2006-07-22

Google Accessible Search

Google が Accessible Search なる検索エンジンを Google Lab で公開した。

これは、アクセシビリティーの高いページを優遇するアルゴリズムを加えた Google 検索。音声読み上げブラウザーやテキスト・ブラウザーを利用する人達に最適な検索結果を返すのが目的らしい。

そもそも、フラッシュや iframe、JavaScript を多用したページはテキスト・ブラウザーで読めない。音声読み上げブラウザーもしかり。ところが、そういうページも Google 検索の上位に上がってきて、しかも、ページにジャンプするまで「読める」か「読めない」か分からない。

どんなに有益な情報があらうとも、読めなければ意味がないので、テキスト・ブラウザー・ユーザーはすぐにそのページを離れる。

これを何度も繰り返すと、イライラが溜ってくる。

「目的の情報」が見つからないことに対してじゃなくて、「目的の情報が読めない」ことに対してね!

気分としては、リンク切れの検索結果を返された感じ。

Google Accessible Search は、最初からこういうアクセシビリティーの低いページを冷遇する! また検索結果ページもスッキリしてる。つまり、広告、スポンサー・リンク、画像、ニュース・リンク、JavaScript、etc... がない。

こういう検索エンジンを大手が手がけてくれると、本ト助かる。

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