2011-04-26

Event details Calendar でイベント内イベントを管理

イベントを入れ子に出来ないものか? 親イベントに対して子イベントを作れないものか?

何故、こんなことを考えたのかと言うと、学会やカンファレンスのイベントを Google Calendar に登録・閲覧する時に不便に感じたため。例えば、Google の国内最大のカンファレンス Google Developer Day。去年は 2010-09-28 (Tue) に開催。基調講演の後、テーマ別に分かれて複数の講演が開かれた。クセモノは講演。講演 1 つ 1 つの情報は、Google Calendar の「Google Developer Day」というイベントに書くには大き過ぎる。ここは 1 つ 1 つの講演ごとにイベントを作成して、講演のタイトル、講演者、簡単な説明、開催時間と場所を確認できる様にしておきたい。そこで、「Google Developer Day」というイベントに子イベントをくっつけられたら幸せに思う。

Event details calendar

残念なことに、Google Calendar で子イベントを作ることは出来ない。

そこで、メイン・カレンダーとは別に「Event details calendar」というカレンダーを作っている。子イベントに当たるイベントは全て「Event details calendar」に登録する。すると見た目はかうなる。

9/28 は有給休暇を取得。7:37 分の電車に乗って、1 時間前に会場へ。親イベントは「Google Developer Day」。子イベントは「Event details calendar」に書き込んでいる。

Event detials を見ると、各講演の間に少しずつ移動時間を取っていることが分かるし、昼食を摂る時間を考えていなかった :p こともよく分かる。これを iPhone や iPad のカレンダーに同期させてあげれば、ノート PC を開くまでもなく次の講演情報が分かる。

何故、メイン・カレンダーではなく「Event details」カレンダーを作るのかというと、月表示にした時にイベントが多すぎて閲覧性が低くなるのを防ぐため。月の予定を調べる時は Event details カレンダーを非表示にしてあげる。当日になったら、Event details カレンダーを表示する。こういう使い分けをするのがポイント。

あとがき

Google Developer Day は良い例で、1 つの講演の時間が 45 分と決まっていたし、講演する部屋が集まっていて移動が楽だった。困ったのは物理学会で、聞きたい講演が 10 分だけ重なるとか、場所が分からなくなって慌てるとか、そういうことに苦労した (当時はこの手法を考え出していなかったので本当に大変だった)。

今は、Event details があるので、例えばカンファレンスの間で空き時間がいつ出来るか? ということも見える化できる様になった。とても便利なので、是非お試しを。

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misc カレンダーと Event details カレンダーを一緒にしてしまっても良いかもしれない。

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