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2006-08-27

mobile 版 30Boxes

オンライン・カレンダー・サービス 30 Boxes に、モバイル版が登場した。携帯電話で、下記 URL にアクセス。メール・アドレスとパスワードを入力してログインする。

モバイル版 30 Boxes の利用には、フルブラウザーが必要っぽい。少くとも、i-mode でのアクセスはできなかった。上記 ref. ページのコメントによると、xhtml 対応のブラウザーが必要とある。

モバイル版 30 Boxes では、その日のイベント一覧の確認と削除。One Box (自然言語入力) 形式のイベントの追加をサポートしている。前日と翌日のイベント一覧へはリンクが用意されていて、それ以外の日付にはテキスト・ボックスに日付を入力してジャンプする形式を取る。

ToDo リストと Buddies へのアクセスも可能。ただし、ぼく自身が ToDo と Buddies を使ってないので、レビューできない。ごめんなさい。

問題点は一つ。携帯版は、タイムゾーンを認識していないらしい。つまり、米国との時差は 17 時間あるから、午後 5 時以前に携帯版にログインすると、前日のイベントが表示される。これさえ直れば、使い勝手のいいイベント管理が携帯から出来るのではないかと思う。

ref

2006-08-06

Google Maps の場所保存機能

Google Maps に、過去に Google Maps で検索した場所を保存する機能が加わった。いわば、場所の検索履歴機能。

Google Maps の右上「保存された場所」リンクをクリックするとアクセスできる (英語インターフェースなら「Saved Locations」)。利用には、Google アカウントにログインする必要あり。

保存された場所

Saved Locations 早速、「保存された場所」をクリックして、この新機能を使ってみませう。

「保存された場所」には「新しい場所」を追加する為の入力欄と、保存した場所のリストが表示される。初めて使う場合、保存した場所のリストは空のはず。ここで新しく、「新宿駅(東京)」を「保存した場所」リストに加えてみませう。

「新しい場所」の「場所」と薄く書かれた入力ボックスに「新宿駅(東京)」と入力して、「追加」ボタンをクリックする。すると、保存した場所リストに場所が追加される。

保存した場所リストの「場所」をクリックすると、Google Maps でその場所が開かれ、「場所」の名前が吹き出しで表示される。

次に「ラベル」の活用方法をば説明しませう。例えば、「東京都中野区東中野4丁目4−5」にあるスパゲッティ屋「モーゼ」の場所を保存したい場合。「場所」に住所である「東京都〜」を入力し、「ラベル」に店の名前である「モーゼ」を入力して「追加」ボタンを押す。

こうして保存した場所リストの「場所」リンクをクリックすると、Google Maps でその場所が開かれ、「ラベル」に入力した文字が吹き出しで表示される。これは、Google Maps で「住所 (ラベル名)」と入力したのと同じことになる。詳しくは下記リンク先を参照のこと。

「保存した場所」は、リスト右端の「編集」リンクから再編集が可能。要らなくなった「場所」は、リスト左端のチェックボックスにチェックを入れて、「削除」ボタンをクリックする。

チェックボックス隣にある右矢印をクリックすると、その場所が Google Maps を開いた時に中心になる。

検索から場所を保存する

Google Maps で検索した場所は、自動的に「保存した場所」リストに追加される仕組になっている。

「住所」を検索した場合は「場所」として検索キーワードが保存される。また、「住所 (ラベル名)」形式で検索をかけた場合、「住所」が「場所」に、「ラベル名」が「ラベル」に分けて保存される。

なお、「キーワード loc: 住所」という形式の検索を行った場合、キーワードの部分は無視されて「住所」だけ「場所」として保存される。つまり、「ラーメン屋 loc: 京都」という検索は、「京都」という場所のデータしか保存されない。個人的には、「ラーメン屋 loc: 京都」という塊で検索キーワードが保存されると嬉しいんだけど...

