2006-08-07

Google の who is 構文

Google Hacks 第二版の Hack #10「語句定義の検索」(p.59) 曰く、用語の前に define を付けてやることで、その用語の定義や説明を調べてくれる。例えば、google の定義が知りたければ、次のように検索する。

この検索で得られる解答は次の通り。

Google, a popular search engine, is a tool for finding resources on the World Wide Web. Google scans web pages to find instances of the keywords you have entered in the search box.

ちょっとした調べ物には、重宝しそう。

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さて、ここまでは前振り。

Google Operating System によると、Google はこの検索語構文を更に分かり易くしたという。

新しい構文は、「what is」「who is」「where is」「when is」の四つ。これらの構文は、英語インターフェース版でしか使えない。つまり、google.com で検索するか、&hl=en を検索 URL に加える必要がある。悪しからず。

what is 構文

「what is」構文は、define 構文のエイリアス。

「define google」と「what is google」は、全く同じ答えを返す。

つまり、用語の定義を調べる検索構文。

who is 構文

「who is」構文では、人や会社や製品の情報を教えてくれる。

同じく、google で検索してみやう。

検索結果は次の通り。

Google — ... is headquartered at the "Googleplex" in Mountain View, California, and employs over 3,000 workers

検索エンジン Google の定義ではなくて、企業 Google の説明が表示された。

なお、この「who is」構文は「info」構文のエイリアスでもあるという。つまり、「info google」としても、上と同じ答えが得られる。

where is 構文

「where is」構文は、所在地を答えてくれる。

答えは次の通り。

Google — Location: Mountain View, California

when is 構文

「when is」構文は、そのイベントの日が何時かを教えてくれる。

例えばイースター (復活祭) がいつかを知るには、次のようにする。

Easter — Date: (Western) April 16, 2006 (Orthodox) April 23, 2006

define と define:

最後に、「define」と「define:」の違いを説明しておきませう。

え? 何が違うかって? それは define の後にコロン (:) を置くか置かないかの違い。

define (コロン無) を使う場合、Google は、用語の定義を検索結果の一番上に一つだけ表示し、後は「define aka」という二つのキーワードを検索した場合の答えを返す。

一つ、define: (コロン有) では、用語の定義を様々なページから調べて、そのリストを返す。

百聞は一見にしかず。次の二つのリンクを辿られたし。

ちなみに aka. の意味については拙エントリーでも一度取り上げているので、お時間があればどうぞ。

define & define: 構文は日本語インターフェースでも利用できるので、覚えておいて損はない。

what is 構文は日本語で使える日は来るのかな? 日本語版では、やっぱり日本語で検索するようになるのかしらん。例えば「正月はいつ?」みたいに。う〜ん、Google の日本人開発者に期待しませう。

2 comments:

  1.  これは便利そう。
     というか、誰でも直感的に使えそうですね。
     "what is"なんかは、英和辞典では不明の単語を調べるのに使えそうですね。

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  2. 便利で直感的でしょう。define と info って、つい忘れてしまいそうですよね。ちゃめの Blog でお活用下さい ;)

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