2010-05-31

HMV でよく買い物をする人は HMV VISA Card がお得

HMV 専用の Visa Card に HMV VISA カードというものがある。

HMV でよく買い物をする人は、普通のメンバー・カードではなくこちらのカードも視野に入れると良いと思う。

ぼくは半年以上使ってみて、メリットを感じた。簡単な説明と注意点、それからぼくの使いこなし方を書いてみる。

概要

  • 入会時に 300 ポイント付与
  • 誕生月に 500 ポイント付与
  • HMV ポイントとは別に同時にスマイルポイント (1000 円につき 1 ポイント) が付く。
  • 年会費は初年度無料。年一度の利用で翌年も無料。利用がなければ 1,312 円。
  • 一定の条件を満たすと「ダイヤモンド会員」にランクアップ

スマイル・ポイントと HMV ポイントはポイントの交換が可能。スマイルポイント 100P で HMV ポイント 500P。スマイル・ポイント 100P を貯めるには 10 万円の買い物が必要。10 万円に対して HMV ポイント 500P。

500 / 100,000 * 100 = 0.2%

普通の HMV ポイントが 1% のポイント (100 円で 1P) だから、スマイルポイントと合わせると 1.2% のポイントを受けることになる。ただし、十万円も買い物をするという前提があってだけれども。

ダイヤモンド会員

HMV VISA カードの特典として、スマイルポイントよりも現実的でかつ効果が高いのが「ダイヤモンド会員」へのランクアップ。この特典がなかったら、HMV VISA カードの魅力などほとんどないと言っていい。

ダイヤモンド会員の特典はただ一つ。

  • もらえるポイントが倍になる

普通の日なら 2 倍ポイント、2 倍ポイント・デーなら 4 倍ポイント、予約購入 (3倍ポイント) に対しては 6 倍ポイント、そしてキャンペーンで時々実施される 10 倍ポイントなら 20 倍ポイントがもらえる!! 当然 10 倍ポイントにダイヤモンド会員特典を組み合わせた時が最強。(15 倍ポイント・キャンペーンが実施された時もあった。しかし、残念ながらその時はこのダイヤモンド会員特典は適用されなかった。実質の最大ポイントは 10x2=20 倍ポイントと考えれば良さそう)

ダイヤモンド会員にランクアップするための条件は、直近半年間で次の二つを同時に満たすこと。すると、翌月「ダイヤモンド会員になる。

  • 5 回以上の買い物をすること
  • 3 万円以上の買い物をすること

10 万円ためないと交換できないスマイルポイントより、3 万円は現実的なラインだと思う。

使いこなし

回数を増やすには、書籍購入がアナ。千円以下の買い物でも一回にカウントされる。しかも、今は書籍送料無料キャンペーンや、5000 円以上購入で +500 ポイント・キャンペーンなども実施しているので、賢く使うとよりポイントが増える。

あと、(既にダイヤモンド会員なことが前提だけど) ぼくは気に入った CD があったら「お気に入り」に入れてじっと待つ。待つのは、10 倍ポイント・キャンペーン。その時に、「お気に入り」に入れてた CD を一気に買う。枚数が多かったら、「在庫があるもの」「取り寄せに 2-5 日かかるもの」「取り寄せに 5-9 日かかるもの」「取り寄せに 10 日以上かかるもの」という風に注文をばらけさせておく。すると、ここでも回数をかせぐことが出来る。商品の受け取りも、日にちが分散するので、大量の CD を一気に受け取って聞くのが大変というのを少しでも緩和できる。

あとがき

ぼくはクラシック音楽の輸入盤を中心に買い物をする。クラシック音楽に限ると、Amazon より HMV の方が圧倒的に品揃えが良かった。ただ、最近は Amazon も品数・価格ともに HMV に迫り始めている。下手をすると、Amazon の方が安い時もある。

けれど、ダイヤモンド会員 + 10 倍ポイントのパワーには、さしもの Amazon もかなわない。特に「輸入盤マルチバイ 30% オフ」+「4 点以上購入で 10 倍ポイント」のように大きなキャンペーンが 2 つ重なると、威力は絶大! 逆に、この機を上手く使えない人は他のカード (例えば楽天カード: 100 円につき 1 ポイントのポイント付与がある) を使う方がイイ。

iPad/iPhone のカレンダーと Google Calendar を同期させる

iPad を買って最初にした設定が、iPad のカレンダーと Google Calendar を同期させることだった (この方法は、Google Contacts と連絡帳、Gmail とメールの同期も同時に行なえる)。

同期には、iPad 側と Google 側の両方の設定が必要。

iPad 側の設定

  1. iPad の「設定」アプリを開く
  2. 「メール/連絡先/カレンダー」 > 「アカウントの追加」より「Microsoft Exchange」を選ぶ
  3. 「メール」に Gmail のメール・アドレス (@gmail.com を含めて) を入力、「ドメイン」は空のまま、「ユーザ名」と「パスワード」はアカウント名 (@gmail.com を含めない) とパスワードを入力する
  4. 「証明書が検出できません」とメッセージが出るので「了解」をタップする
  5. サーバ欄が現れる。「m.google.com」と入力する
  6. 同期する項目が現れる。「カレンダー」をオンにする (連絡帳の同期もしたい時は「連絡先」もオンにする)

