2006-08-07

Google Reader にアクセス・キーを追加する Greasemonkey スクリプト

Google Reader が他のフィード・リーダーと比べて優れていたのは、ショートカット・キーを用意した点だった。基本的に、スペース・キーを連打するだけで全てのフィードが読めてしまう。スターを付けるには「s」キーを押すだけ。キーボード操作主体でフィードが読めることは画期的だったように思う。

Google Reader のリリース後、Bloglines も後を追うようにショートカット・キーを実装した。後発の livedoor Reader はリリース当初からショートカット・キーを装備していた。やはり、皆、ショートカット・キーは不可欠だと思ったんでせうな。

Google Reader は、その後もショートカット・キーの充実に余念がない。

そんなショートカット・キーにこだわりを持っているかのような Google Reader だけど、実は、ショートカット・キーが割り振られていない機能がある。特に必要に迫られるのは、次の三つの機能:

  • アイテムの並べ方を、auto と date の切り替える機能
  • 既読アイテムの表示・非表示を切り替える機能
  • 読み終えたアイテムを未読に戻す機能

Adds additional Google Reader access keys

ここからが本題。上記の機能にショートカット・キーを割り当てる Greasemonkey があるので紹介しませう。

この Greasemonkey スクリプトをインストールすると、次のショートカット・キーが使えるようになる。

b
アイテムの Sort を auto と date の間で切り替える
x
既読記事の表示・非表示を切り替える
z
未読チェックボックスにチェックを入れる

2006-08-06 以前のスクリプトには、Google Reader の検索ボックス内で「b」「x」など文字を入力すると、ショートカット・キーまで動作してしまう不具合があった。古いスクリプトをインストールされてる方は、新バージョンの上書き再インストールをお勧めする。

スクリプト詳細

この Greasemonkey スクリプトの作者は、ecmanaut の Johan Sundström 氏。彼はブログで、このスクリプトの技術的な詳細を書いている。

興味のある方は、御一読あれ。

キーの変更

この Greasemonkey スクリプトで設定しているショートカット・キーは、簡単に変更することができる。最後に、変更方法を簡単に説明しませう。

まず、Greasemonkey スクリプトをダウンロードして、エディターで開き、keys というコードを見つける。

var keys = { 'B':'div#order-by', // order By
      'X':'div#read-items', // Sort by
      'Z':'div.read-state input' // Keep unread
           };

ここで、'B':'div#... となっているのがキーと機能の対応表。左がキーで、右が機能ね。キーの部分 (この場合だと 'B') を好みのキーに変更して、firefox で編集後のファイルを開けば、作業終了。

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