一昨日の Remember the Milk のエントリーで、次のような英語表現が現れた。
within 1 week of today
その時は、初めてお目にかかる言い回しだったので意味が取れなかった。少し調べてみたので、成果を書いておく。
辞書を引いて...
困った時は、辞書を引きませう。リーダーズ+プラス V2 で前置詞 of を引いた。
上の表現として合いさうなのは、6 番目の説明。引用してみやう。
6 [距離・位置・分離・剥奪] …より, …から.
- within ten miles of London ロンドンから 10 マイル以内に.
- ten miles north of Chicago シカゴの北 10 マイル.
- deprive sb of a thing 人から物を奪う.
- recover of a cold かぜが直る.
- back of… _…の後ろに (behind).
用例としては、一番最初のものが適当かな。「within 離れた分 of 起点」で、「起点から離れた分までの間」という用法があるらしい。
「within 1 week of today」は、「today」が起点になって、そこから「1 week」分離れた所。つまり、「今日から一週間の間」という意味になる。
少し応用例を書き出してみやう。
- within 10 days of Monday. 月曜から 10 日以内
- within 2 weeks of tomorrow. 明日から二週間以内
- within 1 month of 1st. 月初めから一か月以内 (1st は月の 1 日目のこと)
- within 7 days of 7/4. 7 月 4 日から 7 日間以内
ところで、この用法は方向の指定がない。つまり、「within 10 days of Monday」は月曜日から前後 10 日という風になる (と思う)。
Remember the Milk では...
Remember the Milk の中で、「within ○○ of □□」の使える検索構文は二つある。
一つは dueWithin: で、もう一つは completedWithin:。前者は「期限」を、後者は「タスクの完了」を指定する検索構文。
注意すべきは、dueWithin: は未来を、completedWithin: は過去を検索するということ。
例えば、dueWithin:"2 days of tomorrow" は、明日から前後一日。つまり、今日・明日・明後日以内の due (期限) を探しそうなものだけど、Remember the Milk は「明日から未来へ一日」。つまり、「今日と明日」の due を探す。
同じように、completedWithin"2 days of 1st" は、その月の 1 日と 2 日、そして前の月の最後の日に完了したタスクを探しそうなものだけど、Remember the Milk は「その月の最初と前の月の最後の日」の完了タスクを検索する。
これが、英語としても正しいのか、Remember the Milk 特有の構文なのか分からない。英語に詳しい人、教えて!
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