Blogger に、いわゆるカスタム・ドメイン機能が追加された。
- Blogger Buzz: Blogger Custom Domains
- クリボウの Blogger Tips: 新 Blogger、カスタムドメインをサポート
- Hit Okano's Blog: Setting Blogger Custom Domains
- Google Bloggerで独自ドメインブログがより簡単に - Ogawa::Memoranda
- Google Operating System: Google-Hosted Blogs, on Your Own Domain
概要はクリボウさんのブログが分かり易い。実際の設定手順は Hit Okano's Blog が、突っ込んだ解説は Ogawa::Memoranda さんのブログが詳しい。
簡単な説明
Blogger でブログを開設すると、http://○○.blogspot.com/ というドメインを取得することになる。○○の部分はユーザーが自由に設定できるけど、「blogspot.com」の部分は変更できない。
ドメイン名は、お金を出せば買うことができる。
そこで、例えば「blog.my-domain.jp」というドメイン名を買って、Blogger のドメイン名を自分の持ってるドメイン名に変更してしまおう。というのが今回の新機能。例えば、Hit Okano's Blog さんは、okanomail.com というドメイン名を持っているので、そのドメインでブログを公開している。
自分の持ってるドメインでブログを書くメリットは...
- 自分のブログだよってアピール度が高くなる
- ブログ・サービスを他のものに変更しても、ブログの URL が変わらない (ブログの各記事の URL は変わるかも。でもトップページの URL は変わらない)
こんな所かな。
このカスタム・ドメイン機能を使うと、旧 blogspot に来た訪問者は、新ドメインに自動的にリダイレクトされるとのこと。つまり、URL 変更に伴うリンク切れはないので、安心していい。
FTP Publishing との比較
Blogger には、元から FTP Publishing という方法でカスタム・ドメインを実現する方法があった (今回の方法は、DNS の CNAME を使う)。二つの方法の違いを、まとめてみた。
FTP Publishing の長所
- サブ・ディレクトリー下 (http://foo.my-domain.com/blog/) にブログを配置することができる (DNS の方法では、サブ・ディレクトリー下にブログは置けない)。
- DNS の CNAME の設定が出来るドメイン管理サービスを使う必要がない (DNS を使う方法では CNAME の設定が不可欠)
FTP Publishing の短所
- 新 Blogger の利用に機能制限がある (DNS の方法では制限なし)
- FTP サーバーを利用できるサーバー・スペースを貸りる必要がある (DNS の方法ではサーバー・スペースを貸りる必要はない)
FTP 経由での機能制限は、テンプレートの編集がマウスのドラッグ & ドロップで出来ないことと、アクセス・コントロールが使えないことの二つ。
あとがき
一番安いドメインなら、年間千円以下で手に入る。Hit さんからは、at-aka.jp なんて取ってみては? と言われるし。う〜ん、心動かされるなぁ。
.jp はちょっと高いですね。日本人相手に商売するなら .jp がいいですが、趣味なら安い .com もいいですよ。
ReplyDeletejp ドメインをわざわざ取る必要はないってわけですね。なるほど、なるほど。言われてみればそうですね。
ReplyDeleteところで、ドメイン名ですが、本当は aka.○○ というドメインが欲しいんです。すると、メール・アドレスが foo@aka.○○ という感じになるので。でも、値段の張るドメインしか空いていないんですよね。そんなこんなで、実は半年近く取得するドメイン名で悩んでます ^^;
aka.TLD だと難しいですね。私も okano.TLD は取れませんでした。
ReplyDelete人の名前とか名詞は取りにくいですね〜。発想の転換が必要なのかもしれません ^^; okanomail.com みたいに後ろに何かを付けようかしらん。
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