2009-10-24、HT-03A モニター参加者の懇親会があった。その席で、「HT-03A で不満に思うところもあると思います。それもエントリーにして下さいよ」という言葉を頂いた。
そういふわけで、1 か月ちょっと HT-03A を使って見て不満に思ったことを書いてみる。
文字入力
画面端の反応が悪い。キーボード入力するなら、「a」や「q」といった文字でボタンを押したつもりが弁力されていなかったということがよくあった。
ただ、この不具合はバージョンが 1.6 に上がったあたりで感じなくなった。使い慣れて気にならなくなったのか、バージョン 1.6 でこの不具合が修正されたのかは不明。
バックキー
バックキーの位置が慣れない。右側にあるのがいけないような。
アプリを使っていてよく使うキーは、「MENU」「バック」「ホーム」の三つのボタンなのだけど、その位置感覚に慣れなかった。じゃあ何処に「バック」があれば良いの? とも思うのだけど、よい解答がない。最初の Android 端末 G1 のやうに、中央下にメニュー、その両脇に「バック」と「ホーム」の方が良かったりと思ってみたりもして。
勝手に電話がかかる
ポケットの中に入れていると、何かのはずみで電話をかけてしまうことがあった。モニター期間約 1 か月半の間で、4 回。
再現方法を確定できないので強くは言えないけれど、ポケットに一緒に入れてる鍵や何かが HT-03A のハードキーを押して、それがたまたまリダイヤルか何かになってしまったんだと思う (HT-03A のキーロック解除は「MENU」キーの二度押しで出来てしまう)
回避方法は、スクリーンでロック解除 (iPhone がやってるやつね) を設定すること。Android のスクリーン・ロック解除も何気に簡単なので、設定しておく方が吉かも。
メモリーが少ない
メモリーが少なすぎて、複数のアプリを起ち上げると不安定になりやすい。せめて 256 MB。できれば倍の 512 MB 欲しい。
昔、Windows 95 を動かすのにメモリー 16 MB あれば十分ですよ、と店員に言われたけど、後になって思い返すと 32 MB は必須だった。CPU が 133 MHz か 166 MHz かよりも、メモリーの方が重要だった。
そんな昔話を思い出す。
アプリが少ない
iPhone と比べるとアプリが少ない。映画館情報を探してくれるアプリ「Movie Finder」は日本に対応していないし、自宅 PC の音楽をモバイル上で再生する「Simplify Media」はまだ Android 版を開発中だし、せっかく iPhone と同じアプリがあったと思って嬉んだ「Shazam」は Twitter 連携していないし...
まあ、ここら辺は時間が解決してくれることと思う。
蛇足: バッテリー
スマートフォンはバッテリー消費が激しい。HT-03A もその例外ではない。
ただ、ぼくは今回 iPhone (自前) と HT-03A (モニター) の両方持ちをやっていた。そのおかげで、HT-03A のバッテリーが切れて困った経験はほとんどなかった。
また、バージョン 1.6 になって 電源管理ウィジェット が付いた。このウィジェットを使うと、細めに電力消費の激しいデバイスを ON/OFF できるので、よりバッテリー回りへの対策が充実した。
感想
HT-03A における不満のほとんどは、ハードウェアに関する不満。ソフトウェア回りに関しては、中身が Google なこともあって、少しずつバージョン・アップされるでせう、という安心感がある。この安心感はガラパゴス携帯を使っていた時にはなかった。
ハードウェアの不満については、次世代機に期待。
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