2007-06-30

コメントの返事を書いた

最近、ブログの更新頻度が落ちている。特に、コメントの返事がほとんど書けていなかった。実際、ブログ本文を書くので手一杯で、コメントまで手が回っていなかった (コメントは毎日読んでたよ ;)。コメントを書いたのに、放置されてたな〜と思われてた方、ごめんなさい。

けれどようやく、生活のペースが戻って来た。ブログの更新は一日一回を目安にしたいし、コメントの返事はその日 (遅くても翌日) には書けるやうになったと思う。

今まで頂いたコメントについても、今日、全部返事を書いた。コメントを書いて下さった方は、どうぞご確認下さい。

あとがき

ブログの更新頻度が落ちた最大の理由は、4 月・5 月に無線ルーターが落ちまくったことにある。最低限のネット環境で過ごしていたわけ。なので情報収集も満足に行なえなかった。まだメール・ボックスに 500 の未読メールと、フィード・リーダーに一万近い未読記事が残ってる (これをどう消化しやう (泣))。

昔みたいに、一日三エントリー書くことは出来なさそう。それでも、一日二エントリーは目標にしたい。

2007-06-29

Linux 版 Google Desktop リリース

Google Desktop の Linux 版がリリースされた。Windows (や Mac) でお馴染みの Google Desktop 検索が、Linux でも使えるやうになる。

システム要件は、glibc 2.3.2+、gtk+ 2.2.0+。rpm と deb の二つのパッケージ形式が用意されている。Google 側によると、Red Hat, Fedora, Suse, Mandriva, Debian, Ubuntu といったディストリビューションをサポートしている。

ダウンロードとインストール。

ダウンロードはこちらから。

ぼくは今、Ubuntu 6.10 を使ってる。上記ページのリンク先から deb パッケージをダウンロードして、デスクトップに現れたアイコンをダブル・クリックしたら、関連付けられたパッケーシ・マネージャーが起動してインストールが終了した。

インストールを終えたら一回ログアウトして、再ログイン。すると、Google Desktop が起動するやうになる。この時、Google Desktop は、一回こっきりのインデックス作成に取りかかる。数時間、Linux マシンを起動したまま放置しませう。寝る前に Google Desktop をインストールしておくと、起きたら Google Desktop が使えるやうになるはず... (ファイルの量にもよるけれど :p)

Google Desktop for Linux の特徴

Linux 版の Google Desktop は、Windows 版と比べると機能が貧弱。サイドバーもないし、ガジェットもない。機能としては、Google Desktop 1 や Mac 版 Google Desktop に近い。

一応、Google Desktop の機能を箇条書きでまとめて置きませう。

  • クイック検索ボックス: Ctrl + Ctrl で検索ボックスがポップアップする。ただし、Windows 版や Linux 版のやうに、アプリケーションを起動 (実行) する機能はない。
  • Gmail サポート: Gmail に保存されてるメールを検索することが出来る。
  • ウェブ履歴サポート: Firefox で閲覧したウェブ・ページを検索できる。これは、Firefox でのウェブ履歴に対してのみ有効。Google のサーバーに保管されてるウェブ履歴を検索できるわけではない。
  • 多彩なファイル形式 (後述)
  • 多言語対応: 最初から日本語をサポート。日本語以外にも、英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語・オランダ語・中国語・韓国語で使うことが出来る。

サポートしているファイル形式は、以下の通り。ドキュメントは、gzip で圧縮されてても、インデックスされるっぽい。

  • テキスト・ファイル (C 言語等のソース・コードや HTML ファイルを含む)
  • PDF 及び PS ファイル
  • Thunderbird のメール
  • OpenOiice ドキュメント
  • man 及び info ドキュメント
  • 画像及び音楽ファイル
  • ファイル名及びフォルダ名

