Emacs の TeX 入力支援環境として有名な YaTeX が、利用しているバージョン管理を CVS から Mercurial (hg) に切り替えた。
Mercurial は、git と同じ分散型バージョン管理システム。集中リポジトリーにアクセスしなくても、ローカルだけで開発を進められて、適当なタイミングで本家リポジトリーにコミット (push) 出来る手軽さがウリ。特にネットワークの繋がらない移動中 (電車・地下鉄・飛行機の中) でも、開発できるのがいい。
リポジトリーの取得とアップデート
hg の clone コマンドでリポジトリーの取得を行なう。
$ hg clone http://www.yatex.org/hgrepos/yatex
更新は pull コマンド。
$ cd yatex $ hg pull -u
ログの確認は log コマンド。
$ hg log | head -20 changeset: 101:970c50beb4ce branch: dev tag: tip user: yuuji@gentei.org date: Mon Sep 28 13:09:16 2009 +0900 summary: Change default emacsen from mule to emacs changeset: 100:948655c12676 branch: dev user: yuuji@gentei.org date: Mon Sep 28 13:07:05 2009 +0900 summary: Remove ancient expresisons changeset: 99:b1602e0ff018 branch: dev user: yuuji@gentei.org date: Mon Sep 28 12:26:29 2009 +0900 summary: Refer to utf-8:4 changeset: 98:707912ab8252
あとがき
最近、git に浮気して Mercurial 本を読み返していた。なので、この YaTeX のニュースはタイムリー。Mercurial をいろいろいじる実験体 (?) になりそう :p
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