2012-01-16

Blogger がスレッド式コメントに対応

Blogger のコメントがスレッド式になった。

スレッド式コメントが採用されているのは、Blogger の新テンプレート。旧来のテンプレートを利用しているブログ (例えばこのブログもそう: 2012-01-16 現在) ではスレッド式コメントには対応していない。

スレッド式コメント

スレッド式コメントとはどんなものか。

スクリーン・ショットの様に、「返信」というボタンが付いている。「返信」ボタンを押すと、そのコメントに対してコメントの返事を書くことができる。これが、コメントのすぐ下に表示されるという仕組み。特に一つの記事に複数のコメントが書き込まれてブログ主が返信する時に重宝しそう。

ちなみに、スレッドは一段のみで、多段スレッドは対応していない。また、コメント欄の設定が「埋め込み」になっている必要がある。ポップアップ式ではこの機能は使えないので注意。冒頭にも書いたが、旧テンプレートでもこの機能は使えない。ただし、旧テンプレートでどうしても使いたい人はテンプレートを編集することで対応可能とのこと。クリボウさんがブログに詳細を書いていらっしゃる。

あとがき

この機能が使いたいがために、姉妹ブログ life@aka のテンプレートを変更した。

本ブログも新テンプレートに切り替えたいが、こっちはテンプレートをいろいろといじっているので難しいなぁ。。。

2012-01-14

「やさしい Emacs-Lisp 講座」の改訂版が出ていた

Emacs-Lisp の解説書として (個人的には) 非常に好きな「やさしい Emacs-Lisp 講座」。1999 年に発売されたものだけれども、2011 年 6 月に改訂版が出ていた。価格は 2,940 円。

改訂版 やさしい Emacs-Lisp 講座
広瀬 雄二

4877832718
カットシステム 2011-06
Amazonで詳しく見る
by G-Tools

Emacs-Lisp は、エディター「Emacs」のマクロ言語。Lisp と呼ばれる古い言語からの派生で、このマクロ機能を使うことで Emacs のカスタマイズ及び拡張が可能になる。

先のエントリーでデモ動画を紹介した YaTeX も、Emacs-Lisp を使って作られたマクロの一つ。

Emacs の面白いところは、Emacs-Lisp のインタープリターが土台に在って、その上にエディターが構成されていること。他のエディターは機能の大部分を C や Java で書いておいて、マクロ機能を「付加機能」として付けている。つまり、Emacs は他のエディターとは発想が逆。エディターから枝葉を除くと、他のエディターは「エディター」が残るけれども、Emacs の場合は Emacs-Lisp のインタープリターが残る。これは、Emacs が柔軟にカスタマイズできることに繋がる。

閑話休題

「やさしい Emacs-Lisp 講座」は、(ぼくは旧版しか持っていないけれど、新版との違いは一章分しかないらしいので大きく間違っていないはず) Emacs で「メジャー・モード」を作ることを目標にステップ・アップを重ねてゆく。Emacs は編集テキストに依って「メジャー・モード」を持っている。例えば C 言語モード、HTML モード、Ruby モードなどなど。こういったメジャー・モードは、その編集テキストに特化した機能を提供する。C 言語モードではエラー行ジャンプを、HTML モードでは閉じタグの自動入力を、といった具合。実際、自分が必要になるメジャー・モードは誰かが作っているので、自作する必要はほとんどない。けれども、メジャー・モードを作る過程で、Emacs を操作する基本コマンドを身に付けることができる。

また、Emacs にはマイナー・モードと呼ばれるものもある。これは、メジャー・モードを補完するためのもの。一般にメジャー・モードは一つのテキストに対して一つしか割り振れない。マイナー・モードは複数の機能を割り当てることができる。例えば C 言語のソース・ファイルを開くと、ぼくの場合、Font-Lock (ソースコードに色を付ける)・Hide-Ifdef (#if 文を隠す) といったマイナー・モードが起動する。メジャー・モードに付加させる形で提供できるので、使い勝手が良い。

