アマゾンサーチなる (Google Personalized Home 用の) ガジェットを紹介しませう。このガジェット、気になる商品名 (or キーワード) を入力しておくと、発売の 30 日前からお知らせしてくれる。いわば、アマゾン版の Google アラート。
スクリーン・ショットは「灼眼のシャナ」と「ゼロの使い魔」をキーワード登録したところ。シャナは何も引っかかってないけど、ゼロの使い魔は二冊ヒットしているね。12/22 にコミックの一巻が発表されるらしい。見ての通り、「発売前」の商品の他に、「発売後」の商品も 30 日間表示してくれる。発売日に買わなくても、30 日はリマインドしてくれるというわけ。
設定からは、「発売前」と「発売後」の日数もカスタマイズできる。設定可能な日数は、0, 10, 20, 30, 60, 90, 120, 360, inf (無限) の選択式。また、クエリリストの日付部分をクリックすることで、個別に日数の変更も可能。AJAX してて、いい感じ。
「キーワード」と「ジャンル」の追加は入力フォームから。ジャンルは、和書・クラシック・DVD・エレクトロニクス・洋書・ホビー・ポピュラー音楽・ソフトウェア・おもちゃ・ゲームが用意されている。キーワードとジャンルも、クエリリストで該当部分をクリックして再編集可能。
インストール及び公式解説は以下のページから。
新商品のチェックに是非。
Google Analytics コードについて
ところで、公式ページを見て頂くと分かることだけど、アマゾンサーチ・ガジェットには Google Analytics のトラッキング・コードが挿入されている。Google Analytics で集められたデータは、ガジェットの改善のために利用されるとある。
Google Analytics に、個人を特定する機能はなかったと思うけど、Google Analytics で情報を集められたくない方は、使わない方がよいでせう。
ガジェットに Google Analytics のコードを埋め込む件に関しては、hogematomo さん (アマゾンサーチの作者さん) と何度かメールで遣り取りをした。そして知ったのは、いくつかのガジェットが、既に Google Analytics の Urchin コードを入れているということ (ref. Google Analytics in Gadget)。
このことが気にかかる方は、是非以下のページを訪れて欲しい。ぼくと hogematomo さんの遣り取りのまとめがある。ただし、Urchin コード挿入の是非について結論は出ていない。皆さんと一緒に (コメント・トラックバックで) 有意議な議論ができると嬉しい。
この機能は相当使えそうですね!
ReplyDelete早速自分のサイトに登録しました。
いつもamazon.comに対して感心するのは
解析アルゴリズム。☆5つの評価と「持っていません」「興味がありません」とその商品を購入した人の他の購入した商品からデータを割り出すだけでかなり自分の求めているものを紹介してくれるわけですから(データマイニング)。
実は私はアマゾンのレビューアーも行っていますが、自分の好きなもの嫌いなものを
プロットしていくと、その累積によって
段々その精度が高くなってきます。
文化的なものでもアルゴリズムによって
解析できるのかぁ~。
私は新着本のチェックにアマゾンサーチが欠かせなくなりました。フジキセキさんにも、気に入ってもらえると紹介者として嬉しいです :)
ReplyDelete> amazon.com に対して感心するのは解析アルゴリズム...
そうですね。欲しい物ばかりが紹介されて、ウィッシュ・リストが大変なことになってます ;p
アルゴリズムについては、「おすすめ商品」を見つける仕組み という説明記事がありました。
「おすすめ商品~」の記事は参考になりました。下手に文化的素養を取り込むよりも
ReplyDelete過去のデータから確率的に選ぶ数理モデルが
勝っていますね。
それから「駅スパード」「将棋、囲碁」の記事に関しては
駅スパードは所要時間に重きを
置いたアルゴリズム、これはよく数理モデルを研究されていますーNP問題やら
囲碁はまだそんなに大したソフトはありませんが、将棋はプロに近いソフトが続出!
私も「東大将棋」「ボナンザ」を遊んでいる
のでこの手の記事はよく読みます。(実現確立探索)
「おすすめ商品〜」の他の記事もお読みになったんですね。将棋は、私も好きです。でも、数年前にアマ○級な人にコテンパンにのされてからは、やらなくなってしまいましたねぇ ^^; いわんや、今の将棋ソフトは強すぎです :p 勝てない!
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