インデックスは、基本的に自分のホーム・ディレクトリーと info や man ディレクトリー以下から作成される。このパスは、設定から自由に変更可能。ユーザーによっては、「/usr/share/doc」や「/usr/share/texmf/doc」も検索パスに含めておくと幸せになれるかもしれない。

find + grep や locate との比較

Google Desktop の良さは、自動的なインデックス作成と高速な全文検索機能にあらう。find や locate コマンドだけを使ってた Linux ユーザーには、全文検索を手軽に行なうツールが提供されたと考えていいと思う。

一方で、Google Desktop はインデックスされていないファイルは検索しない。従って、デフォールトでは「fstab」が「/etc」以下にあることも、libpng.so をパスに含むファイルがどこにあるかも、Google Desktop では調べることができない。「全文検索」を目的とする Google Desktop の本来の趣旨ではないんでせう。もちろん、かういった検索には locate コマンドが有効。

同じやうに、インデックスされてないパス以下のファイルに検索をかける場合、find + grep が必要になることでせう。

Google Desktop は、主に自分が管理しているドキュメント及びソース・ファイル、そして info や man を検索するのに役立つ。特に、ネットにあるドキュメントを (今は Gmail の検索しか出来ないけど、そのうち検索履歴や本当の意味でのウェブ履歴も...) 検索出来るポテンシャルが、既存の Linux 向け全文検索とは一線を画している。

あとがき

Linux 版 Google Desktop が出たということで、Linux のオープン・ソース界隈からのコントリビューションが増える気がする。おそらく、Emacs な人達は M-x locate の Google Desktop 版をサポートするんじゃないかな。期待大。

2007-06-28

Six Apart にお邪魔して来た

2005 年の夏にインターンシップでお世話になった Six Apart にお邪魔して来た。念のために書いとくと、Six Apart はブログを作っている会社。Movable TypeTypePad といったブログ・ツールやサービスを開発している。

Six Apart の日本法人は、東京は赤坂にある。TBS 放送センター近くの円通寺ガデリウスビル。その 7 階が彼らの本拠地。

ぼくがインターンで通ってた 2 年前は、同じ赤坂のミカドビルにオフィスがあった。だから、今の Six Apart 社内を見るのは初めて。ちなみに、2 週間前に突然オフィスにおしかけやうとして、旧オフィスに行ったら誰も居なくて途方に暮れたのは内緒の話。今回は、前回の反省を活かして、事前に金子さんにメール打って訪問した。

IT ベンチャーの時の流れは早い。オフィスに入ると、見知った顔がチラホラとあったけど、半分以上が知らない人達だった。それでも、「ケンウッドとビクターはどうなるんだ?」なんて、家に帰った息子に父親が聞くやうな事を言ってくれる人が居て、アット・ホームな雰囲気はそのままで嬉しかった。一番変化してて驚いたのは、某氏の髪型だったりして (イメチェンし過ぎです!)。あと、会えると期待してた人が居ないと思ってたらハネムーン中、ってのにはやられた。

「mixi を読んでるんで、そんなに久しぶりという感じがしない」なんて台詞は、流石に IT ベンチャー。「Google の新しいサービスが出たら、clmemo@aka を見に行ってる」と言ってもらえて感激。そして、最近忙しさにかまけて更新速度が落ちてることを猛省。

オフィスでわいのわいのと雑談した後は、まだ食事に行ってなかった開発陣と一緒に昼御飯。旧オフィスに比べて、新オフィスの周りには飯屋が少くなったとのこと。で、連れていってもらったのは中華のお店。千円で美味しい料理を頂いた (この時の会話も楽しかったぁ)。

次は、今回一緒に食事出来なかった人達と、晩御飯を食べたいな :)

Google Docs & Spreadsheets インターフェース刷新: フォルダーをサポート

Google Docs & Spreadsheets のトップページのインターフェースが刷新された。

Google docs new interface

一番の変化点は、ファイルの一覧表示が 2 ペインになったこと。右ペインには、今まで通り、作成したファイルの一覧が表示される。新しく追化された左ペインには、「スター」や共有者の名前、ファイル・タイプ (文書 or 表計算シート)、キーワードといったナビゲーションが並ぶ。ここで、例えば「Starred」をクリックすると、右ペインにスターの付いたドキュメントだけが表示されるというわけ。

