ラベル chumby の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル chumby の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012-06-20

さらば chumby 〜 全てのサービスを終了

chumby の日本正規代理店である ジークスが chumby サービス終了のお知らせを出している。

chumby社に関しまして、すでにWeb上でいくつかニュースが流れていますように、事実上業務を中止している模様です。chumby社より入ってきた情報によりますと、サービスの提供は6月末で終了する可能性が高いというとのことです。認証を含めたすべてのサーバが停止しますので、chumbyが使えなくなります。従いまして、弊社の提供しているchumbyに関するすべてのサービスも6月末をもちまして、停止させて頂きます。

chumby | 株式会社ジークス より引用

思い出

ブログの記事を遡ってみる。ぼくは chumby を 2008-05-21 に入手した。

chumby の魅力に取りつかれたギークたちが並行輸入。その一人として、ぼくも chumby を入手した。chumby の特長は 2 つあった。

  1. ハードウェアがオープン・ソースだったこと
  2. ソフトウェアが Adobe Flash Lite 3.0 で開発可能だったこと

1 つ目の特長は、組み込み業界に驚きを与えた。iPhone であれ、TV であれ、カメラであれ、炊飯器であれ、中身を公開する企業はいない。どんな回路構成で作っていて、どんなチップを使っているか。chumby はそういった情報を公開した。それは他人が chumby と同じ「モノ」を作れることを許してしまう。その代わり、回路に詳しい人が、こ回路はこうする方が良いんじゃないか? とアドバイスをしたり、この回路構成なら、こういう外付け機器を取り付けられる、といった可能性を提示した。正にベンチャーらしい製品だった。

2 つ目の特長は、chumby アプリを誰でも開発できたこと。時は 2008 年 5 月。初代 iPhone が発売されたのが 2007 年 6 月 (国内未発売)。日本初の iPhone (iPhone 3G) は、2008 年 7 月に発売された。iTunes Store でアプリが発売される様になったのは、iPhone 3G から。こうしてみると、「ユーザーの手でアプリが作れる家電」である chumby の革新性が伺える。

特に、当時は Adobe Flash Lite 3.0 でアプリが作れることが皆の興味をひいた。それは、フラッシュで物作りをしていたウェブ屋さんが、すぐにアプリ開発できることを意味していた。

据え置き型ながら、Wi-Fi でデータ受信。アラーム機能、インターネット・ラジオ機能を標準装備。各種アプリを利用可能・自作可能。可能性を感じるガジェットだった。

chumby 消える...

そんな cuhmby が消える。最大のライバルは iPhone アプリだったと思う。

スマートな外観。モバイル性。アプリの種類の多様さ。開発の自由度の高さ。chumby が持っていないものを、iPhone は持っていた。私見を言えば、「こんなアプリを作ったよ!」と開発者にやる気を出させる基盤が、chumby より iPhone の方がしっかりしていた。

約 4 年の歳月をもって chumby は消える。4 年前の熱さを覚えている身としては、冷たい風が吹き込んできた気分。

2008-11-10

Wirefree Network Gadget ブロガー・ミーティングに参加した

2008-09-29 (Mon) に「Wirefree Network Gadget ブロガー・ミーティング」に参加した。一か月以上も前のイベントだけど、参加レポートを書いてみる。

Wirefree Network Gadget ブロガー・ミーティングは毛色が変わっていた。紹介されたのは、プロトタイプなサービスだった。どれ位いプロトタイプかというと、事業化の目途は立っていない。ビジネス・モデルは模索中。デモ機の一つは、電源を挿し続けると異常発熱するという。そんなレベル。

リリース直後・直前のガジェットやサービスを紹介するブロガー・ミーティングとは一線を画していた。

社内の有志を集めて、隙間時間でサービスを作り上げた。次のステップに進む前に、アーリー・アダプター (新商品にとびつく人達) の声を聞いてみたい。さういふ経緯でブロガー・ミーティングが開かれた、とぼくは理解している。

ネット系ガジェット好きブロガーは、正に恰好の「声」になりそう。目の付け所が鋭いと思った。

Wirefree Network Gadget

Wirefree Network Gadget は、開発プロジェクトで作われている造語。「開発サービス」に繋がるガジェットの総称。「開発サービス」はネットワーク上でガジェット同士を繋ぐ「パイプ」の役割を果たす。

このサービスの入力はメール (SMTP) とブログ投稿機能 (AtomPub)。出力は IM (XMPP) とフィード (Atom)。入力から出力に出す間、データを保管 (ストレージ) するサービスを外部に持つ。

例えば、「写真データ」を「メール」でこのサービスに送り付けると、サービスは「Flickr」などの外部ストレージ・サービスにデータを自動投稿する。その後、適当にタイミングを見はからって、「IM」から (Flickr に保存してあった) 写真を相手側に送り付ける。

サービスの本質は、「パイプ」的な仕組みしか用意しないところ。パイプに入力する機器も、パイプが「保存」で利用する外部サービスも、パイプが出力する機器も (プロトコルに則れば) 何でも OK なのがミソ。サービスに送り付けるデータは「写真」ですらなくてもいい。「音声」でもいいし、「動画」でもいいし、「テキスト」だけでもいい。入力機器も、デジカメ、ボイス・レコーダー、ハンディ・カム、テキスト・メッセージを問わない。出力先も、フォト・ストレージでも、Chumby でも、テレビでも、スピーカーでもいい。要は、入力・出力機器はメーカーさん、頑張ってうちに対応してよ、ってこと。

