あまり知られていないことだけど、Windows にも hosts ファイルがある。これは Linux における /etc/hosts と同じ動作をする。
Linux の /etc/hosts
Linux の /etc/hosts は、IP アドレスとホスト名を紐付けする設定ファイル。書式は次の通り。
127.0.0.1 localhost
一行に IP アドレスとホスト名をスペース区切りで書いておく。上の例は、127.0.0.1 という IP アドレスに localhost というホスト名でアクセスする、という設定。ほとんどの Linux にはこの設定が書いてあるかな?
DNS サーバーを立てたり、DNS に登録するのが面倒、なんて時に使える。
Windows の hosts
Windows の hosts ファイルも全く同じ書式・同じ目的で使える。
問題は、Windows のバージョンによってファイルの置き場所が違うこと:
- Windows XP: C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\hosts
- Windows 2000: C:\WINNT\system32\drivers\etc\hosts
- Windows 95/98/Me: C:\Windows\hosts
IP アドレスでしかアクセスできない PC があったら、hosts ファイルをいじってみると良いでせう。編集は普通にメモ帳からできる。
このネタ。一番知っておいて欲しいのは、Linux の管理者だったりする。Windows に /etc/hosts があるなんて思いもよらない、って人が多いから。
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