開発版の AUCTeX で、インストール方法に手が入った。11.55 よりインストールが楽になったので、是非試して欲しい。
せっかち者のための Quick Start
新規インストールは、以下のコマンドで...
$ cvs -z3 -d:ext:anoncvs@savannah.gnu.org:/cvsroot/auctex co auctex $ cd auctex $ ./autogen.sh $ ./configure $ make # make install
.emacs ファイルに、次のコードを入れる。
(load "auctex.el" nil t t) (load "preview-latex.el" nil t t)
contrib ターゲットが消えた
Makefile から contrib ターゲットが消えた。
AUCTeX の日本語用コードは tex-jp.el というファイルに入っている。11.55 では、tex-jp.el のコンパイル/インストールを、 make contrib ( make install-contrib) ターゲットで実行していた。ChangeLog によると [2005-07-21] の変更で、contrib ターゲットが廃止され、 make 一発でコンパイルできるようになった。
contrib ターゲットでは、tex-jp.el の他に、font-fptex.el や bib-cite.el などもコンパイルされていたが、これらも make 一発でコンパイルされるようになっている。
tex-site.el を呼ばなくなった
AUCTeX のシステム初期化ファイル tex-site.el を呼ばなくなった。つまり、今まで .emacs に
(require 'tex-site)
と書いていた所を、次のように書く。
(load "auctex.el" nil t t)
特に、古い AUCTeX から移行する人は書き直すのを忘れないように。
# 後方互換のため、tex-site.el を require してもエラーにはならない。
ref
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