銀座にあるオーディオ・ショップ「SoundCreate (サウンドクリエイト)」に行って来た。
Soundcreate は、特に Linn の製品に力を入れていることで有名なオーディオ・ショップ。Linn は、英国王室御用達を取っているイギリスのオーディオ・メーカー。
Linn の取り扱い店は、そんなに多くない。ぼくが聞いたのは、インターナショナル・オーディオ・ショー東京の中でだった。で、その時の音が全然面白くなかった。「これが英国王室御用達? 上品だけど面白くない。」んで、すぐに他のブースに移ってしまった。隣のブースでかかっていたタンノイ (こちらも英国のスピーカー) の方が、よっぽど楽しかった。
でも、最近、短慮を改めるようになって来た。オーディオ・ショーって、人が多いし、セッティングも詰め切れてなかったりする。つまり、オーディオがベストな状態で鳴ってるわけじゃない。
「あれが Linn の実力なわけがない!」
そんな想いで、雑誌でよく「Linn に力を入れれているオーディオ・ショップ」として取り上げられているサウンドクリエイトにお邪魔したというわけ。
お店について
Linn は、アナログ LP プレーヤーで売り出したオーディオ・メーカー。なので、サウンドクリエイトでは LP プレーヤーの試聴が出来る。むしろ、下手するとサウンドクリエイトでは CD プレーヤーがないんじゃないかと思っていたけれど、そんなことはなかった (ホッ)。
サウンドクリエイトには 3 つの試聴室がある。目的が Linn の試聴だったので、その旨伝えると一つの部屋に通された。CD プレーヤーからアンプ、スピーカーまでを Linn で固めたシステムは一つしかなかった。話を聞くと、日々、オーディオ・システムを入れ替えているのだという。「Linn のお店」というイメージがあるけれど、「Linn しか聞けない」というわけではないみたい。ちなみに、他の部屋では NuForce のアンプもあったし、Sonus faber のガルネリ・メメント (スピーカー) もあった。
さて、問題の Linn の音。
全体のバランスが良かった。その中でも特に低域の表現力が高かった。ドンってバスドラが叩かれると、空気が震えるのを感じた。コントラバスがブォンって弓で弾かれてるのが分かった。オーディオ・ショーで聞いたのとは、段違いの音だった。
とても満足に、Linn の音を味わえた :)
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