Google Hacks 第二版の Hack #10「語句定義の検索」(p.59) 曰く、用語の前に define を付けてやることで、その用語の定義や説明を調べてくれる。例えば、google の定義が知りたければ、次のように検索する。
この検索で得られる解答は次の通り。
Google, a popular search engine, is a tool for finding resources on the World Wide Web. Google scans web pages to find instances of the keywords you have entered in the search box.
ちょっとした調べ物には、重宝しそう。
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さて、ここまでは前振り。
Google Operating System によると、Google はこの検索語構文を更に分かり易くしたという。
新しい構文は、「what is」「who is」「where is」「when is」の四つ。これらの構文は、英語インターフェース版でしか使えない。つまり、google.com で検索するか、&hl=en を検索 URL に加える必要がある。悪しからず。
what is 構文
「what is」構文は、define 構文のエイリアス。
「define google」と「what is google」は、全く同じ答えを返す。
つまり、用語の定義を調べる検索構文。
who is 構文
「who is」構文では、人や会社や製品の情報を教えてくれる。
同じく、google で検索してみやう。
検索結果は次の通り。
Google — ... is headquartered at the "Googleplex" in Mountain View, California, and employs over 3,000 workers
検索エンジン Google の定義ではなくて、企業 Google の説明が表示された。
なお、この「who is」構文は「info」構文のエイリアスでもあるという。つまり、「info google」としても、上と同じ答えが得られる。
where is 構文
「where is」構文は、所在地を答えてくれる。
答えは次の通り。
Google — Location: Mountain View, California
when is 構文
「when is」構文は、そのイベントの日が何時かを教えてくれる。
例えばイースター (復活祭) がいつかを知るには、次のようにする。
Easter — Date: (Western) April 16, 2006 (Orthodox) April 23, 2006
define と define:
最後に、「define」と「define:」の違いを説明しておきませう。
え? 何が違うかって? それは define の後にコロン (:) を置くか置かないかの違い。
define (コロン無) を使う場合、Google は、用語の定義を検索結果の一番上に一つだけ表示し、後は「define aka」という二つのキーワードを検索した場合の答えを返す。
一つ、define: (コロン有) では、用語の定義を様々なページから調べて、そのリストを返す。
百聞は一見にしかず。次の二つのリンクを辿られたし。
ちなみに aka. の意味については拙エントリーでも一度取り上げているので、お時間があればどうぞ。
define & define: 構文は日本語インターフェースでも利用できるので、覚えておいて損はない。
what is 構文は日本語で使える日は来るのかな? 日本語版では、やっぱり日本語で検索するようになるのかしらん。例えば「正月はいつ?」みたいに。う〜ん、Google の日本人開発者に期待しませう。
これは便利そう。
ReplyDeleteというか、誰でも直感的に使えそうですね。
"what is"なんかは、英和辞典では不明の単語を調べるのに使えそうですね。
便利で直感的でしょう。define と info って、つい忘れてしまいそうですよね。ちゃめの Blog でお活用下さい ;)
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