2006-10-10

Google Reader アップデート (2006-10-10)

Google Reader が、メジャー・バージョン・アップ後初めてのアップデートをした。

主な改良点は 4 つ。

  1. スタート・ページの設定
  2. 左サイド・バーの表示/非表示 (u キー)
  3. 「Refresh」リンク
  4. 一本指でフィードを読む (space キー

以下、各論

スタート・ページの設定

Google Reader のスタート・ページ (ログインした時に最初に表示されるページ) を

  • Home
  • All items
  • Starred items
  • Shared items
  • 各 Tag items

の中から選べるようになった。設定は、「Settings > Preferences」から。

これで、「clmemo@aka: 新 Google Reader - Home をスキップする Tips」で説明したように、特別な URL をブックマークする必要がなくなった。もちろん、今でも前エントリーで説明した方法は使える。

左サイド・バーの表示/非表示

u」キーに

  1. 左サイドバーを隠し
  2. テキストの表示幅を最大化する (max-width の設定をキャンセルする)

機能が追加された。もう一度「u」を押すと、左サイド・バーが現れる。

これは、下記二つのエントリーで書いた Greasemonkey を足した様な機能だね。

ただ、Google Groups には、「u」キーが使えないとの報告が入っている。Google Reader Team も、「Settings」ページに行くと、「u」キーが使えなくなると言っている。ぼくの環境でも、「u」キーは使えない。開発陣も、現状は把握してるみたいなので、近い内にバグ・フィクスされるでせう。

あと、この手の話については、もう一つ Greasemonkey スクリプトを書いてるので、お楽しみに。

「Refresh」リンク

左サイド・バーのサブスクリプション (購読フィード)・リストの下に「Refresh」リンクが付いた。けど、壊れてる。う〜ん、ドラ○もんの鈴のよう!

また、キーボード・ショートカットの「r (refresh)」は動かなくなった。それと、「Mark all as read」右横にある「Refresh」ボタンを押すと、フィードを更新後、既読アイテムも表示するようになる。こここら辺の問題も、Google Reader Team は把握しているので、近くバグ・フィクスされるはず。

それより、大きな変更がある。今回のアップデートで新着フィードの更新時間が短くなった (数分置き)。滅多に、「Refresh」ボタンを押す必要もなくなるんじゃなからうか。

それから、新着フィードが届くと、そのフィードが一瞬黄色に光る。かうしたギミックはちゃんと動くんだから、Google らしい。

一本指でフィードを読む

スペース・バーが戻って来た!

List View で、Space バーを押し続けるだけで、全てのアイテムを読めるやうになった。新 Google Reader になって、スペース・キーはスクロールの機能しか割り当てられていなくって、次のアイテムに移るのに「j」キーを打たなくっちゃいけなかった。それが、記事の最後まで来たら、スペース・キーで自動的に次のアイテムに移るよう (旧 Google Reader と同じ動作に) なった。

同様に、記事の頭で「Shift+space (逆スクロール)」すると、前の記事に戻るようになった。

また、キーボードの上矢印・下矢印で、アイテムの小さな上下移動ができるようになったのも嬉しい。

とはいっても、まだ旧 Google Reader の使用感にはあと一歩及ばない。List View で読む時、次のフィードがその場で開かれるのか、リストの画面トップで開かれるのかが分からないのがいけない。ユーザーは、視線をどこに動かせばいいのか予測がつかない。このことを、分かり易く書いてる記事があったのでリンクを張っとかう (ただし英語):

あとがき

この他にも、bookmarklet からのフィード登録時にプレビューが表示されるようになったとか、小さなバグ・フィクスがいくつも入っている。次のアップデートで、かなり安定してくるんじゃないかな。

最後に、Google Reader を楽しむのに参考になるエントリーを二つ紹介:

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