メールは Gmail を Safari から見ていて十分なので、同期をぼくはしていない。

Google Sync 側の設定

  1. iPad の Safari アプリを開く
  2. 「m.google.com/sync」へアクセスする
  3. 「ご使用の端末はサポートされていません」と表示される。気にせず左下の「言語を変更」をタップする
  4. 「English」を選択する
  5. Google アカウントを入力してログインする
  6. 「Manage devices」から「iPad」を選択する
  7. Google Calendar の一覧が表示される
  8. iPad のカレンダーと同期したいカレンダーにチェックを入れる (最大 25 個まで!)

以上。

あとがき

昔からこの方法で iPhone のカレンダーと Google Calendar の同期が出来た。ただし、昔は同期できるカレンダーが 5 つまでだった。いつの間にか 25 個に増えてる。せっかくなので、iPhone の同期カレンダーも設定を変更した。

だけど、やっぱり画面の大きな iPad でカレンダーを同期している方が使い勝手がいい。

連絡先の同期は、「よみがな」に (Google Contacts 側が) 対応していないので、並びがめちゃくちゃになる問題がある。ただ、メール・アプリでメールを送ったりする時にこのデータが使われるので、同期するメリットはある。人を探す場合は、五十音で探すより検索を使う方が便利。

2010-05-28

iPad 3G (16GB) を買った

今日、iPad を買った。購入場所はビックカメラ ラゾーナ川崎。2010-05-11 の夜に予約をして、今日 (2010-05-28 の朝一に購入手続きを行なった (朝一で予約者待ちの列に並んだけど、受け付けは予約者順だったので、早く来て並ぶ意味はなかった)。

事前書類のチェックを済ませて、最終確認サインをするまでに 15 分ほど。その後、アクティベーション作業に入る。アクティベーション終了直後の状態では、デフォールト・アプリのみインストール済み (当然だね)。つまり、Safari でウェブが見られるし、電卓・時計・メモ帳・カレンダー、そしてマップ・アプリなどが使える。

3G 回線が使えない

デフォールトでは Wi-Fi が ON になっていたので気が付かなかったのだけど、3G 回線でネットに接続できなかった。Safari を起動するとこんなエラー・メッセージが出た。

モバイルデータ通信機能を起動できませんでした

PDP 認証に失敗しました

ビックカメラの人に聞いてみたところ、アクティベーションを (店内で) 行なっているので、もう 3G 回線が使えるようになっているはず。しかし、稀にこのような不具合に遭遇することもある、という。この場合、iTunes に接続し直せばちゃんと使えるやうになる。

iTunes に接続

家に帰って MacBook の iTunes と接続したら、同意書云々が現れた。アンケート等に答えて、先へ進む。最後は、iPad の設定。iPad を「新しい iPad として設定」するか「バックアップから復元」(ぼくが既に持っている iPhone からのバックアップ) するかを選べる。

ぼくはバックアップからの復元を選んだ。復元後、iPhone に入れていたアプリ・音楽がインストールされた。

この後、3G 回線でネット接続を試みたところ成功した (ホッ)。

iPad と iPhone

ようやく iPad の設定を終えたばかりで、まだまだ使いこなしているなど言えない。それでも、iPhone と iPad について、現時点で言うことはできる。ただ、それを一言でまとめるとなると難しい。

そんな時、こんな Tweet に出会った。短いし本質を突いてはいないが、今、iPhone と iPad の違いについて知りたがっている人達への最良の答えになっていると思うので引用する。

いま道行く男女が「iPadってiPhone大きくしただけやろ?昨日テレビで見た。」という女の人に対して男の人が「全然違うよ!AカップとDカップぐらい違う!」って言ってた。ふいた。w

この Tweet が言うやうに全然違う。しかし、その違いを良しとするか悪しとするかはその人次第。小さい方が良いと思う人もいれば、大きい方が良いという人もいる。両方とも良いという人の中でも、まずは iPhone OS が素晴らしいと言う人もあれば、小さい方には小さい方の大きい方には大きい方の良さがある、という人もあろう。もしかしたら、大きさは問題ではない。Android だ! と別世界へ行く人もいるかもしれない。

今のぼくはこれ以上語れない。ただ、iPad を持った時の感動はひとしおだったとだけ書いておく。

WiFi と 3G

今日は期せずして、3G 回線の使えない iPad を持ち歩いた。

感想。iPhone のユーザーとしては、とても使い勝手の悪いものだった。電車の中、お店で注文を待つ間、家で少しリラックスしたい時。色々な隙間時間に iPad を使おうにもネットが使えない。こと iPad の Safari は iPhone 3G より高速で画面が大きい。とてもウェブ・ブラウジングに向いている。それが出来ないことのフラストレーションは大きかった。何故、小さな iPhone で見なければならないのかと! (むろん、電車の乗り換えのやうに慌しい中、ネット・アクセスする分には iPhone の方が良いのだけど)。

iPad を使うなら、何時でもネット・アクセスできる方法を確保できる方がいい。iPad だけを考えれば 3G は最良の選択肢だと思う。複数モバイル機器を持つなら、どこでも WiFi も良いと思う。

