停電になったら「ろうそく」に灯りをもとめる。と、思っていたんだけど @sorarium さんのツイートを読んで猛省した。
キャンドルナイトとかゆってる人はいい加減危ないことに気づいてね。こんだけ余震がある中で危険なことわかるよね?バケツをそばに置いても、地震でバケツ倒れることだって、キャンドルが倒れることだってあるんだよ。自分らが動けないうちにカーテンにでも火がついたらどうすんの。やめときなね。
確かに余震でキャンドル (ろうそく) が倒れたら二次被害につながる。火事になって家がなくなったら、泣くに泣けない。
でも、そのまま「はい、そうですね」というのも悔しいので少し調べてみた。地震用のろうそくってないのかな?
非常用ろうそく
Amazon で「非常 ろうそく」と検索すると一点「Emergency Candles」というのがヒットした。
Emergency Candles - 5-Pack - 非常時用ロウソク・キャンドル
Quake Kare
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形は普通のろうそくと同じに見える。燃焼時間は 5 時間。1 パックに 5 本入って 2,840 円 (と読める)。
どう見ても、地震・余震に耐性があるように見えない。却下。
ティーライト・キャンドルというのもある。
エバーキャンドル・ティーライト 24個入
エバーキャンドル 2009-07-24
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キャンドル・ホルダーや不燃性の皿の上に乗っけて使う。上のリンクは、「ティーライト・キャンドル」で検索して一番目にヒットした商品。燃焼時間は 3-4 時間。非常用には向かなさそう。
と思ったところで、非常用のティーライト・キャンドルを発見した。
ローソクの燃焼時間は1個で約10時間非常時の停電の備えてコップローソク(4個組)×2個 |
コップ付きでろうそくは倒れない (という)。燃焼時間は 10 時間。実物を見ていないけれど、「倒れにくい」コップが付属しているのが良い。でも、地震ともなればコップも倒れるし、コップの上に何か可燃性の物が落ちてくるかもしれない。この商品に、そこまでの考慮が入っている様には思えない。
まとめ
結局、「非常用ろうそく」って「停電用」なのね。それも地震以外による停電。
停電の原因は発電所の事故だったり、送電線の切断だったり、供給量を需要量が上回ったり。その原因を更に突きつめると人為ミスだったり、台風・落雷だったり、車・飛行機 etc の衝突だったり、猛暑だったりする。そういったケースでは、上に紹介した「非常用ろうそく」はとても役に立つと思う。
けれど、停電の原因が「地震」な場合は例外。ろうそくが倒れないこと、ろうそくの上に可燃物が落ちないこと。地震の際に起きうる「ろうそく」の危険性を考慮したものは見つかならかった。
結論: 対地震ろうそくはない。地震・余震の続く中、キャンドル・ナイトは NG。
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