もし、自動保存機能がウザければ、「保存した場所」ページの「場所の自動保存を有効にする」のチェックを外す。これで、自動保存は OFF になる。

Suggest

更に、英語インターフェースで Google Maps を使うと、「保存した場所」の「ラベル」に対して自動補完機能が働く。上の例だと、「モ」と入力した時点で「東京都中野区東中野4丁目4−5 (モーゼ)」という候補が現れる (Google Suggest と同じ)。

この機能は、「キーワード near ラベル」という書式でも使える。Google Official Blog では、自宅住所に「home」、職場住所に「work」というラベルを付ける例を紹介している。

英語インターフェースに変えるには、Google Maps の URL 末尾に ?hl=en を追えるだけ。

あとがき

この「保存した場所」機能。Google Calendar の「場所」でも使えるようになると嬉しいなぁ。

Google Calendar に限らず、30 Boxes や kiko といったオンライン・カレンダーは、イベントの開催場所を Google Maps で開けるよう工夫が凝らされてる。この「場所」を「home」とか「work」とかいった Alias で指定できるようになれば便利だと思う。だって、よく行く「場所」の住所をフルで入力するのって面倒だもの。

「保存した場所」を取って来る API があれば出来ると思うけど、どうかなぁ。

2006-07-16

30 Boxes の One Box を Gmail と Google Reader で使う Greasemonkey スクリプト

先のエントリーで、30 Boxes の One Box (自然言語入力でイベント登録するテキスト・ボックス) を firefox のアドレス・バーに持っている方法を書いた。

本エントリーでは、One Box 機能を Gmail (or Google Reader) の検索窓に付け加える Greasemonkey スクリプトを紹介しやう。

上記、スクリプトをインストールすると、Gmail (or Google Reader) の検索窓の隣に「30Boxes」というボタンが現れる。

検索窓にイベントを入力後、「30Boxes」ボタンをクリックすると、別ウィンドウで 30 Boxes のページが開き、イベントが登録される。

あとがき

Gmail や Google Reader でイベントの告知に出会った時に、素早くイベント登録が出来るので重宝している。

Gmail には、「Create Event」から Google Calendar にイベント登録が出来るけども、ウィンドウを開くのに多少もたついたり、One Box ほどに簡便に扱えない。なので、ちょっとしたイベント登録は 30 Boxes に登録し、重要なイベントは Google Calendar で Create Event するように、ぼくは使い分けている。

30Boxes の One Box API と firefox

30 Boxes One Box オンライン・カレンダー 30 Boxes には、自然言語入力による予定追加機能がある。30 Boxes にログインして、カレンダー上方にあるテキスト・ボックスがその入力窓。例えば、次の一行をこの窓に入力すると:

授業参観 7/10 14:00 [○○小学校]

7 月 10 日 14 時からの「授業参観」イベントとして理解される。また、[] に囲まれた文字列は場所として認識され、そのまま Google Maps へのリンクになる。

たった一行で、イベント、日時、場所を指定できる点が長所。

この 30 Boxes のイベント入力用の窓を、One Box と呼ぶ。

URL 形式

予定を入力するのに、30 Boxes を開くのは面倒。そこで、30 Boxes は次のインターフェイスを用意している。

http://30boxes.com/index.php?action=newEvent&input=○○○

最後の○○○には、One Box に入力するのと同じ文字列を書く。上記 URL から、30 Boxes カレンダーにイベントが入力される。イベント登録用のリンクとして活用できるでせう。

firefox のキーワード機能

firefox のアドレス・バーに

30 ○○○

と入力することで、30 Boxes にイベント登録することができる。

これには、firefox のキーワード機能を活用している。準備は以下の通り。

  1. 「ブックマークの管理」から「新しいブックマークを追加」
  2. 「URL」に「http://30boxes.com/index.php?action=newEvent&input=%s」を入力。
  3. 「キーワード」に「30」を入力。
  4. 「名前」は適当に決めて、「OK」を押す。

