2009-09-03

Covia から Android 端末 SmartQ5 リリース

国内の Android 端末第二弾として、Covia Networks から SmartQ5 が出る。第一弾は、おなじみ DoCoMo の HT-03A (携帯電話) だったけど、SmartQ5 は MID。いわゆる PDA の少し大きい版。もはや携帯電話じゃない。もともと携帯電話用の OS として開発された Android だったけど、携帯電話以外の端末でも使われるのでは? という噂はあった。けれど、まさか国内第二弾でいきなり登場するとは思ってもみなかった。

Covia SmartQ5 (Android 日本語版)

SmartQ5

SmartQ5 の仕様は、上記 covia のウェブ・ページに詳しい。簡単な紹介だけ書いておく。

SmartQ5 は、もともと中国が開発している端末。OS には Ubuntu Linux を採用し、日本円にすると約 1 万 2 千円位い (輸入すると、もう少し高いか?) で発売している。これを Covia Networks 社が国内輸入し、電波法関係の申請を通して、OS を Android に入れ替えた。価格は 19,800 円。

スペックを見て気になるのは、ボタンに Android では必須なはずの「メニュー」「ホーム」「バック」がないこと。これで、どうやって操作するのか? そして、電話がないこと。電話機でないから当たり前だけど、これだと常時接続できない (WiFi が付いてるので、無線 LAN は可能)。最後にカメラがないこと。

良いなと思うのは、ディスプレーが大きいこと。4.3 インチのタッチ・パネルで、解像度は WVGA (800x480)。DoCoMo と比べて二回りは大きそう (3.2 インチ、HVGA 320x480)。内臓メモリーが 1 GB なこと。

そうそう、もう一つ。SmartQ5 のスクリーン・ショットを見ると、「Gmail」や「YouTube」といったアプリが見当たらない。これらの Google アプリは、入っていないんじゃないか? もしそうなら、Office の入ってない Windows マシンを買うやうで、少し心もとない。

あとがき

不安要素を色々挙げたけれど、それでも既に初回ロットは即日完売。現在、第 2 ロットの受付中。いじり倒せる Android 端末という位置付けが、人気の秘密でせう。

ぼくとしては、携帯電話として iPhone を持っているので、Android 端末は携帯電話じゃないもので手に入れたい。正に SmartQ5 はツボ。なのだけど、カメラなさそうとか、YouTube アプリ入ってなさそうって、ねぇ? 買ったら負けかな? と思ってる。サイフの中身が厳しいからじゃ、ないんだからね。

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