2011-04-28

clmemo@aka、6 年目を迎える

2011-04-27 をもって、当ブログ clmemo@aka は六歳になった。

この六年を振り返って

IT 技術系のブログとして始めて、少しずつ方向性を変えながら今に至る。ブログ開設時は Google のニュースばかり追っていた。当時、面白いウェブ・サービスを出しているのは Google くらいしかなかったから。次第に、ニッチなサービスにも目を向けて紹介することが増えた。いくつかのサービスはまだ続いているし、残るものは終わってしまった。ガジェットの紹介も増えたし、ブロガー・ミーティーングの参加レビューも始めた。オーディオ関連のエントリーが増えたのもここ数年の大きな変化。

外に目を向ければ、当ブログに対して大きな二つのインパクトがあった。海外ソースの日本進出とGIGAZINEのスタートがそれ。昔は海外ソース (ex. TechCrunch, Engadget, Gizmodo, Lifehacker) を日本語訳するか、まとめるだけで人気エントリーになった。最近は日本語版が出来たので、「日本語訳」する意味がなくなった。また、Gigazine は記事数が多く速報性に優れていて、内容が当ブログと重なることが多い。

裏返せば、皆が情報を入手し易くなったとも言える。当ブログには痛いことだけれども、全体的に見れば良かった事だと思う。

最後に

状況が変わろうとも、今後も clmemo@aka は技術系のブログとして続けていく。来年もこういったエントリーが書けることを望む。

そうそう、姉妹ブログとして趣味系 (本や音楽や映画) のブログ life@aka も開設している。もしよろしければ、そちらへも足を伸ばして頂けると嬉しい。

2011-04-27

Google Tasks をフル・スクリーンで使う

Google Tasks (Google の ToDo 機能) は Gmail と連動しているので愛用している。一つ不満があるとすれば、それは Gmail から呼び出す ToDo 画面が小さいこと。Google Operating System に、この小さな Google Tasks をフル・スクリーンで使う Tips が紹介されていた。

やり方は簡単。以下の URL にアクセスするだけ。

見た目はこの通り:

iPad でも、同じ URL にアクセスしてみた。iPad 用に最適化されていないけれど、閲覧だけなら問題なく使える。タスクのドラッグには対応していないし、タスクの詳細を開く時のタップがなんか気持ち悪い。編集機能については、Google がちゃんとした iPad 版を出してくれるのを待つしかないかもしれない。

Google Task in Large View

ref

2011-04-26

Gmail のラベルに使える文字数が 225 文字に伸びた

Gmail のラベルに使える文字数が 225 まで増えた。今までは 40 文字までしか使えなかった。

ぼく自身は長いラベルを使っていないけれど、Outlook から移行する人にはラベル文字の長さは一つの障害になっていたらしい。少しずつ改善が加わるのは良いね。

なお、ラベルを多重ネストしている場合、間の部分を省略表示するよう改善されたらしい。マウスをラベルの上に持っていくと、中身が見られるとのこと。

ref

Event details Calendar でイベント内イベントを管理

イベントを入れ子に出来ないものか? 親イベントに対して子イベントを作れないものか?

何故、こんなことを考えたのかと言うと、学会やカンファレンスのイベントを Google Calendar に登録・閲覧する時に不便に感じたため。例えば、Google の国内最大のカンファレンス Google Developer Day。去年は 2010-09-28 (Tue) に開催。基調講演の後、テーマ別に分かれて複数の講演が開かれた。クセモノは講演。講演 1 つ 1 つの情報は、Google Calendar の「Google Developer Day」というイベントに書くには大き過ぎる。ここは 1 つ 1 つの講演ごとにイベントを作成して、講演のタイトル、講演者、簡単な説明、開催時間と場所を確認できる様にしておきたい。そこで、「Google Developer Day」というイベントに子イベントをくっつけられたら幸せに思う。

Event details calendar

残念なことに、Google Calendar で子イベントを作ることは出来ない。

そこで、メイン・カレンダーとは別に「Event details calendar」というカレンダーを作っている。子イベントに当たるイベントは全て「Event details calendar」に登録する。すると見た目はかうなる。

9/28 は有給休暇を取得。7:37 分の電車に乗って、1 時間前に会場へ。親イベントは「Google Developer Day」。子イベントは「Event details calendar」に書き込んでいる。

Event detials を見ると、各講演の間に少しずつ移動時間を取っていることが分かるし、昼食を摂る時間を考えていなかった :p こともよく分かる。これを iPhone や iPad のカレンダーに同期させてあげれば、ノート PC を開くまでもなく次の講演情報が分かる。