さらに一つ、firefox のショートカット・キーを覚えておくといい。

  • C-l - アドレス・バーにフォーカスを移動する

2006-07-14

トリプル・クリックが必要だった理由

先日、Google Maps でズーム機能が追加された件を記事にした。左のダブル・クリックでズーム・イン、右のダブル・クリックでズーム・アウトするというやつね。で、ズーム・アウトにはダブル・クリックじゃなくてトリプル・クリックが必要だと書いた。

ただ、ぼくの環境 (firefox / Linux) だと、ズーム・アウトには右のトリプル・クリックが必要だった。

何故、トリプル・クリックが必要だったのか? やはり、ぼくの firefox の設定に原因があった。

firefox の設定で、「コンテンツ」「JavaScript を有効にする」「詳細設定」「次のスクリプトを許可する」の「コンテキストメニューを無効または変更する」というチェックボックスのチェックを外していたのがいけなかった (デフォールトではチェック入)。コンテキスト・メニューは、firefox で右クリックした時に開くポップアップ・ウィンドウのこと。

Google Maps は地図上で右クリックを押しても、コンテキスト・メニューを出さないようになっている。ところが、ぼくは firefox の設定で Google Maps の「右クリック無効化」を無効にしてしまった。そのため、最初の一回目のクリックは、コンテキスト・メニューをポップアップする為に firefox に喰われてしまっていたらしい。それで、一回余分にクリックが必要になったということらしい。

「コンテキストメニューを無効〜」のチェックを入れた所、右ダブル・クリックでズーム・アウトするようなった。

Google Maps 以外のアプリでの不具合

「コンテキストメニューを無効または変更する」のチェックを外していると、この他にも問題が起きることがある。例えば、AJAX 系のアプリケーションが右クリックで、そのアプリ特有の右クリック・メニューを用意している場合。firefox のコンテキスト・メニューがアプリのコンテキスト・メニューの上に乗って操作できなくなる。概当するサービスは、Google Spreadsheets や 30 Boxes など。

昔は、コンテキスト・メニューを無効化したり変更したりするサイトは、ろくでもないページが多かったやうに思う。けれど、最近は、全うな使い方をするサービスが現れ始めたっぽい。きっと、これから、全うなサービスが増えることでせう。

そんなわけで、AJAX 系アプリを多用してるギークな皆さんは、「コンテキストメニューを無効〜」の設定が悪さしてしまう事もある、と頭に入れておくとよいでせう。

2006-04-25

Online Calendar つれづれ (Weather Reports 編)

天気予報の情報が ics (iCalendar) 形式で公開されていれば、オンライン・カレンダーに天気予報が表示できる。その手順を、Google Calendar を例に、Going My Way さん達が記事にしている。詳しい方法は、下記リンク先を参照のこと。

StarChartLog さんは、天気予報情報にメリットついて次のように書いてる。

行楽の予定を入れてるときに天気予報も一緒に見られるのは便利です

天気予報とカレンダー

天気予報をカレンダーに表示させるというアイデア自体は目新しいものじゃない。例えば、mixi 付属のカレンダーや、Yahoo! Calendar には、デフォールトで天気予報を表示させる機能がある。

今回の Going My Way さん達の記事で面白い所は、天気予報の情報を iCalendar 形式で引っぱって来たことでせう。この方法なら、カレンダー側で天気予報情報を用意する必要がない。iCalendar 形式のインポートさえサポートしていれば、全国の天気予報が (地域の制限はあるようだけど) 手に入る。

Goodpic さんが、上手い表現でこの良さを記事になさってるので、そちらもどうぞ。

もう一つ ics ファイルのメリットを挙げやう。それは、複数の地域の天気情報も表示できる、ということ。実家の天気とか、甲子園の天気とか (高校野球を見る時は、この情報、重要ね)、自宅以外の天気情報を好きなだけ増やせる。Google Calendar なら、必要な地域の天気予報だけ表示・非表示を切り替えられるから、さぞかし便利でせう。

