ぽちさんに頼んで、クラシック音楽専門の SNS Muse に招待して頂いた。
No Music, No Life なぼくではあるけれど、持ってる CD の 8 割はクラシック音楽。けれど、音楽サービスの中でクラシック音楽はマイノリティーなんだよね。だから、クラシック専門の SNS と聞いて、飛びついたわけ。
入会してから気付いたんだけど、Muse は、「クラシック音楽を聴いて楽しむ」人向けというより、「クラシック音楽を演奏して楽しむ」人達をメイン・ターゲットにしてるっぽい。
例えば、掲示板から演奏会掲示板というのを作ったり、その情報を演奏会検索で検索したりできる。SNS 付属のカレンダーにも、演奏会情報を表示するチェックボックスが用意されてる (※でも、カレンダー演奏会情報を追加するにはどうすればいいんだろ?)。コミュニティーも、演奏家関連のコミュニティーが多いように思う。
Muse で面白いと思ったのは、カテゴリーが用意されていること。その数 42。例えば「指揮者」「作曲家」「ソプラノ」「ピアノ」「オルガン」「チェンバロ」「交響曲」「協奏曲」「器楽曲」という感じ。このカテゴリーが、Muse の中の至る所で活用されている。つまり、プロフィール、日記、演奏会といった項目で、カテゴリーを最大 5 つまで設定できるようになっている。カテゴリーに「交響曲」を含む日記を読むとか、「オルガン」の演奏会を探す、という風に検索の効率を高めている。
クラシック音楽の演奏をする人には、面白そうな SNS ではあるけれど、不安な点もある。気になるのが、SNS のユーザー数が少ないこと。これは、コミュニティーの数が少ないことと、コミュニティーが盛り上がっていない (ように見受けられる) ことにも関係していそう。それから、eventcast (ソーシャル・イベント・サービス) といった競合になり得るサービスが現れ始めていること。Last.fm も汎用音楽系 SNS として無視できなさそう。
クラシック専門と銘打って、どれだけ人を集められるかが、Muse の今後を決めそうな気がする。
クラシック・ファンとしては Muse を応援してるんだけどね。
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