何故、メイン・カレンダーではなく「Event details」カレンダーを作るのかというと、月表示にした時にイベントが多すぎて閲覧性が低くなるのを防ぐため。月の予定を調べる時は Event details カレンダーを非表示にしてあげる。当日になったら、Event details カレンダーを表示する。こういう使い分けをするのがポイント。

あとがき

Google Developer Day は良い例で、1 つの講演の時間が 45 分と決まっていたし、講演する部屋が集まっていて移動が楽だった。困ったのは物理学会で、聞きたい講演が 10 分だけ重なるとか、場所が分からなくなって慌てるとか、そういうことに苦労した (当時はこの手法を考え出していなかったので本当に大変だった)。

今は、Event details があるので、例えばカンファレンスの間で空き時間がいつ出来るか? ということも見える化できる様になった。とても便利なので、是非お試しを。

関連エントリー

misc カレンダーと Event details カレンダーを一緒にしてしまっても良いかもしれない。

2011-04-25

Twitter 社会論 (津田 大介) を読む

「Twitter 社会論」(津田大介・著) が iPhone/iPad アプリとして無料セール (本来は 350 円) を行なっている。読み終えたので、感想と電子書籍版の読み易さについて書いてみる。

予備知識

Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)
津田 大介

4862484824
洋泉社 2009-11-06
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by G-Tools

「Twitter 社会論」は 2009 年 11 月に上梓された。電子書籍版のあとがきは 2010-05-29 に書かれている。ぼくが買った「Twitter 社会論」は発行日 2010 年 7 月 7 日、バージョン 1.0.4。初版から電子書籍版が出る間に、Twitter は「公式 RT」と「リスト」機能が追加された。また、Twitter のつぶやきまとめサービス Togetter がリリースされている。電子書籍版の本文は、あくまで紙版を電子化したものであって、「公式RT」「リスト」に関する言及はない。

電子書籍版には、紙版に加えて次のコンテンツが追加されている。

  • 対談 松沢呉一 x 津田大介
  • あとがきのあとがき
  • 音声コンテンツ

感想

本文は 2009 年 11 月に最終稿が書かれている。けれど、古さを感じさせない。Twitter の社会的な位置とか Twitter の使い方は、今もって本書で十分な理解ができる。Twitter の芯をとらえた良書。

特に第三章の「社会に広がるツイッター・インパクト」は興味ある読み物。

ツイッターがメディアの前戦に出てくるまでに辿った経緯を端的にまとめている。2008 年 5 月におきた中国・四川省での大地震、2008 年 6 月の秋葉原連続殺傷事件、2008 年 11 月のムンバイ同時多発テロ報道、そして 2009 年 1 月のハドソン川への旅客機不時着事故。

「ハドソン川への旅客機不時着事故」以降のツイッターの立ち位置もよくまとまっている。2008 年アメリカの大統領選挙。2009 年 4 月にモルドバ共和国で行なわれた総選挙、2009 年 6 月にイランで行なわれた大統領選挙。2009 年 7 月に英国で公開された「政府機関のための Twitter 戦略テンプレート」。メディアとして認知された Twitter が、IT 系の人達だけでなく一般人に対して (特に政治の分野で)、影響を与えたのかがよく分かる。

また、企業におけるツイッター利用についても注目している。2011 年になっても、Twitter を企業ツールとして活かしていない会社がほとんどだけれども、少ない成功例を紹介して Twitter の可能性を示している。紹介されている企業は DellEC studioJetBlue Airways (米国の格安航空会社)、Tasti D-lite (米国のフローズン・デザート・フランチャイズ)。

この中で、EC Studio の社長は 2010 年初頭に「iPhone とツイッターで会社は儲かる」という本を出した。「Twitter 社会論」は多角的に Twitter に良さを描き出しているのに対して、「iPhone とツイッター〜」は一企業における Twitter 活用事例が詳しく書かれている。

iPhoneとツイッターで会社は儲かる (マイコミ新書)
山本 敏行

4839934444
毎日コミュニケーションズ 2010-02-23
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by G-Tools

成功例だけでなく、厳しい言葉もある。

根本的な話として「とりあえず成功事例を参考にツイッターアカウントを導入してみればうまく運ぶだろう」というのは幻想だ。ちゃぶ台をひっくり返すようで恐縮だが、今まで紹介した成功事例は、今後ツイッターを使って新しい成功を目指している企業にはあまり参考にならない。なぜかと言えば、これまでの成功例はツイッターが海のものとも山のものともつかない初期から導入し、試行錯誤しながら「自力」でツイッターを企業活動に活かすよう生み出されたものだからだ。実際にツイッターを特定の目的で使い始めて、それに対する顧客からの反応を分析し、自社のサービスや商品にフィードバックし、ツイッターのスピード感に後れを取らない迅速な意思決定を行い、その効果を測定する —— そうした地道な試行錯誤のプロセスがない状態で単に他社の真似をしてツイッターを始めたところで、期待する効果は得られない。そもそも閑古島が鳴いている「企業ブログ」を放置しているような企業がツイッターを試してみたところで結果は同じなのだ。