このマイナー・モード。メジャー・モードを作るよりも難かしい。その上、メジャー・モードの基本を理解しないと作れない。実はかなりハイレベルな代物。ところが、少し Emacs に慣れてくるとこのマイナー・モードを作りたくなってしまう。そんなわけで、マイナー・モードの前の土台として、メジャー・モードを作る本書はとても役に立つ。

あとがき

ぼくはこの本と「An Introduction to Prgramming in Emacs Lisp」(Emacs のヘルプに付属) で Emacs Lisp の基礎を勉強した。Emacs は自分でいじってこそ楽しくなる。Emacs を始めたら、是非 Emacs Lisp にも手を染めて欲しい。

LaTeX の入力補完ツール「YaTeX」のデモ動画

瀬戸亮平氏が、YaTeX のデモ動画を公開している。

YaTeX は LaTeX の入力補完ツール。Emacs のパッケージとして提供される。LaTeX のコマンドを直打ちしている人達は、是非一度見てもらいたい。環境における「end」文の自動補完、ラベルの自動入力、数式記号のイメージ補完入力等々、素敵な機能がつまっている。

動画

動画は 5 つあり、一本当たり約 30 秒前後。項目は以下の通り:

  • section 型補完
  • begin 型補完
  • コマンド変更機能
  • 自動 label 機能
  • 数式記号イメージ補完、ギリシャ文字補完

画面右に編集画面、画面左にコンパイル後の LaTeX 文書が表示されている。全部見ても 3 分程度。YaTeX の利便性が良く分かる様編集されている。手軽に見れるので、LaTeX を書く人は少し覗いてみて欲しい。

※こういう画面キャプチャーってどうやって撮るんだろ?

2011-12-30

MacPorts 2.0.3 へアップグレード

MacPorts をアップグレードした。次回のアップグレードに備えてメモ。

Xcode 4 のインストール

まず、sudo port selfupdate したところ、エラー発生。どうやら、llvm-gcc がインストールされていないといけないらしい。llvm-gcc は Xcode 4 に入っている様なので、Xcode をまずアップグレードする。

MacPorts アップグレード

MacPorts を最後にアップグレードした時、バージョンは 1.8.0 だった。

今の最新バージョンは 2.0.3。MacPorts のコマンドを使ってアップグレードする。

$ sudo port selfupdate
$ sudo port upgrade outdated
$ sudo port upgrade installed

一回目の port upgrade outdated の途中で、p5.18-error でエラーが出た。よく分からないけれど、port selfupdate すればいいらしい。

なので、ぼくの入力コマンドの履歴は以下の様になる:

$ sudo port selfupdate
$ sudo port upgrade outdated
$ sudo port selfupdate
$ sudo port upgrade installed

とりあえず、これで MacPorts 2.0.3 にアップグレードできたらしい。良かった。良かった。

なお、後で知ったのだけど、port upgrade outdated では古い Ports を削除してくれないらしい。古い Ports を削除するには port -u upgrade outdated を使うとのこと。次回、アップグレードする時は忘れない様にしたい。

ref

2011-12-29

カウンター 2,000,000 越え

当ブログへのアクセス数が、2011-12-28 (水)、2,000,000 を越えた (Site Meter 調べ)。

過去の記録を書き出してみる:

最初の 50 万アクセスには 2 年と 8 か月かかった。次の 50 万アクセスにかかったのは、2 年と 7 か月だった。合わせると、最初の 100 万アクセス達成まで 4 年と 3 か月かかっている。

2 回目の 100 万アクセスにかかった時間は 2 年と 5 か月。思ったよりも早く達成できた。

この 2 年間、投稿ペースが落ちている。数よりも質ということなのかしらん?

次の目標は 5 百万アクセス。4 年で達成できると嬉しいな...

