Gmail のウリの一つは、強力なスパム・フィルター。Gmail は勝手にスパム・メールをスパム・フォルダーに振り分けてくれる。時々、スパム・フィルターをすり抜けてくるメールを、ユーザーは「Report Spam」するだけでいい。
でも、Gmail も万能じゃない。ごく稀に、スパムでないメールをスパム判定してしまう (そういったメールは、「Not Spam」と Gmail に教えてあげやう)。マーフィーの法則か、誤スパム判定されたメールに限って、重要なメールだったりする。そこで、誤スパム判定されないための Tips と、誤スパム判定されたメールをより素早く救出する Tips を一つずつ紹介しませう。
Contacts List に登録する
誤スパム判定されない為には、どうすればいいか。Gmail には、「このメール・アドレスから届いたメールはスパムじゃないよ」と教えてあげるホワイトリスト機能がある。ヘルプを引用しませう。
友人または知人のメール アドレスを連絡先リストに追加してください。 Gmail では、連絡先から送信されたメッセージは必ず配信されるようになっています。
Gmail: ヘルプ センター - メールに迷惑メールのマークが付けられないようにするにはどうすればよいですか。 より引用
はい。ただ、メール・アドレスを「連絡先リスト (Contacts List)」に追加するだけ!
事務や連絡用メーリング・リストなど、自分が連絡を取ることがない相手のメール・アドレスも「連絡先リスト」に登録しませう。メールが届く可能性の少しでもあれば、メール・アドレスを「連絡先リスト」に登録しませう。
これで少くとも、未知のメール・アドレスから来たメール以外、スパム・フィルターでメールを失うことはなくなる。
誤スパム判定されたら...
誤まってスパム判定されたら、「迷惑メール (Spam)」から目で「誤まってスパムとなった」メールを探さないといけない。そしてスパムでないメールを見つけたら、そのメールにチェックを入れて、「Not Spam」と Gmail に教えてやる。
この時、役に立つのが検索機能。
Gmail の検索は、デフォールトでスパムを無視するようになっている。そこで、in:spam 構文を使う。この構文を使うと、スパム・メールを対象にメールを検索できる。
例えば、大学関係者であれば
in:spam from:ac.jp
で、教育機関からのメールを探す。
何かプロジェクトが動き出しているなら
in:spam プロジェクト名 in:spam プロジェクトに関係ある地名 in:spam cc:プロジェクトの責任者のメール・アドレス
などで検索してみるのも良いでせう。ここら辺は、非常に泥臭いけれど、想像力を膨らませて....
もし、ブラウザーが firefox なら、スマート・フォルダー (要・Greasemonkey) に、上の「誤スパム判定されたメールを見つける検索式」を保存しておくと便利。
ぼくは
in:spam from:所属機関のメール・アドレス
という検索式を「Salvage from Spam」という名前で保存している。
この検索を使う方法では、全ての誤判定されたメールを見つけることはできない。検索式を過信せず、時々スパム・メールを目でチェックして欲しい。
>ごく稀に、スパムでないメールをスパム判定してしまう
ReplyDelete私も以前、そんな目に遭いました。
「メール、来ないなぁ…」と訝しんでいたのですが、G-mail のスパムフォルダーにしっかり振り分けられていました(笑)。
この投稿を読んでから、また覗きに行ったのですが、今回はスパムだけでしたね。
しかし、よくもまぁ、いろいろと考えるものですね、送り主さんたち。
たまに笑ってしまいます。
全くもってスパムには悩まされますね。本エントリーが、スパムに紛れたメールの救出の一助になれば幸いです :)
ReplyDelete> しかし、よくもまぁ、いろいろと考えるものですね、送り主さんたち。
同意。添削したくなるほど出来の悪いのから、大爆笑必至まで玉石混淆ですね。その労力を他に回そうよ、とスパムを送る人達に言いたい ^^;