また、今までタグ付けしていた情報も、左ペインに「フォルダー」として表示されるやうになった (Google Reader のラベルとフォルダーの関係と同じ)。今までのプルダウン・メニューから選ぶよりは、使い易くなった。

更に、右ペインに表示されてるドキュメントは、ドラッグ & ドロップで右ペインに投げ込むことができる。つまり、左ペインの「スターあり」にドキュメントをドラッグすると、そのドキュメントにはスターが付くし、フォルダーの中にドキュメントを放り込むと、そのフォルダーにドキュメントが入る。より直感点な操作が出来るやうになった。

あとがき

新しい Google Docs のインターフェースでは、日本語版でも利用可能。なお、Firefox で英語 (English US) にすると、左ペインのナビゲーションが全く動かなかった。IE7 を使ったり、日本語版にすると問題なかったので、すぐに修正される類のバグだと思う。一応、Firefox ユーザーの方でハマった方は、表示言語を日本語に変えて試されたし。

2007-06-25

「たのしい Cocoa プログラミング」のプレゼント企画

Mac 向けアプリのソフト開発ってどうやるんだらう。Mac ユーザーになって二か月半。段々と (Mac アプリの) プログラミングにも興味が出て来た。で、丁度、そんな半初心者向けの本が発売された模様。更に、プレゼント・キャンペーンまで展開しているという。

対象読者については、Travellers Tales の言葉を引用しませう。

今回の「たのしいCocoaプログラミング(略して『たのココ』)」は、Mac OS X の主要フレームワークである Cocoa API と、IDE である Xcode(無料で入手可2)を初めて触るような方を対象に書かれています。

Travellers Tales : Mac OS X で初めてプログラミングする人に「たのしいCocoaプログラミング」 より引用

正に、ぼくのやうな Mac 初心者向けなんじゃないかしらね。

Mac のプログラミングには、C 言語をベースにした Objective-C というオブジェクト言語を使うと聞いたことがある。さうすると、初心者には C 言語からオブジェクト指向の話までしなくちゃいけなくなる。その点、この本は要点を絞って必要最小限の説明をしているらしい。

Cocoaプログラミングをするには、絶対にC言語の説明が必要だ。でも、C言語の完全な説明は、はっきりいって量が多すぎる。だから、前の本では意識して避けていた。

でもさ、「Cocoaを使うのに最低限必要な知識」だけに絞ったらなんとかなるんじゃない?変数の型や制御文といった、比較的分かりやすいものだけ説明しておけば、とりあえずCoocaでプログラム書き始めることできるんじゃないかな?

たのしいCocoaプログラミング ‹ HMDT より引用

プレゼント企画について

で、この本をプレゼントする企画もあるとのこと

当選人数は 3 人。応募は、メールを送るだけ。住所等の個人情報は、当選後に先方に教える (つまり、当選前に個人情報を出す必要はない)。

で、「たのしい Cocoa プログラミング」をブログで紹介した場合、その旨を書くと当選の率が上がるかもしれないとのこと。

ぼくも、この記事をアップしたら、応募をするつもり。当たるといいな。

2007-06-23

クレジット・カードの返済用銀行口座を閉じてしまった場合の救済処置

クレジット・カード機能の付いた「TSUTAYA W カード」を使ってる。クレジット・カードの機能を提供しているのは、株式会社アプラス。

やばいことになったと思ったのは昨日。クレジット・カードの利用明細書を読んだ時のこと。クレジット・カードの返済口座に、既に閉じてしまった銀行口座名が書いてあった。

最近、ぼくは TSUTAYA でビデオを貸りてない。クレジット・カードの利用も、もう一つ別にクレジット・カードを作ってて、そちらにほぼ利用を移行してしまってる。そんなわけで、TSUTAYA カードの存在をてっきり忘れてた。で、先週、TSUTAYA カードの「返済口座」に指定している銀行口座を (使わなくなったので) 閉じてしまった。