太字はぼくが入れた。

おっしゃる通り。Twitter でもブログでも何でもそうだけど、試行錯誤する勇気がないと何も身に付かない。

では個人の場合どうか? 普通に使っていればいいけれども、「tsuda る」という技術に興味をひかれた。この「tsuda る」は第二章第二節で解説されている。前半は「tsuda る」とは何か? から始まって「tsuda る」の形が定着するまでの歴史。後半は「tsuda る」技術について。一応、知らない人のために tsuda るの定義を引用しておく:

社会問題上重要度の高いカンファレンスにオンライン状態で出席し、現場で発表された発言の 140 字要勤 post を Twitter の Timeline 上に送り続ける行為。津田大介 (@tsuda) が率先して行うことから附いた俗語

この「tsuda る」メリットを津田氏は次の様に書いている:

リアルタイムに中継しなければならないという厳しい条件が付くため、その場その場での瞬間的判断力や決断力、瞬発力、そして何よりも集中力が身につく

面白そう。機会があったら、頑張ってみたい。

電子書籍版の読み易さについて

ぼくは、この電子書籍版「Twitter 社会論」を iPad で読んだ。

良かった点。

  • ちょっとしたお出かけには、常に iPad 携帯派なので、いつでも読める
  • ブックマークを複数残すことができる (付箋要らず!)

悪かった点。

  • アプリがよく落ちる (特に起動直後とアプリ切替時)
  • 落ちた後、目次ページに移動して、元のページが分からなくなる
  • ページめくりがタップで出来ない (ページをドラッグする必要がある)
  • 電子書籍なのに URL がリンクになっていない
  • 原書のページ数が分からない

電子文書なので原書のページ数など関係ない、と思われるかもしれない。本を読む上ではさうなのだけど、本エントリーの様に引用した時、それがどこの文章なのかを示すには、やはり「ページ数」は重要だと感じた。これは電子書籍全般に関わる問題かもしれない。原書がない場合、電子書籍の引用箇所をどの様にして読者に伝えれば良いのかしらん。

あとがき

本書のどこかで、興味をひく技術が書いてあった。それで、ぼくは今まで本や CD や DVD のレビューは「題名」だけをエントリー・タイトルにしていたのだけど、これからは「○○を読んだ」「○○を聞いた」「○○を見た」という風にちゃんと書こうと思った。

2011-04-23

HTML5 の img 要素に alt 属性は必須ではない

最近、Blogger の投稿エディターで写真を挿入すると、img 要素に alt 属性が付かなくなっていた。HTML4 や XHTML1.1 では、img 要素に alt 属性は「必須」要素なので、どうしたことかしらん? と思っていた。

そこで読んだのがこの記事。

HTML5ではalt属性はオプション扱いで省略可能です。ちょっとここら辺はややこしいのですが、代替テキストの記述は推奨されますが、alt属性を省略することで意図的に代替テキストを利用しないことができるようになってます。

Re:犯してはいけないHTMLタグの過ち10個[to-R] より引用

なんと、HTML5 では alt 属性が「必須」から「推奨」に変更されている。また、代替テキストがないことを HTML4 や XHTML1.1 では img alt="" で明示的に表すけれども、それも HTML5 では alt 属性を書かないことで表す仕様らしい。

それで、最近の Blogger のテンプレートを見てみると HTML5 で書かれていることが分かった。

<!DOCTYPE html>

つまり、最近の Blogger は HTML5 対応になっていたんだね。知らなかった。

あとがき

ぼくの Blogger テンプレートは XHTML1.0 時代のものに手を入れて使っているけど、一度 HTML5 なテンプレートに直してあげようかな? 最近のテンプレート・エディターは随分と良さそうだし。

2011-04-22

Blogger 2007 年以降にログインしていないアカウントを削除

Blogger に一時期のブログ・ブームで作られて、その後更新されていないブログが沢山ある。そこで Blogger は、2007 年以降 Blogger にログインしていないアカウントに対して、コンテンツを削除することを決めた。もし、2007 年以前にブログを開設していて、ブログを存在させたいなら 2011-06-25 までに Blogger にログインすること。

2003 年、Google は Blogger を買収した。この時点で、Blogger へのログインには「Blogger アカウント」が必要だった。

2006 年、Google は「Google アカウント」と「Blogger アカウント」の統合を始める。以後、Blogger アカウントでログインすると、Google アカウントへの移行画面が表示される様になった。それでも、2007 年以降、一度も Blogger にログインしていない人達の「Blogger アカウント」は残っている。