2010-05-13

実用 Common Lisp を買ってしまった

「実用 Common Lisp」が昨日届いた。原著は「Paradigms of Artificial Intelligence Programming: Case Studies in Common Lisp」。作者は Peter Norvig。初版は 1992 年に発売されたという。今、2010 年だから、18 年も前。プログラミングの本では古典の部類に入るかもしれない。推薦の言葉は、あの竹内郁雄氏。

Common Lisp という題名だけ見て注文した。

届いた箱のサイズに驚いた。大きい。こんな大きな包装必要なの? 箱を空けて納得。893 ページの大著だった。値段が 9,200 円 (税抜) もするから変だとは思っていたんだ...

目次はこんな感じ

  1. Common Lisp 入門
  2. 初期の AI プログラム
  3. ツールと技法
  4. 高度な AI プログラム
  5. LISP の続き

この本の凄いとされるところを竹内氏の推薦の言葉から引用する。

Common Lisp の解説書の枠を完全に飛び出している。入門書としてはちょっと敷居が高いかもしれないが、経験を積んだプログラマだったら最初の部分がちょうどいいレベルの導入になっており、そこから先一気に、多くのプログラマには未体験の領域のプログラミングの世界へ踏み込ませる。

第一部の「Common Lisp 入門」が既に「入門書としてはちょっと敷居が高い」というのは恐れ入る。

サブタイトルには AI のケーススタディと謳われているが、実音は一般の問題解決の手段としての (問題記述からデバッグまでをカバーする) 広義のプログラミングの指導書になっている。問題をどう整理し、どう記述すれば、設計とプログラミングが容易になり、プログラムの構造がきれいになるかを、お題目ではなく、具体例でしっかり学ぶことができる。

邦題は「実用 Common Lisp: AI プログラミングのケーススタディ」となっているが、原題を直訳すると「AI プログラミングのパラダイム: Common Lisp によるケース・スタディ」となっている。むしろ、原題直訳の方がよろしかったんじゃないかな?

あとがき

そんな訳で、また Common Lisp の本が一冊本棚に並んでしまった。まだ読んでない沢山の本をどうしよう? この本も、きっとそんな積読の一冊になるんだらうなぁ。Common Lisp 熱は上がるばかりで、身に入っていない。もう少しプログラミングで遊ぶ時間を作らないと...

実用 Common Lisp (IT Architects’Archive CLASSIC MODER)

2010-05-11

iPad を予約した

2010-05-10 (月) から日本での予約が開始になった iPad。一日遅れながら、今日、予約をしてきた。

  • 予約品: iPad 16 GB (3G) + データ定額
  • 必要なもの: 運転免許書 (自分を証明できるもの)、クレジット・カード
  • 場所: ビッグカメラ ラフォーレ川崎
  • 納期: 発売日 (2010-05-28) に入るかどうかは微妙とのこと

iPad の基本スペックについては、過去記事を参照のこと。

購入にあたって

iPad WiFi は Apple のオンライン・ショップで予約可能。

一方、iPad 3G は店舗での予約が必要。この予約可能な店舗が少なくて困る。ソフトバンク・ショップは全国でもたったの 16 店舗。家電量販店は全国で 158 店舗。よっぽどのことがなければ、家電量販店の方が近い。予約可能店のリストはソフトバンクのウェブページに掲載されている。

ぼくは、iPad における WiFi 版と 3G 版は iPod Touch と iPhone ほどの開きがあると考えている。どこでもネットに繋がるのと、そうでないのでは使い勝手に大きな差が、少くとも iPod Touch と iPhone の間には、あったから。

「どこでも WiFi」などのツールも出回っているけれど、WiFi 版には GPS が付かないこと。iPad の他に「どこでも WiFi」を持ち歩き、かつそちらのバッテリーも心配しなければいけないこと。を考えると、「今は」 3G 版の方が良いと選択した。あと二年、もしかしたら一年したら、状況は激変しているかもしれない。

3G 料金体系

iPad の 3G 用の料金体系は 2 種類。一つはプリペイド式で、もう一つはデータ定額式。

データ定額は基本料金が 4,410 円。新規加入から 2 年間は 1,500 円の割引が受けられ、月々 2,910 円となる。その他、ウェブ使用料として基本料金 315 円が必須。

最初の 2 年は毎月 3,225 円が月々引き落とされる。おそらく 2 年後には iPad 次世代 (次々世代?) を買うことになるので、ここら辺の料金に目くじら立てる必要はないと感じている。

あとがき

ビッグカメラには 19 時頃に到着。待機客用の椅子が整然と並んでいたが、そこに座っている人はなく、すぐに予約ブースへと通された。土日よりも、平日に予約しに行く方が時間節約になるかもしれない。申請にかかった時間は 30 分程。