Green House から出ている IDE/SATA HDD → USB 2.0 変換アダプターを買った。型番は GH-USHD-IDESA。価格はアマゾンで 2,019 円。
GREEN HOUSE SATA/IDE-USB2.0変換アダプタ 2.5インチHD対応 GH-USHD-IDESA
グリーンハウス 2007-05-28
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魅力は値段の安さ。二千円前後で、HDD を再利用できる点が嬉しい。
スクリーン・ショットを見て分かる通り、このアダプターは裸の HDD を USB で PC と接続する。従って、USB 外付けの HDD や SSD の様な使い勝手は期待できない。余っている HDD からデータを抜き出すのが専らの用途となる。
パソコンを買い換えると、意外と持て余すのがハードディスク。メモリーや CPU は新しい PC に移植できないので気軽に手離せる。でも HDD にはデータが詰まっているし、頑張れば新しい PC でも使えてしまう。新 PC 購入時のデータ移し換えにも、バックアップとして役に立つ。そう思うと、HDD だけ取り外して残しておきたくなる。ところが、新しい PC が届いてみると、HDD を繋ぐのが面倒になる。外付け用の HDD ボックスも売っているけど、安くない。ほんの少しだけ、取り忘れたデータを取り出すとか、バックアップにデータを保存する、という用途に合った「安く」て「手軽」なもの。
今まで、そんなものはないと思っていたけれど、グリーンハウスがちゃんと作ってた。
対応機種
このアダプターは、以下の機器を USB 2.0 で PC と繋げられる様にする:
- 3.5 インチ IDE HDD (普通の PC 用)
- 2.5 インチ IDE HDD (ノート PC 用)
- SATA HDD (高速な HDD、最近の主流)
- IDE 接続な光学ドライブ (CD-ROM, DVD-ROM etc.)
使い方
箱はこんな感じ。
箱をあけると、こんな感じ。
内容物を並べてみた。
ぼくが持っているのは 3.5 インチの IDE HDD。接続方法は簡単。
- IDE HDD の設定を「Master」にする (普通に使っている PC なら、基本「Master」になっている)
- コネクターを 3.5 インチ IDE HDD に繋ぐ
- 電源ケーブルを AC アダプターと接続し、電源プラグをコンセントに挿す
- AC アダプターを IDE HDD に接続する (この時点で HDD が起動する)
- コネクターから伸びている USB ケーブルを PC に接続する
以上。見た目はこんな感じになる。
MacBook の Finder で接続された HDD を確認したところ。「デバイス」のところに HDD が現れる。スクリーン・ショットによると、「DATA」「TMP」「Untitled」の 3 つのパーティッションを持っていることが分かる。
あとは、普通の USB メモリーを操作するのと同じ感覚で作業すればいい。HDD を外す時も、USB メモリーを外す様にアンマウントしてから外すこと。
あとがき
今のメイン PC より 2 つ前に使っていた PC の HDD が残っていて、処分に困っていた。30 GB しかないんだけど、この HDD の中に卒研のデータが残っていることが分かっている。もったいないので、吸い上げたいけど、そのために今の PC を開けて、配線し直して...
考えるだけでも嫌になった。そして気がつけば 4 年もの歳月が経っている。
今回、二千円少しで昔の HDD を復活させることが出来た。とても助かった。これが五千円だったら、手を出していなかったと思う。
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