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2006-09-15

Gmail の誤スパム判定と戦う

Gmail のウリの一つは、強力なスパム・フィルター。Gmail は勝手にスパム・メールをスパム・フォルダーに振り分けてくれる。時々、スパム・フィルターをすり抜けてくるメールを、ユーザーは「Report Spam」するだけでいい。

でも、Gmail も万能じゃない。ごく稀に、スパムでないメールをスパム判定してしまう (そういったメールは、「Not Spam」と Gmail に教えてあげやう)。マーフィーの法則か、誤スパム判定されたメールに限って、重要なメールだったりする。そこで、誤スパム判定されないための Tips と、誤スパム判定されたメールをより素早く救出する Tips を一つずつ紹介しませう。

Contacts List に登録する

誤スパム判定されない為には、どうすればいいか。Gmail には、「このメール・アドレスから届いたメールはスパムじゃないよ」と教えてあげるホワイトリスト機能がある。ヘルプを引用しませう。

友人または知人のメール アドレスを連絡先リストに追加してください。 Gmail では、連絡先から送信されたメッセージは必ず配信されるようになっています。

Gmail: ヘルプ センター - メールに迷惑メールのマークが付けられないようにするにはどうすればよいですか。 より引用

はい。ただ、メール・アドレスを「連絡先リスト (Contacts List)」に追加するだけ!

事務や連絡用メーリング・リストなど、自分が連絡を取ることがない相手のメール・アドレスも「連絡先リスト」に登録しませう。メールが届く可能性の少しでもあれば、メール・アドレスを「連絡先リスト」に登録しませう。

これで少くとも、未知のメール・アドレスから来たメール以外、スパム・フィルターでメールを失うことはなくなる。

誤スパム判定されたら...

誤まってスパム判定されたら、「迷惑メール (Spam)」から目で「誤まってスパムとなった」メールを探さないといけない。そしてスパムでないメールを見つけたら、そのメールにチェックを入れて、「Not Spam」と Gmail に教えてやる。

この時、役に立つのが検索機能。

Gmail の検索は、デフォールトでスパムを無視するようになっている。そこで、in:spam 構文を使う。この構文を使うと、スパム・メールを対象にメールを検索できる。

例えば、大学関係者であれば

in:spam from:ac.jp

で、教育機関からのメールを探す。

何かプロジェクトが動き出しているなら

in:spam プロジェクト名
in:spam プロジェクトに関係ある地名
in:spam cc:プロジェクトの責任者のメール・アドレス

などで検索してみるのも良いでせう。ここら辺は、非常に泥臭いけれど、想像力を膨らませて....

もし、ブラウザーが firefox なら、スマート・フォルダー (要・Greasemonkey) に、上の「誤スパム判定されたメールを見つける検索式」を保存しておくと便利。

ぼくは

in:spam from:所属機関のメール・アドレス

という検索式を「Salvage from Spam」という名前で保存している。

この検索を使う方法では、全ての誤判定されたメールを見つけることはできない。検索式を過信せず、時々スパム・メールを目でチェックして欲しい。

2 comments:

  1. >ごく稀に、スパムでないメールをスパム判定してしまう
     私も以前、そんな目に遭いました。
    「メール、来ないなぁ…」と訝しんでいたのですが、G-mail のスパムフォルダーにしっかり振り分けられていました(笑)。

     この投稿を読んでから、また覗きに行ったのですが、今回はスパムだけでしたね。
     しかし、よくもまぁ、いろいろと考えるものですね、送り主さんたち。
     たまに笑ってしまいます。

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  2. 全くもってスパムには悩まされますね。本エントリーが、スパムに紛れたメールの救出の一助になれば幸いです :)

    > しかし、よくもまぁ、いろいろと考えるものですね、送り主さんたち。

    同意。添削したくなるほど出来の悪いのから、大爆笑必至まで玉石混淆ですね。その労力を他に回そうよ、とスパムを送る人達に言いたい ^^;

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