「やかん」と書くと野暮ったい? 「ケトル」と書けば格好いい? ともかくハリオ V60 ドリップケトル・ヴォーノ VKB-100HSV を購入した。
VKB-100HSV は満水容量 1.0L。実用容量 0.6L。大きめのマグカップ 2 杯分のお湯を沸かすことができる。試せば、3 杯目もいけるかもしれないけれど、一人暮らしの身としては、そんなに大量のお湯を沸かすことがないのでよく分からない。ちょっとお茶を一杯、コーヒー一杯飲みたいな、って時にお湯を沸かせる手軽が魅力の一つ。
なかなか可愛らしい箱。熱源にはガスコンロ、IH200v, 100v に対応。エンクロヒーター、ラジエントロヒーター、ハロゲン・ヒーター、シーズヒーターでも使える (と書いてある)。電子レンジでは使えない。
こんな感じで納まってる。
箱から取り出したところ。サイズを比較しにくいけど、意外と小さい。それでいて安定感がある。
ドリップ・ケトルなので、コーヒーのドリップの時にお湯を注ぐのが主な目的だと思うんだけど、そしてうちにコーヒーのドリップ・セットはないのだけど、急須にお茶を入れるのにもおススメ。というか、ぼくはその用途でしか、まだ使っていない。持ち手も、ケトル本体から少し離れているので、注ぐときに持ち手が熱くなることはない (ガスの火はケトルの底面に収まる程度で使うこと!)。持ち手の位置と、口が細くなっている構造と、サイズの小ささで、お湯を注ぐのにコントロールがしやすい。
このケトルの良い点をもう一つ挙げると、フタの中足 (というのかな? 内側のスソみたいな部分) が高めなこと。第一にお湯が沸騰した時に簡単にフタが外れない。一応、ケトルの蓋には空気穴があって、フタが外れないようにはなっているんだけど、沸かしすぎた時の安定感が少し高い。もちろん、水の量が多かったらお湯はこぼれるし、熱し過ぎればフタも外れてしまうけど、ほんの少しの差が「安心感」を与える。第二にお湯を注ぐ時にフタが外れないこと。だいたい 90 度くらいまで傾けないとフタが落ちることはない。この角度は、ケトルに残った最後のお湯を出したい時の角度。普通のケトルは傾きが強くなるとフタが外れるので、フタを片手でおさえることになる。つまり、お湯を注ぐのに両手が必要になっちゃうんだけど、このケトルならそこまで神経質になる必要がない。この二点は、小さめなケトルを使う時の欠点をよくカバーしている。
最近は、このケトルでお湯を沸かし、急須でお茶を入れる優雅な生活 (?) を楽しんでる。
ちなみに、VKB-120HSV というモデルもあって、こちらは満水容量 1.2L、実用容量 0.8L。大きさ以外は変わらない。
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