昨日、Git 本を予約しちゃったのに続いて、Mercurial の本も注文しちゃった。Git も Mercurial も最近、はやりのバージョン管理ソフトね。
入門 Mercurial
「入門 Mercurial」は、CVS も Subversion も触ったことがない人にも分かるように書かれている。なので、バージョン管理の説明も懇切丁寧。ソースコードを過去に戻せる「タイムマシン」のようなもの、と説明している。その解説は間違っていないのだけど、git や bzr に慣れ親しんでいて subversion などとっくに卒業している身には、少々くどい。Mercurial は、それなりに Geek なツールなので、もう少し対象を Geek に見積もってもよいのではないかと思った。
全体的に「入門」の名にふさわしい内容。初めて Mercurial を触ってみる人。分散型バージョン管理をいじってみたい人に十分な内容だと思う。ssh の解説が多いのも良かった (ssh は別 PC にリモート・リポジトリーがある時に使う)。
付録あたりに、Emacs や Trac との連携が入っていたら、と思うのは望み過ぎかな。。。
『入門 Mercurial』を執筆しました藤原です。
ReplyDeleteお買い上げ頂きありがとうございます。
確かに「対象を Geek に見積もっても」良かったのですが、
「初心者にとっても一冊で完結」という利便性を優先して
現状の構成としました。
私自身が Emacs 使いなので、Emacs 連携等は入れたかったのですが、
Mercurial + Emacs の対象読者を考えると
他の内容に比べて説明の必要性が薄いかなぁ、と(笑)
あわわ。藤原さん、はじめまして。
ReplyDelete> 確かに「対象を Geek に見積もっても」良かったのですが...
フム、フム。そういう意図でしたか。納得です。
> 私自身が Emacs 使いなので、Emacs 連携等は入れたかった...
ですよね。ですよね。Emacs 使いにとって、SCM と Emacs の連携は外せませんよね。
もし機会がありましたら、是非、hg と Emacs な関係などを書いて頂けたらと思います ;)
私のサイトに簡単な説明がありますので、ご参考になれば幸いです。
ReplyDeletehttp://www.lares.dti.ne.jp/~foozy/fujiguruma/scm/mercurial-emacs.html
これは参考になります。ありがとうございます。
ReplyDelete自分の中で咀嚼できたら、ブログの記事にしてみます :)