利用明細書を見ると、ネットのプロバイダー代金の引き落としを、TSUTAYA カード経由で行なっていた。クレジット・カードを使っての引き落としは、もう一つのクレジット・カードに全て移行したつもりになっていたけれど、洩れがあったというわけ。プロバイダーへお金が支払れなかったら、最悪、ネットに接続できなくなるかもしれない。困る。

早速、銀行口座変更の手続きを始める。

けれど、口座変更には 1 〜 2 か月の時間が掛かるとのこと。すぐには口座変更できない。それじゃあ、「当月のお支払日」である「平成 19 年 6 月 27 日 (水)」には間に合わない。軽く血の気が引いた。

救済処置 ?

明細書には、「カードに関する各種お問い合せ先」が書いてある。平日の 9:15 から 17:20 までしか受け付けていないのが痛いけど、土曜日もやってたのは不幸中の幸いだった。電話はすんなり繋がり、事情を説明したら、解決策を教えてもらった。

カード会社 (ぼくの場合、アプラス) が銀行口座から自動引き落としするはずの金額を、自分でカード会社に振り込めばよいとのこと。かういふ問い合わせ電話をカード会社にすれば、銀行口座変更の手続き書類と一緒に、カード会社への振り込み用紙も送ってくれる。手続きには最悪 2 か月以上の時間がかかるので、さういふ人には明細書と一緒に振り込み用紙を送るやうにも出来るとのこと。

さて、ぼくの場合、振り込み期限が 6/27 (4 日後) に迫ってる。振り込み用紙を送ってもらうのでは、間に合わないかもしれない。で、提示されたのは二つの方法。

  1. 振り込み用紙をもらって、7 月上旬までに入金する。この場合、カード会社に「不払」の記録が残ってしまう。
  2. 振り込み口座を (電話で口頭で) 教えてもらって、6/27 までに ATM etc... から入金する。

不払の記録が残るのも嫌なので、ATM から振り込みすることにした。

あとがき

クレジット・カードの存在を忘れて銀行口座を閉じた人間のために、ちゃんと救済の方法が用意されていて助かった。アプラス以外のカード会社が同じことをやってるのかは知らないけれど、今回の記事が参考になればいいな。

Google Talk Gadget がマルチ・ユーザー・チャットに対応

Google の IM である Google Talk には、Windows 用のクライアント・アプリケーションの他、Gmail 用のインターフェース (Gmail Chat) と iGoogle 用の Google Gadget (Google Talk Gadget) が用意されている。この度、Google Talk Gadget に、複数のユーザーでチャットする機能が追加された。つまり、いわゆるグループ・チャットが出来るようになったってこと。

グループ・チャットのやり方は簡単。Google Talk Gadget でまず一人目とチャットをする。すると、チャット画面の上方に「Group Chat」という項目があるので、これをクリック。二人目・三人目... を誘うメニューが現れる。

Google Talk Gadget - group chat

ちなみにグループ・チャットは、今のところ Google Talk Gadget でのみ可能。では、相手が Google Talk cliend (for Windows) や、Gmail Chat を使っている場合は?

さういふ場合は、相手側に Google Talk Gadget を使うための URL リンクが通知される。相手がリンクをクリックすると、Google Talk Gadget ガジェットが別ウィンドウで起ち上がるという仕組み。

チャットをしていて、「あいつもこの議論に加えよう」なんて時に重宝しそう。あとは、ファイル転送と音声チャットが (ガジェットで) 出来るやうになれば、Windows クライアントなんか要らないのに!