もすこし進んだ天気予報とカレンダーの関係

今までの話から、「オンライン・カレンダーは自身で天気予報情報を取得せず、ics ファイルで情報を得るようにする方がいい」と言えやうか。

あいや、しばし待たれい。ぼくが、今、天気予報とカレンダーの関係では一番進んでると思ってる、30 Boxes の例を紹介させて欲しい。

30Boxes event with weather information30 Boxes には、イベント会場 (場所) を入力すると Google Maps へのリンクと一緒に、その場所の今後 3 日間の天気を表示する機能がある。スクリーン・ショットは

Trip to boston [boston, MA] 4/26

なイベント情報を表示させたもの (明日は「Scattered Thunderstorms」らしい :P)。

もし、あなたが全国を行脚するセールスマンなら、各地の天気情報を ics ファイルで予め手に入れるのはバカげてるでせう。30 Boxes は、必要な出先の天気予報だけ教えてくれる。無駄がないし、半自動的なので手間もかからない。

というわけで、ぼくは、これからのオンライン・カレンダーに、「現住所」と「イベント場所」の両方の天気情報表示を期待してる。

ちなみに、30 Boxes の天気予報機能は、米国以外で使えない。非常に残念。

ref

2006-04-16

Kiko と 30 Boxes の Google Calendar に対する反応

Google Calendar がリリースされて、三日。天下の Google が放った大本命 (?) に対して、先行するオンライン・カレンダー・サービス達は戦々恐々としてるのか??

ぼくが Google Calendar と同じ位い推してる 30 Boxes と Kiko の開発者が、ブログでこの件について言及したので紹介しやう。

30 Boxes 開発者の反応 (2006-04-13)

30 Boxes 開発者は大人な反応。Google という巨人がオンライン・カレンダー界に参入してきたことで、この業界への注目が集まるであろうことを歓迎している。

これからの 30 Boxes は、Google Calendar との integration (統合?) をサポートしていくとのこと。でも、30 Boxes は、Google Calendar よりも「ボックス (月間テーブル)」の表示では負けないよ。Google Calendar よりももっと良いものを提供していくよ。と意欲を燃やしてる。

そのせいかしらん。今まで 30 Boxes の右サイドにあったミニカレンダーが消えて、ウィンドウ全体にカレンダーが表示されるようになった。ミニカレンダーはどこは行ったのかというと、カレンダー右上にカレンダー用のアイコンが用意されて、マウスを hover させるとミニカレンダーがポップアップされるようになった。デフォールトでミニカレンダーを隠してしまおうってのは、30 Boxes が初めてじゃないかな? カレンダーが大きく使えるので、操作性アップ! Google Calendar との違いをアピールしてるかのよう。

それと、いずれ clmemo@aka で取り上げようと思ってるけど、Gmail の検索ボックスから 30 Boxes に予定を「自然言語入力」させる Greasemonkey スクリプトがあるので、(2006-04-16 現在では) Google Calendar 以上に Gmail と相性のいいカレンダー・サービスだと思う。Google Calendar の Gmail integration がまだぼくの Gmail インターフェースに現れないので暫定的な意見だけど、少くとも Google Calendar 以前のオンライン・カレンダーでは、一番 Gmail とマッチしてたサービスでせう。

30 Boxes も負けてませんぞ。

kiko 開発者の反応 (2006-04-13)

kiko の開発者は、Google Calendar を明確な competiter (ライバル) と認めている。

でも、彼は友人の「Google Calendar を恐れているか (a friend asked if I was scared of Google calendar)」という問いに「ノー」と答えてる。