ユーザーは、「パイプ」と「入力・出力機器と外部保存サービス」の関連付けを設定するだけ。

ちなみに、今回のブロガー・ミーティングでは、カメラで撮った写真を (無線 LAN を使って) すぐに「テレビ」と「Chumby」の 2 ガジェットに送り出すデモを見せてもらった。そう、パイプの出力先は複数も OK なの。ただし、画像以外のデモは出来ないとのこと。「音声」や「ビデオ」については構想中? ここら辺がプロトタイプな発表会と呼ばれるところかな。

課題

課題は、課金の形式をどうするか。このサービスの提供方式をどうするのか。ビジネス・モデルはどうするのか。色々挙がってた。

なので、このサービスが形になるのはもう少し先だし、もしかすると立ち消えになるかもしれない。

思うに、このサービスはガジェット側の対応が不可欠。今なら、各メーカーが企画段階から「対応」することが考えないといけない。これはハードルが高い。でも、もう少し先なら、iPhone や Android や Chumby のやうに「ユーザーが機能を追加できるガジェット」が増えている。時期が合えば、多くの人に受け入れられるんじゃないかしらん。ぼくの期待は大きい。

ref

2008-05-22

Chumby Night #00 に参加した

Chumby Night #00 に参加した。Chumby (チャンビー) については、過去記事をどぞ。

Chumby Night は、恵比寿の Tower Cofe で開催。開場 20:30、開始 21:00。


大きな地図で見る

道を行けば迷子になる子なので、少し早めに着くようにする。予想通り、恵比寿駅から Tower Cofe の途中で、道に迷った。持って行った MacBoook で地図を確認。軌道修正。

数分歩いて Tower Cofe の看板を発見。その近くで、ダンボールが 3 箱が積まれてる。大きい上にボロボロ。しかも、そのダンボールを写真に撮ってる人達がいる。はたから見て、ちょっと引く。

少し歩いて、行き過ぎたことに気付く。引き返すと、Tower Cofe の看板のすぐ横に Tower Cofe の入り口が見つかった。間もなく開場時間。近くにガジェット好きな人間の姿が見えるはず。

見回すと、大きなダンボール。

もしやと思い近寄ると、果たして「Chumby」の入ったダンボールだった。

デジカメを取り出して、撮影開始。デジカメも買ったばかりなので、写真を撮るのが楽しくてしょうがない。さっきまでの自分は棚に上げげる。引いたりして、ごめんなさい。

Chumby 配布

Chumby Night の開始とともに、Chumby の配布が始まった。列を作って一人ずつ、本人確認 (?) をして Chumby を受け取り、Chumby Night の参加費を払って、最後に Chumby T シャツを受け取る。全部終わるのに、30 分以上かかったんじゃないかな?

壁コンセントからテーブル・タップが引かれて、皆で初期動作確認。ぼくは列の最後の方だったから、Chumby をもらった頃には、ほとんどの人が動作確認を終えていた。人より遅れる形で、Chumby の包みを外す。布袋が現れる。紐をほどいて、手を入れる。そして、ラット色の Chumby が現れた。

From chumby

付属品の AC アダプターを繋ぐ。何も起きない。

Chumby の後ろに電源ボタンがあった。

電源 ON で Chumby 起動! ロード! そして、初めましてメッセージ!! Chumby がしゃべった。初期動作確認成功!

この後、有志による Chumby のデモ。一足早く chumby を手に入れてた yto さんや B.C. の中の人が、素晴らしいデモを見せて下さった。そんなデモを見ながら、あっという間に時間は過ぎて。ぼくは 23 時前に会場を後にした。

2008-05-21

今夜は Chumby Night #00

Chumby といふガジェットがある。Action Script で作ったプログラムを動かして、ディスプレーに表示させるだけ、といふもの。プログラムなんか出来ない? 他の人が作ったスクリプトを使わしてもらえばいい。イメージは、Google Gadget や Yahoo! Gadget、Mac のガジェットを、パソコンから「目覚まし時計大」のディスプレーに入れ替えた感じ。

ネックは、日本で売られていないこと。

ぼくらは、海の外の人達が出すレビューを指をくわえて見ているだけ。

平日と週末で設定をわけたり、ワンタイムのアラーム設定、またその後どのウィジェットチャンネルを表示するか、とかをこまかく選べます。というわけで平日の朝9時にニュースチャンネルを表示して SlimServer のほうでは iTunes のトップレートを流すように設定してみました。現在のところアラーム設定では iPod から再生することはできないようですが、これもアップデートで直るでしょう。

ほかにも YouTube の人気ビデオをみるウィジェットや Yahoo! Maps (ドラッグで動かせる)、Sudokuみたいなゲームもあってポテンシャルを感じさせます。残念ながら日本語フォントが入っていないからか日本語のデータはまったく表示されないのですが、こればっかりはしょうがないですかね。(chumby 社に日本人のエンジニアっていないのかなあ)

chumby がすばらしすぎる件: blog.bulknews.net より引用

そんな状況に、

という名乗りが上がった。2008-03-12 のこと。

ありがたく一口に乗って、待つこと 2 か月。遂に、Chumby 到着。今夜、配布を兼ねたイベントが開かれる。「Chumby Night #00」。行って来ます。