2011-12-21

12/25 帰省

2011-12-25 に帰省する。

引越後に買った「物系のレビュー」をせめて年内に終わらせたいと思う。ちょっと IT 系のエントリーが減るけれども、ご承知おき下さい。

関連エントリー

Luxman×Stereo のデジタル・アンプ LXA-OT1 を鳴らしてみる

上記エントリーの続き。デジタル・アンプ LXA-OT1 に安価なスピーカーを組み合わせて鳴らしてみる。

スピーカー

値段を考慮して、安くてコスト・パフォーマンスの高いとされる 3 つのスピーカーに繋げてみた。

イギリス・Cambridge Audio Minx Min10。オープン・プライス。アマゾン価格: 19,000 円。

ケンブリッジオーディオ ブックシェルフ型スピーカーミンクス【ハイグロス・ホワイト・1本】Cambridge Audio MIN10/WHT

デンマーク・Tangent EVO。37,800 円。

tangent EVO (GRE)グリーン コンパクトスピーカー(2本1組) タンジェント エヴォ

デンマーク・DALI ZENSOR 1。37,800 円。

DALI スピーカーシステム  ZENSOR 1 ライトウォールナット ZENSOR1

使用機器と音出しまで

LXA-OT1 で鳴らすスピーカーとして、Cambridge Audio の Minx Min10 を購入した。このスピーカーには音展で出会った。とても小さなスピーカー。でも、音展でオーケストラを鳴らすデモを聴き、かなり心をゆすぶられた。Stereo 本誌発売より少し前のタイミングで入荷するようオーディオ店に注文をかけた。

2011-12-21 Stereo 誌発売。楽天より本誌到着。アンプを組み立てる。

2011-12-22、LXA-OT1 を持ってオーディオ・スクエア相模原店へ行く。既に到着していた Minx Min10 を購入。LXA-OT1 と Min10 に合うスピーカー・ケーブルの選定にかかる。LXA-OT1 はスイッチ式ケーブル端子なので、太いスピーカー・ケーブルは使えない。最近評価が高いと聞くナノテック・システムズの SP#79 Special (997 円/m) を 2m 購入。

これで、アンプ、スピーカー、スピーカー・ケーブルが揃った。お店から CD プレーヤーに Rotel RCD-06 SE (89,250 円) を借りる。これは試聴室の中からパッと取っだだけで、深い意図を持って選んだわけではない。

ROTEL(ローテル) ステレオ・コンパクトディスクプレーヤー RCD-06SE

アンプもスピーカーもケーブルも、購入直後は良い音が出ない。いわゆる慣らし運転が必要。Nordost のシステム・チューニング & セットアップ用 CD にバーンイン (いわゆる慣らし運転) 用音源が入っているので一回それを再生する。約 20 分。本当はもう少し時間をかけて馴染ませたいところだけれども、時間が潤沢にあるわけでもないので、このまま試聴に入る。

ノードスト システムチューニング&セットアップ用ディスクNordost TD1(ノードスト)

試聴ディスク

(a) エヴァ・キャシディのアルバム「Imagine」より「テネシー・ワルツ」。

Imagine

女性ヴォーカルを聴く。伴奏につくギターの音もチェック。エヴァ・キャシディのテネシー・ワルツは思い入れたっぷりに歌い上げられていて、胸が熱くなる。

(b) ロジャー・ノリントン指揮、モーツァルトのレクイエムより「怒りの日」と「奇しきラッパの響き」。以降「モツレク」と略記。

モーツァルト:レクイエム(ドルース版)

同曲の聞き所については、過去エントリーを参考にされたし。

セッティング

オーディオ・スクエア相模原の小試聴室を借りた。スピーカー・ケーブルが各 1m しかないので、あまり距離は取らない (取れない)。机の上に CD プレーヤーを置く。