おそらく Blogger は、この残っている「Blogger アカウント」の削除を行ないたがっている。古い仕組みが残っているとバグの温床になるから。これはとても良い決断だと思う。

蛇足

このブログの URL は「http://at-aka.blogspot.com」。本当は自分の名前「安宅 (ataka)」でブログ・アカウントを取りたかった。つまり「http://ataka.blogspot.com」にしたかった。 ところが、このサイトは既は他の人の手によっておさえられていた。

2004 年 5 月に一本だけエントリーを書いただけのブルガリアのブログ。世の中には、こんなアカウントがごまんとあるはずで、そして本当にそのアドレスを使いたい人が使えなかったりする。時々、大掃除しなくちゃね。

Google Video 終了

Google Video が終了する。

Google Video は、まず YouTube に対抗する Google のサービスとしてスタートした。けれど、YouTube の人気は切り崩せず、結局 Google は YouTube を買収する。Google は 2 つのビデオ共有サービスを所有することになる。そして、切り捨てられたのは Google Video だった。

  • 2009/05: ビデオのアップロード機能停止
  • 2011/04/29: ビデオの再生機能停止

Google Video はビデオのアップロードを中止してから、「ビデオ専用の串ざし検索サイト」として動いていたけれど、それもふるわなかった。

今思えば、YouTube を取得した時から Google Video は無用だった。Google 一社が 2 つのビデオ共有サービスを持つメリットはなかった。もしかすると、もっと早く Google Video は終了してもよかったのかもしれない。Google Video がなくなる分、YouTube により多くのリソースが回され、使い勝手の向上が見られることを期待する。

2011-04-20

Twitter のリスト名を日本語からアルファベットに変更

Twitter は大抵 iPad の Twitter 公式アプリで見ている。だから気がつかなかったんだけど、「リスト」の名前を日本語にしていると他の Twitter クライアントは読めないのね。

iPad に入れてる他の Twitter クライアント (Echofon, Twittelator, Twitterrific, TwitBird Pro) で試した。結果、アルファベットなリストは読み込み成功。日本語なリストは、読み込みをずっと続けているかエラーが出た。もしかしたら、他に日本語対応の Twitter クライアントはあるのかもしれない。けれど、ぼくの知る限りメジャーな Twitter クライアントが全滅だったので、リスト名に日本語を使うのは諦めた。全部、アルファベットか対応する英語に変更。

近いうちに、他のクライアントも (少くとも Echofon くらい) 日本語リストに対応して欲しい。

2011-04-17

goo.gl アップデート

Google の URL 短縮サービス goo.gl がアップデートされた。

goo.gl の基本機能については過去記事を参照されたし。

アップデート事項

短縮 URL のコピー

短縮 URL を作成すると、その短縮 URL が選択 (ハイライト) される。Ctrl-c を押せば、すぐに短縮 URL をコピーできる。

goo.gl - easy copy

今までは、短縮 URL を作ったあと、その短縮 URL を「手で選択 (ハイライト)」しないといけなかった。これが微妙に手間でまだるっこしい。この小さな変更のお蔭で一手間楽になった。

ダッシュボードから隠す

ダッシュボードには短縮 URL の一覧が載っている。ここから、「Details」リンクを辿ってクリック統計履歴を見たり出来るわけなんだけど、使わない短縮 URL や間違って作った短縮 URL もずっとこのページに残っている。今回、この URL を隠す機能が付けられた。

URL をチェック・ボックスで選んで「Hide N URLs」ボタンをクリックする。

goo.gl - hide urls
Spam Report

短縮 URL の不便な点は、元の URL が分からないこと。Google へのリンクですよ、と言っておきながらアダルト・サイトへ飛ばされるかもしれない。非道い時は、フィッシング・サイトへ案内されるかも。その対応にスパムな goo.gl URL を報告するサイトが開設された。

goo.gl - spam report

このページでは、「短縮 URL」「問題の種類 (マルウェア/フィッシング/スパム/よろしくない)」「貴方のメール・アドレス」「追加のコメント」を送信できる様になっている。

Spam Report に十分な量のデータが集まれば、ユーザーが URL をクリックする前に「この URL はスパムの可能性が高いです」みたいな警告がでるものと思われる。いいね。

あとがき

今回は大きな機能追加はなかった。小さいけれど、使い勝手を向上させるものが多い。特に Spam Report などは、すぐに効果は出ない。でも、goo.gl が良いサービスと呼ばれるためには必須の機能ばかり。こういうアップデートは大歓迎。