彼は Google Calendar によって新規ユーザーの獲得が難しくなるだろうことを素直に認め、kiko が (Google Calendar よりも優れた) 最高のカレンダー・サービスにならなくてはならないと考えている。また、Google Calendar が「検索」などの分野で kiko より優れていると認めている。一方で、ユーザー・インターフェースは Google Calendar より優れていると考えている。

why would they have to jack our entire UI from us :P

なぜ、彼ら (Google Calendar の開発者達) は我々のユーザー・インターフェースを盗まなかったんだろう

kiko: events in tabsぼくは、この言葉に奢りはないと思う。今の kiko のインターフェースは、オンライン・カレンダーの中で一番優れてる。例えば、サイドバーにあるミニカレンダーをクリック一つで表示・非表示にできたり (これはデフォールトで隠す 30 Boxes とは違うアプローチだけど強力!)、予定をラベルで管理できたり (一つのイベントに複数のラベルが貼れる) と、オンライン・カレンダーとして進んだ部分を持ってる。特にカレンダーが「タブ」を持つ構造になっていて、予定を「タブ」に入れて開くアイデアは秀逸。複数の予定を続けて見る時に便利。ここら辺、kiko は他の追随を許さない!

kiko の自信は、これから投入する幾つかの新機能にもあるらしい。既に webcal 対応とか発表されて、いい感じに進化してる。kiko は、タスク・リスト (To Do リスト?) も取り込むらしい。私見だけど、カレンダー・ツールは To Do 機能を含まなくちゃだめだと思う。kiko がどんな回答を出すのか楽しみ。

うん。kiko は、世界一のオンライン・カレンダーになる気が満々のように見える。そして、ダメなら、「selling to enterprise」すりゃいいじゃないか... と。

あとがき

こんな感じで、皆さんめげてないようです。この一年、オンライン・カレンダー業界からは、目が離せませんな!

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2006-04-15

Google Local でキーワードと大まかな場所を使って検索

Google Maps (aka. Google Local) で使う検索には二種類あると思う。つまり、

  1. キーワードを入力する
  2. 住所を入力する

例を挙げると、1. は

それで、2. は

  • 東京都港区芝公園4-2-8

みたいな感じ。

さて、今回取り上げたいのは、1. の例で、Google Maps が「キーワード」だけで場所を特定できない場合。最近の個人的な例を挙げると、「NEC関西ビル」が見つからなくて困った。

リンクを辿れば分かると思うけど、山口は下関に飛ばされてしまう。「NEC関西ビル」は大阪にあるのに!

解決方法を探した所、Going My Way さんのエントリーで、「loc: 」演算子を使えばよいと分かった。

つまり、

で「大阪」の「NEC関西ビル」を探してくれるというわけ。

こりゃ、便利だわいと記事を書いていたら、「NEC関西ビル loc: 大阪」と書くべき所を「NEC関西ビル in 大阪」と入力してしまった。

あれっ? 「loc:」じゃなくても、ちゃんと探してくれるよ。もしかして、「in」も要らない?

あれま。OK じゃん。

というわけで、キーワードと地名をスペース区切りで入れるだけでも検索できる。なかなかに便利。

オンライン・カレンダーとの連携

Google Calendar の「Where」に入力したアドレスには、Google Maps へのリンクが自動的に張られる。そして、もちろん、この記法 (キーワード 地名) も使える。

Location (場所) に Google Maps へのリンクを張る機能は、Google Calendar の他にも、次の二つのサービスがサポートしている。

ただ、30 Boxes は、少し前まで問題なく使えていたのだけど、最近バグが入った模様。日本語の住所に対して文字化けを起こして、目的地に飛ぶことができない。早く直ってくれるとよいな。

2006-04-13

Online Calendar つれづれ (基本編)

2006 年は、「カレンダーの年」とはよく言ったもので、アメリカを中心に AJAX なオンライン・カレンダーが続々とリリースされてる。3 つ、4 つのオンライン・カレンダーのアカウントを取って、比較記事でも書いてみやうかと思い立ったのが、2 月の頭。アウトラインを考えてはマインド・マップにまとめ、新しいサービスの名前を聞けばアカウントを取得し... ようやく記事を書き始めれば、アップデートの告知が入り。そんなこんなで、一つの記事として書き上げるのは (ぼくには) 無理だという事に気付いた。

そこで、「全体のまとめ」じゃなくて、機能を絞った比較記事を不定期に書くことにした。

現在、アカウントを持ってるオンライン・カレンダー・サービスは次の通り。他に見逃してるサービスがあれば、教えて下さいませ。

さうさう。Trumba が抜けてるね。30 日間のフリー・トライアルが用意されてる有料カレンダー・サース。ただ、これだけ色んなサービスが揃ってると、トライアル期間が過ぎたら (お金を払う気はないので) アカウントが消えてしまうサービスは敬遠してしまうんだよね。お金を払だけの価値がある! というレビューがあればトラックバックを是非!