Rotel RCD-06 SE

同じ机の上にアンプを載せて、ケーブル類を結線。横から見ると、ケーブルの重さにアンプが少し浮き上がっている。アンプが軽いからしょうがない。

LXA-OT1 横

ケーブル挿入後のアンプ背面。

LXA-OT1 背面

システム全景はこんな感じ。

オーディオ・システム全景

音を鳴らしてみる。

まずは Minx Min10 でテネシー・ワルツ。小さなスピーカーだけあって、軽々と鳴らす。ギターのアタック感が良く出ている。続いてモツレク。合唱に奥行きがない。弦楽器の質感が出ていない。低音は量感こそないものの、深みのある音がちゃんと出ている。オーケストラのスケール感が出ているのにはびっくり。バランスも良い。全体的にニュアンス不足を感じるが、Min10 自体が購入直後の新品なので、もう少し長い目で見て評価し直したい。

2 番手は Tangent EVO。テネシー・ワルツではグッと雰囲気が出てきた。音楽の空気感というのか。エヴァ・キャシディの心が曲に入り込んでいるのが伝わって来る。モツレクは無難に鳴る。一点マイナス・イメージを受けたのは、低音が少し膨らんでいること。EVO は小さなスピーカーだけれども、それでも Min10 と比べると倍近く大きなスピーカー。カラフルで部屋とのコーディネートも考えられている。今回 LXA-OT1 で聞き直してみて、改めて良いスピーカーだと思った。

最後は DALI Zensor 1。最近オーディオ雑誌で非常に高い評価を受けている。値段は奇しくも Tangent EVO と同額。テネシー・ワルツを聞いて、EVO より 1 つレベルが違うと感じた。音の厚みが 1 段上。歌い終わりの余韻も、ス〜ッと消えていく。Min10 や EVO では聞こえなかった余韻。たまらない。低音も EVO と比べると締まっている。モツレクをきくと迫力満点。別格の「オーケストラ」を再生してくれる。入門用には文句なし。

DALI Zensor 1 の不満点を挙げるなら、入門用のレベルを越えてしまったこと。バカな比較とは思うけれども、例えば 30 万円を越えるトールボーイ・スピーカーと比べるとイマイチ。他のスピーカーだと、こんな比較なんて頭にも浮かばない。でも Zensor 1 は下手に性能が良いものだから値段を忘れてつい比べちゃう。これが Minx Min10 だと —— 楽器のリアリティーがないとか不満はあるにしても —— スケール感が出ていて全体のバランスが良く、オーケストラが楽しい。アンプの性能が良すぎて「上」の領域に入ったのか、アンプの性能が低くてオーケストラを鳴らすには不満が出るのか、それともスピーカーの特性なのかは分からない。ただ、LXA-OT1 と Zensor 1 の組み合わせを、(メイン・システムで高いコンポを使っている人が) セカンド・システムとして導入する場合は、ちょっと注意する方が良いかもしれない。

あとがき

今回は LXA-OT1 に合わせて安目のスピーカーと組み合わせて、アンプの実力を聞いてみた。総合すると、「小型ブックシェルフ・スピーカー」ではスピード感・アタック感は高く、音像定位は並、低域の量感・解像度は低め。

できればトールボーイ型スピーカーや鳴らしにくいスピーカーでも実験してみたかったが、体力が尽きて出来なかった。

LXA-OT1 はスピーカーを選べば十分以上に音楽が楽しめる。付録とは思えない素晴らしいアンプだと思う。

2011-12-19

Stero 2012年1月号 付録のデジタル・アンプ LXA-OT1 を組み立てた

先のエントリーに書いた様に、オーディオ雑誌「Stereo」の 2012年1月号 には付録にデジタル・アンプが付いた。同雑誌は今日 (2011-12-19) 発売。予約購入して、付録のデジタル・アンプを組み立ててみた。

