2009-09-30

YaTeX が開発を Mercurial に移行

Emacs の TeX 入力支援環境として有名な YaTeX が、利用しているバージョン管理を CVS から Mercurial (hg) に切り替えた。

Mercurial は、git と同じ分散型バージョン管理システム。集中リポジトリーにアクセスしなくても、ローカルだけで開発を進められて、適当なタイミングで本家リポジトリーにコミット (push) 出来る手軽さがウリ。特にネットワークの繋がらない移動中 (電車・地下鉄・飛行機の中) でも、開発できるのがいい。

リポジトリーの取得とアップデート

hg の clone コマンドでリポジトリーの取得を行なう。

$ hg clone http://www.yatex.org/hgrepos/yatex

更新は pull コマンド。

$ cd yatex 
$ hg pull -u

ログの確認は log コマンド。

$ hg log | head -20
changeset:   101:970c50beb4ce
branch:      dev
tag:         tip
user:        yuuji@gentei.org
date:        Mon Sep 28 13:09:16 2009 +0900
summary:     Change default emacsen from mule to emacs

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branch:      dev
user:        yuuji@gentei.org
date:        Mon Sep 28 13:07:05 2009 +0900
summary:     Remove ancient expresisons

changeset:   99:b1602e0ff018
branch:      dev
user:        yuuji@gentei.org
date:        Mon Sep 28 12:26:29 2009 +0900
summary:     Refer to utf-8:4

changeset:   98:707912ab8252

あとがき

最近、git に浮気して Mercurial 本を読み返していた。なので、この YaTeX のニュースはタイムリー。Mercurial をいろいろいじる実験体 (?) になりそう :p

入門Mercurial Linux/Windows対応

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