L/S がある)。サーバーとボトル一本をスタッフの人が指定の日に運んできてくれた。

平日と土日では担当が違うらしい。平日は家にいないので、土曜日の配送をお願いしたら、別の担当から折り返し電話があった。配送時間はある程度、自由が利くっぽい。土曜日 10 時にスタッフの人がやってきて、運送・設置・説明を行なって帰っていった。

写真を見て分かる通り、バンも一緒についている。設置場所が狭かったので、バンの方向を (本来とは違う) 横向きにして設置してくれた。設置場所は 1K のキッチン。受け取ったチラシには、設置場所は実は圧倒的に多いのがリビングですと書いてあるものの、ぼくの部屋ではリビングに置くのは辛かった。便利さは分かるけど、スペースがね。

ちなみにサイズは、35 x 46 x 99 (cm, 幅・奥・高)。平面的には A4 用紙くらい。ただ、高さがそれなりに場所を取る。

お水は、冷水と温水が出る。冷水は 4-10 度と説明された。ぼくの環境では、冷蔵庫に入れたペットボトルより水が冷えているように感じた。温水はまだ機会がなくて使っていない。

レンタル期間が終わったら、使い勝手等レビューを書いてみる。

2014-10-03

iPhone 6 plus を手に入れた

iPhone 6 plus を昨日、手に入れた。

  • 2014-09-10: iPhone 6, 6 plus 発表
  • 2014-09-12: 16:00 から予約開始
  • 2014-09-14: 14:03 ネットから申込、事前受付メール受信
  • 2014-09-19: 発売開始
  • 2014-09-30: 11:17 本申込メール受信
  • 2014-10-02: 受け取り

iPhone 6 plus を予約後の 9/26 に自転車で転んで (ぼくは打撲で) iPhone 5 の画面が割れるという惨劇。iPhone はカバーなし、画面保護シールなし、保証なしで使っていたけれど、こんな自分でも画面にヒビがバッキバキに入れる事態になるのだと現実を思い知らされた。

画面のヒビからガラスが割れ出て、指に切り傷が出来そうだったので画面保護シールを 100 円ショップで購入。保護する対象が iPhone じゃなくて、自分の指、って人は少ないんじゃないかな。

今回は、事故から一週間で新しい iPhone と交換することができた。タイミングが良かった。新しい iPhone には、流石に Apple Care を付けることにした。iPhone の下取りキャンペーンに出せなくなったのは、お財布的に想定外で痛かった。

1 日さわってみて

昨日の夜中、ずっと iPhone 6 plus で遊んでた。所感をつらつらと書いてみる。

  • 大きい。ぼくには片手に余る (ぼくの手は小さめ)。片手操作は無理と言わないけれど、諦めとく方が無難そう
  • 薄い。iPhone 5 と比べて、スペック以上に薄さを実感する。ほんの数ミリの違いでしかないはずなのに、人間の手はその差を感じとるものらしい。
  • Touch ID 便利。iPhone 5s から導入された Touch ID (指絞認証)。iPhone 5 からの買い換えなので初体験。端末ロックの解除が一気に楽になった。セキュリティー的に気を付けたいアプリが Touch ID をサポートし始めていて、僅か一手間を省けるのが嬉しい。Moneytree とかね。
  • アプリが最適化されていない。iPhone 6 という画面サイズに対して、ほとんどのアプリが (対応はしていても) 最適化されていない。大きな画面には、大きな画面なりの見せ方が必要と思った。iPhone 6 plus についていえば、iPhone のビッグ・サイズと促えるより、iPad mini のスモール・サイズとして促える方が良いのかもしれない。

今日から、iPhone 6 Plus をポケットに入れて生活する (ポケットに入るかどうかはさておき)。外での使い勝手。耐久性。面白さ。気が付くところがあれば、記事にしていきたい。

2014-10-01

スリープ・ボタンが利かなくなった iPhone の画面ロック/終了/開始をする方法

iPhone 5 のスリープ・ボタン (電源ボタン) が機能しなくなる機種があり、Apple が交換プログラムを用意している。

ぼくは当に、この交換プログラムの対象端末だったのだけど、画面を割ってしまって...

画面のひび割れなど、スリープ/スリープ解除ボタンの交換に支障をきたす損傷がある場合は、そちらを先に修理する必要があります (場合によっては修理料金が発生することがあります)。

iPhone 5 スリープ/スリープ解除ボタン交換プログラム - Apple サポート より引用

この注意書きがぼくを交換プログラム申込から遠ざけている。

困るよね

スリープ・ボタンが利かないと困る。具体的には...

  1. 画面を自由なタイミングでスリープできない
  2. スクリーン・ショットが撮れない
  3. iPhone の電源を切れない
  4. iPhone の電源を入れられない

特にスリープ出来ないのは使い勝手に大きく響く。基本、設定で指定した「画面スリープに入る時間 (最短 1 分)」まで放置する必要がある。スリープしていないのに、急ぎで iPhone をポケットに入れたら、予想外の操作が行なわれていたこともあった (例えば、アプリ削除モードになっているとか)。

AssistiveTouch を ON にする

iPhone の AssistiveTouch 機能をオンにすると、スリープ・電源断が可能になる。

設定アプリから

  • 一般 > アクセシビリティ > AssistiveTouch > オン

画面に薄くて移動可能なアイコンが現れるので、これをタップすると種々の機能 (「ホーム」「Siri」「通知センター」etc.) にアクセスできる。

スリープするには AssistiveTouch から画面ロックを選択する。

  • デバイス > 画面をロック

AssistiveTouch

実はこれ、電源を切る場合にも使える。上と同じ方法で画面ロックを表示したら長押しするだけ。すると、電源終了ボタンが現れる。

電源を入れる時

iPhone がオフになってると、AssistiveTouch にもアクセスできないので、電源オン・ボタンが利かない! 別の方法で逃げる。

iPhone は電源オフの時に充電を開始すると「起動」する仕様になっている。この仕様を利用して電源供給を行なえば iPhone を起動できる。出先でコンセントを探したり、ノート PC を用意するのが面倒な場合は、モバイル・バッテリーを使うと便利。

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