雑誌の 3 倍位い厚そうなダンボール箱が付録に付いてきた。

Stereo 2012/1

ダンボールを開けてみる。上側にデジタル・アンプ本体。下右は専用の AC アダプター。下左にはアンプ用の脚と保護用のケースが入っている。

Stereo 2012/1 の付録

雑誌に掲載されている付属品解説。ご覧の通り、完成品のアンプが付録に付いてくる。

LXA-OT1 付属品解説

アンプ本体にカバーを被せて、脚をくっつける。6 分弱で工作終了。

前面にはボリューム・ノブのみ。ボリューム・ノブが電源の ON/OFF も兼ねている。ノブを回すと電源 ON。更に回すと音量が上がる。

LXA-OT1 前面

背面の端子は三つ。左から、AC アダプター用のコネクター、RCA 入力、スイッチ式のスピーカー端子。

LXA-OT1 背面

スピーカー端子に入るスピーカー線の太さは 3mm とのこと。

芯線は3mmまでですね。 RT @kurokawa_kenji @luxman_japan さん、今回の付録のアンプは何ミリまででしょう? RT @hakurikokuri バネ式のSP端子って何ミリまでのSP腺が入るんだろ・・・。 *Tw*

Twitter / @luxman_japan: 芯線は3mmまでですね。 RT @kurokawa_ ... より引用

付録デジタルアンプの特集は 103 ページから 112 ページまで、10 ページ。

明日は、このデジタルアンプを使ってスピーカーから音を出してみる。

第 167 回 TOEIC の結果

TOEIC の成積が発表された (ref. clmemo@aka: 第 167 回 TOEIC を受験する)。

240 (Listening) + 280 (Reading) = 520

最悪の体調で受験して悪結果。リスニングの得点が過去最低。確かに半分くらい問題文が耳の右から入って左へ抜けてってたからねぇ。さもありなん。

何の言い訳もない。

過去の記録

  • 167: 240 (L) + 280 (R) = 520
  • 164: 290 (L) + 255 (R) = 545
  • 162: 265 (L) + 290 (R) = 555
  • 159: 275 (L) + 240 (R) = 515
  • 109: ??? (L) + ??? (R) = 615

「Electrolux チャコールファイバーヒーター」を買ってみた

防寒用アイテム第三弾として Electrolux 社の遠赤外線ヒーター「チャコールファイバーヒーター」を買った。購入二週間目の使用レビューを書く。

特徴

Electrolux は北欧はスウェーデンの世界的家電メーカー (サポートはエレクトロラックス・ジャパンが対応)。ぼくが買った チャコールファイバーヒーター ECH930 は、種類としては遠赤外線ヒーターに当たる。シンプルなデザインと一人暮らし向けの使い勝手の良さが魅力の商品。

Electrolux チャコールファイバーヒーター

高さ 48cm、ベース部分は幅 18cm の正方形 (角は丸みを帯びている)。ヒーターは円筒形で、直径は 10cm。重さはたったの 1.1kg。取っ手付き。

メーカー説明によると、遠赤外線の波長は「血液がいちばん吸収しやすい」に多く、ハロゲンヒーターと比べて 2 倍の効果とのこと。出力は 150W と 300W の 2 種類。300W 時の電気代は約 6.6 円/時。

操作スイッチは本体上部に集まっている。ボタンはたった 2 つで、非常にシンプル。

Electrolux チャコールファイバーヒーター

機能は以下の通り:

  • 電源ボタン長押しで電源オン (不用意な電源 ON がなくて助かる)
  • ワット数切り替え (150W / 300W)
  • ワット数切り替えボタン長押しでチャイルド・ロック
  • 転倒自動オフ
  • 切り忘れ防止タイマー (3 時間で自動オフ)

形を見て分かる通り、熱はほぼ直線に進む。熱の放射域は狭い。直接、体に当てる使い方が主になる。部屋全体を温めるような使い方には向いていない。

ヒーターの前に立ってみると、ワット数の少なさを意外に思うほど温かい。300W では熱いとさえ感じる。ぼくの普段使いでは 150W で使ってる。補足すれば、エアコンで一旦部屋を温めて、その後はチャコールファイバーヒーター 1 つで過ごしている。ワット数が小さいので、電気代が安く済むのもありがたい。また、電源をオンにしたらすぐに熱くなる。不要な時に細めに電源オフできるのもありがたい。