オンライン・カレンダーに求めること

上記のサービスを試して、ぼくがオンライン・サービスを使う上で「絶対外せない」と思った条件が二つある。それは、

  1. 動作が軽快なこと
  2. 日本語が通ること

基本中の基本のようでいて、完璧を求めるのは難しい。

動作が軽快なこと

カレンダー・ツールの利用方法って様々で、月間カレンダーで大まかな予定を調べたり、週間カレンダーでミーティングする空き時間を探したり、今日一日の予定を確認したり、イベントの開催場所を調べたり... 「メールを読む」だけのメーラーなんかと比べて、ページの移動が激しい。このページ遷移のレスポンスが遅いのは、使い込む程にストレスに感じる。

例えば、電話で「今週末の予定は空いてますか?」と聞かれて、週間カレンダーで予定を調べる。この時、のっそりとページが読み込まれるのは見るに耐えない。会議の開催場所を調べようとカレンダーを開けば、(会議は 5 分後に始まるから時間がないのに) ページがゆっくり表示されて泣きそうになった。

ウェブ・メールやフィード・リーダーなら、少し位い動作が緩慢でも「困る」ことはない。でも、カレンダー・ソフトは、必要な時にすぐ見られないと困る。イベントの入力には、少し位い手間がかかってもいい。でも、「カレンダーの閲覧」。特に、週間・月間・日にちカレンダーの切り替えと翌月・翌週・翌日のカレンダーの表示。ここはキビキビとした動きがないと使いものにならないと感じた。

2006-04-13 現在、各サービスを比べると、30 Boxes, Google Calendar, kiko, Planzo の動きは非常にキビキビしている。サービスを利用していて、ストレスを感じたことがない。続いて、AirSet, Spongecell, Yahoo! Calendar がいい。多少、のっそり感があるけれど、我慢できない程じゃない。残る CalendarHub は遅い。遅すぎて使う気が起きない。

日本語が通ること

ぼくら日本人からすれば、この条件は必須だと思う。けれど、海外のサービスで、完璧な日本語サポートをしているサービスは少い。

「日本語」といっても、カレンダー上で日本語が使えれば万全というわけじゃない。例えば、ユーザー名、RSS 配信、メール・SMS・IM でのリマインダー、「場所」がウェブマップへのリンクになるなら、その日本語地名のサポート、人名の日本語サポートなどなど。

おそらく、全てをサポートしているのは Yahoo! Calendar と思う (国産だし...)。一方、CalendarHub は一部の日本語が化ける。他の海外サービスは、流石にイベント名で日本語が化けることはないけれど、完璧かどうかは分からない。Planzo は、RSS・mail reminder で日本語が化けるし、30 Boxes もメールが iso-8859-1 で送られてた (これは直ったのかな?)。

あとがき

最近のサービスは、ここで挙げた二つの条件は十分に満たしてるので、困ることはないと思う。でも、もし今貴方が使ってるサービスが重かったり、日本語が通らないのなら、乗り換えを考える方がいい。候補は沢山ある。

個人的には、30 Boxes, kiko そして Google Calendar が頭一つ抜けてるように感じる。自然言語入力の手軽さでは、30 Boxes が一枚上だし、ユーザー・インターフェースは kiko がとてもイイ。Google Calendar には、「検索」と各種 Google サービス (Gmail や Google Talk) との連携が期待できそう。ただ、どのサービスも完成にはほど遠い印象。これから、どんどん進化するでせうね。