オンライン・ストレージ。それはネット上にファイルを置けるサービス。保存容量の大きさ、値段の他に、ファイルのアップロードの簡便さもサービスを選ぶ時の判断基準になるかと思う。
ほとんどのサービスはウェブ・インターフェースを持っていて、いくつかのサービスは Windows 用のクライアン・ツールを提供している。例えば Xdrive は、オンライン・ストレージをローカル・ドライブとして使えるようにするツールを配布している。
さて、本題の openomy は、clmemo@aka でも何回か取り上げたオンライン・ストレージ・サービスだけれども
Linux システムに自分のアカウントをマウントするツール openomyfs を公開している。これを使うと Linux ユーザーは、openomy にあるファイルをローカルにあるのと同じように cp したり、diff したりできるようになる。
openomyfs のインストール方法は昨日書いた。
今日は使い方を書いてみる。
Openomyfs の使い方
まず、おさらい。~/openomy に openomy をマウントするには次のようにする。
$ cd ~/bin $ ruby ofs.rb ~/openomy &
unmount は ruby プロセスを kill するか、
$ fusermount -u ~/openomy
~/openomy ディレクトリーを ls すると files と tags の二つのディレクトリーが見える。
$ ls ~/openomy files/ tags/
- files/
- openomy にアップロードされた全てのファイルが置かれる。このディレクトリーへのファイルのコピーはファイルのアップロードを意味する。同様に、files ディレクトリーからファイルを削除すると、openomy からもファイルが削除される。
- tags/
- tags/ の下で openomy はタグを管理している。tags/ ディレクトリーの下で mkdir することは、新しいタグを作ることを意味する。同様に、tags/ ディレクトリー下のディレクトリーを削除すると、openomy からそのタグが削除される。
例えば、dog.png というファイルをアップロードし、dog というタグを付けるには次のようにすればいいはず。
$ cp dog.png ~/openomy/files/ $ mkdir ~/openomy/tags/dog $ cp ~/openomy/files/dog.png ~/opemony/tags/dog/
Ruby 使いや、Linux ユーザーにとって、openomy はかなり面白い存在になるんじゃないかと思う。
PS. 今、試したら、アップロードしたファイルが 0 バイトだったり、タグが付けられなかったり。ファイルの同期が上手くいっていないのか。トラブル?
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