シンプルな形と 1.1kg という軽さのおかげで持ち運びが楽なのも良い。寒いと感じたら、ワット数を上げるより、ヒーターを近くに寄せる方が効果的。節電にもなる。本機は背が低く、椅子に座ると背中が寒い。ちょっと危ないけど、折り畳み机の上に乗せて高さ調整している。こういう「持ち運び」のしやすさが本機の隠れた魅力だと思う。

静音性についても触れねばならない。このヒーター。全くの無音。使用開始頃は、熱で金属がカンカンというような音を立てていたけれど、最近はそういう音も出なくなった。ぼくはオーディオに凝っているので、音楽を聴く時はなるたけ周りを静かにさせたい。本機はそういう点で二重丸。

欠点を挙げるならば、やはり照射域の狭さか。首振り機能もないので、二人以上の人間を温めるのは難しい。本エントリーの頭で「一人暮らし向け」と書いた理由もそこにある。熱量・速熱性・移動性を考えると、個人利用にもってこい。家族全員で使うのには向いていない。

比較

購入前、次の 3 機種を最終候補とした。

エレクトロラックス+ミュークヴィートフリスカシリーズ+ホワイト ECH930(W) ダイキン(DAIKIN) 遠赤外線暖房機「セラムヒート」(スポット・ワイドヒート搭載) ホワイト ERFT11MS コロナ(CORONA) 遠赤外線電気ストーブ「コアヒートスリム」 ホワイト DH-911R(W)

左から Electrolux のチャコールファイバーヒーター (本機)、DAIKIN のセラムヒート、CORONA のコアヒートスリム。Amazon 価格で順に、8,980 円、15,800 円、15,400 円。

セラムヒートは大きくて重い (8kg)。スポットヒートとワイドヒートの切り替え機能は魅力的。250W から 1100W までの 11 段階切り替えも素晴らしい。ただし、一人暮らしにはそのハイ・スペックが逆に仇になる。重いと持ち運びが不便だし、ワイドヒートや首振り機能は不要だし、1100W も使わない。250W で 5.5 円/時 というのも心惹かれるが、Electrolux はその下の 150W で利用可能。加えて運転中に音がするという。それは困る (音楽を聴く時に)。また次の記事にも不安を覚えた。型番が少し違うので、もう改良されているのかもしれないけれども。

目盛りが「4」の消費電力をワットチェッカーで調べたところ、通常は約260Wと低いものの、数秒おきに約1,000W近くまで上がっている。説明書では「4」の消費電力の目安を「560W」としているが、実際には260Wと1,000Wを繰り返して出力しており、結果的に消費電力の平均が「560W」ということらしい。なので、“セラムヒートの消費電力が560Wなら、900Wの暖房器具を同じタップに繋いでもギリ大丈夫よね”と思っていると、タップの定格容量をオーバーしてしまう恐れがある。

家電製品ミニレビュー - ダイキン工業「セラムヒート ERFT11LS」 - 家電Watch より引用

コアヒートスリムも良い商品。重さは 3.7kg。350W〜900W まで 10 段階。エコモード (室温に合わせて自動省エネ運転) なら 690W〜115W。首振り機能有り。1・2・3 時間の切タイマーに加えて、6 時間の自動オフ・タイマー。機能的にはいたれりつくせり。ただ、ここまで「色々」機能が必要か? と思った。値段に見合う機能はある。でも、その機能を自分は求めているのか? 3.7kg。10 段階の温度調節。細かなオフタイマー。とても良いけれど、もっとシンプルでいいやっ、と思った。

結論。セラムヒートもコアヒートスリムも家庭向き。最低限のスペースしかない一人暮らしには、機能を削ぎ落としたシンプルなヒーターが合う。そう思って Electrolux を選んだ。

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