昨夜、MacBook Air の OS を 10.9.1 にアップグレードした。
日本語入力問題が解決していたので、ここに報告する。
どんな問題?
キーボードの種類を「日本語」と「他のキーボード」で入れ替えた時に、「日本語キーボード」のキーボード配列が「前のキーボード」の設定に引きずられる。
これは日本語キーボードと US キーボードを使っている人には困らない現象。US キーボード以外を使っている人達には泣きそうな仕様変更だった。
US キーボード以外というと何があるのか? フランス語を使う人は、フランス語のアクセント記号を簡単に入力できる様にフランス語用キーボードがある。これは US キーボードと少しキー配置が違う (主に記号部分)。同様にイタリア語、スペイン語、ロシア語などなど同様の問題を抱えていた。
この対処法は一つだけ。US キーボードを入れて、日本語キーボードに移る前に一度 US キーボードを選択する、というもの。キーボード入力など息をするように行なっていた者には苦行以外の何ものでもなかった。
更に、一般の US キーボードとは違う配列を使う人間は泣きそうになった。
例えばぼくは Dvorak 配列を使っている。一般の US キーボードは Qwerty 配列というのを使っているけど、Dvorak 配列は全くキーの配置が違う。例えば、左手のホーム・ポジションには左から「aoeui」という風に母音が並んでいる。
英文を打つ時は Dvorak 配列を使うぼくも、日本語ローマ字入力する時は Qwerty 配列を使う。そもそも、キーボード配列とインプッド・メソッドは別レイヤーの存在。これを一緒にしてしまったので、一部の (そして少なくはない) 人達が困り果てた。
問題解決
OS X 10.9.1 では、このキーボード問題が解決された。喜ばしい。これで Mac で入力するのが辛い日々からお別れできる。OS X 10.9.1 の改善点は色々あるけれど、この問題に悩まされていた人達にとっては、この修正こそ最大の改善と言えると思う。
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