2007-06-22

iGoogle にタブの共有機能

iGoogle (英語版) にタブの共有機能がついた。

といってもこの機能、正確には「共有」というよりガジェットの紹介に近い。というのも、「共有」されているはずのタブを、各個が個別に編集することが出来るから。

例えば、A さんが B さんとタブを「共有」しているとして、A さんがタブからガジェットを一つ削除しても、B さんのタブからそのガジェットが削除されることはない。本当にタブが共有されてるなら、B さんのタブからもそのガジェットが消えるはず。

iGoogle には、好みのガジェットを他の人に紹介する機能がある。この「共有」という機能は、タブの中にある「全てのガジェット」を紹介する機能と考えるといいのかもしれない。

なお、A さんが B さんに「タブを共有」したとして、ガジェットの設定は引き継がれない。つまり、Google News のカスタム・ガジェットであれば「検索キーワード」が、天気予報ガジェットであれば「設定地域」が、ログイン情報を設定しなければいけないガジェットなら ID とパスワードが、空になった状態で相手側にガジェットが紹介される。パスワードなんかが他人に渡ったら困るので、かうなってるんだらうけど、「Google News のカスタム・ガジェット」や「天気予報」なんかは設定を保存したままにして欲しいもの。ジレンマ、ジレンマ。

タブの共有

タブの共有方法は、次の通り。まず、アクティブなタブの右端にある三角アイコンをクリック。プルダウン・メニューが表示されるので、そこから「Share this tab」をクリック。すると、タブを共有したい相手を指定する「Send to a friend」ウィンドウがポップアップする。相手のメール・アドレスを入力して (必要ならメッセージも添えて) 「Send」ボタンを押せばお終い。

iGoogle - share

タブ共有のお誘いメールには、タブを「共有」するための URL が書いてある。このページに飛ぶと、送り主が「共有」を提供しているガジェットの一覧が表示される。受け取り人は、タブ共有を承認する前に、どんなガジェットが紹介されているか見ることが出来るというわけ。ガジェットにはチェック・ボックスがついていて、要らないガジェットを「共有」から外すこともできる。

iGoogle share - check box

2007-06-17

iGoogle のタブ数制限がなくなった

iGoogle (旧称: Google Personalized Search) のタブ数の制限がなくなった。

今までの iGoogle は、タブの数が 6 個までに制限されていた。つまり、今まではタブを 6 個作ると、「タブを追加」リンクが表示されなくなる仕様だった。その制限がなくなって、タブをいくつでも作れるようになった。

iGoogle は、タブを切り替えるごとにページをレンダリングする。これは、タブの切り替えに一寸時間が掛かるというデメリットと、タブの数をいくら増やしてもパフォーマンスに影響はないというメリットを意味してる。一つのタブにガジェットを詰め込みすぎると、タブの切り替えがもっさり重くなるので、沢山タブを作って切り替えをスムーズにする方がいいのかもしれない。

ref

Blogger in draft で Blogger の新規能テストに参加

アーリー・アダプター、ギーク、人身御供、人柱。いろんな言い方はあるけれど、新しい機能やサービスに飛びつく人間がいる (かくいうぼくもその一人)。そんな人達向けに、Blogger in draft というサービスがスタートした。

これは、ブログ・サービス Blogger のテスター用サービス。Blogger で新機能として公開される予定の機能を、いち早くテスターの人達に使ってもらおうというもの。Blogger 側は、ユーザーの反応を見て、一般公開前に新機能の改善を行なったり、サービス投入中止の決定を行なったりする。

下記 URL からアクセスできる。

ちなみに、Blogger はオレンジを基調にしているけれど、Blogger in draft は青色基調。今、自分が Blogger と Blogger in draft のどちらを使っているのか分からなくなったら、画面の上方にある Blogger のアイコンを見てみませう。これがオレンジ色なら Blogger。青色で傾いていたら、Blogger in draft。

Blogger in draft 関連の話題は、Blogger Buzz (Blogger 公式ブログ) ではなくて、Blogger in draft ブログで扱われる。

Blogger in draft の最初の新機能は、ビデオ投稿。試したいけど、ビデオを持ってないぼくはどうしたらいいだらう :p

2007-06-14

Lifehacker 本が届いた

2007-06-13。黄色い郵便物が届いた。

中には、Lifehacker という書名の本が入っていた。

Lifehacker って何?

アメリカの有名ブログの一つに、Lifehacker.com というブログがある。

Lifehacker (ライフハッカー) は、Lifehack (ライフハック) をする人のこと。Lifehack は、更に「Life (生活)」と「Hack (ハック)」の二つの言葉に分けられる。hacker には悪いイメージが先行しているけれど、本来はコンピューター界の敬称。O'Reilly の Hack シリーズから、説明を引用しませう。

Hack という言葉は、メディアにおいて大変な悪評を得ています。(中略) しかし、コードを書く職業に携わる人々の間では、Hack は、問題に対する荒削りで手っ取り早いソリューション、あるいは、物事を片付けるための賢いやり方を指すのに使われています。そして、Hacker という言葉は、むしろ、仕事をこなす技術力のあるクリエイティブな人を指す、賛辞の言葉と考えられています。

つまり、Lifehacker とは、身の回りの生活で賢いやり方を探す人、もしくは実践している人を指す。

Lifehacker.com は、そんな Lifehacker になるための情報を集めて記事にしているブログ。ブログなので、ネットやコンピューターに関する話題が多いけど、PC を使わないアナログなライフハックも時々紹介している。

そして 2006 年末、Lifehacker.com の内容が書籍化された。

副題を見ての通り、88 のライフハックが紹介されている。今回、ぼくの手元に届いたのは、その Lifehacker 本の日本語版。2007-06-20 発売予定のもの。定価は 1800 円。

Lifehacker インターネット時代のワークスタイル改善術!
Gina Trapani 新丈 径
4756149499

ぼくがこのエントリーの冒頭で説明した「Lifehacker (ライフハッカー)」の定義についても、「はじめに」で 4 ページを費して解説がされている。収録されている内容は、主にコンピューター関連のライフハック。Windows ネタだけじゃなくて、Mac ネタも取り扱ってる。PC を使わないライフハックも、ほんの少しだけど入ってる (ex. Hack 6: メモは上手に取ろう)。

献本

何故、Lifehacker の日本語版がぼくに送られてきたのか?

理由は、clmemo@aka のエントリーが Lifehacker 本で紹介されたため。それで献本ということになった。

Lifehacker 本に載ったのは、Firefox Portable の日本語化に関するエントリー。

本の章でいうと、「Hack 34: フラッシュドライブにすべてを詰め込もう (p.187)」。このハックでは Portable Apps (Firefox Portable もその一つ) が紹介されていて、特に日本語化の方法についてページが割かれている。

2007-06-07

Remember the Milk も Google Gears をサポート

clmemo@aka でも何度も紹介しているオンライン ToDo 管理サービス Remember the Milk が、Google Gears に対応した。これは、今までネットに繋がっていないと出来なかった ToDo 管理が、オフラインでも出来るやうになった、ということを意味する。

Google Gears のインストール方法は、過去記事を参照のこと。

既に Google Gears をインストールしている場合は、何もする必要はない。Remember the Milk のサイトに行くと、一度だけ Google Gears と Remember the Milk が通信する旨、確認が取られる。OK を押せば、Google Gears が使用可能になる。

Remember the Milk の優れている所は、ブラウザーがオフラインになると、自動的に「オフライン・モード」に移行するところ。これは、Google Reader 版にはなかった機能。なんで、Google Reader にこの機能がないのか考えてみたのだけど、オフラインになる度に、2000 もの記事をローカルに保存するのは、処理が重すぎるからじゃないかな。特にぼくの MacBook は、ディスプレーを閉じるとオフラインになる。で、頻繁に開け閉めを繰り返すことがあって、その度に 30 秒近くも 2000 の記事を同期させたりするかと思うとゾッとする。Remember the Milk の場合、2000 の記事よりは情報量が少なさそう。だから、オフライン自動検出を働かせるメリットが大きいのかな?

さて、これから Google Gears に対応したサービスが増えてくると、手動でオフライン・モードにする手間は大きくなってくる。これからのサービスには、オフライン・オンラインの自動検出は必須になるでせうね。それから、Google Gears も、複数のサービスを一括でオフライン・オンラインを切り替える仕組みを用意してくるかな。