2005-07-05

後置型サイドバー |HTML|

ただの日記で後置型のサイドバーのすすめが書かれている。 後置型サイドバーとは、 「本文より後にサイドバーが定義されているような HTML 構造」。このページも、後置型サイドバーで書かれている。

後置型に対して、 前置型というのもある。サイドバーの定義が本文よりも前に書かれているものがそう。 ただの日記では、以下の理由を挙げて後置型サイドバーを勧めている。

  • 視覚障害者が使う音声ブラウザで最初に本文を読み上げてもらえる
  • CSS を解釈しないテキストブラウザでも最初に本文を読むことができる
  • 劣悪なネットワーク環境 (含・携帯) でも、まず本文を読むことができる

この他にも、SEO 的に有利とか、サイドバーの HTML にバグがあってもに本文が影響を受けない、とか色々利点があると思う。

このブログで何度か書いた通り、ぼくは Emacs-w3m というテキスト・ブラウザー使い。だから、前置型サイドバーで書かれていると欝陶しくてしょうがない。昨今のブログは、テキスト・メインなものも多いので、テキスト・ブラウザーで事足りてしまう。ところが下手すると、本文よりも前置型サイドバーの定義の方が長い場合もあって、そんな時、テキスト・ブラウザーだと本文が前置型サイドバーとフッターにサンドイッチされる形になる。すると本文がどれなのか分からなくなってしまう。これは、前置型サイドバーだけじゃなくて、ヘッダー部が大きくても同じことだけど、とにかく本文がすぐに読める形でブログを提供して欲しいなぁ、と思う。

蛇足ながら付け加えると、サイドバーはできれば右側につけて欲しい。というのは、ブラウザーの幅を狭くしていると、本文を「横スクロール」しないと読めないから (可変幅のサイトなら問題ないけど、ほとんどのサイトは固定幅)。例えば、 HMV のサイトとか、横スクロール必須なので因ってしまう。読みたいのは、本文で、サイドバーは補助的な役割と割り切って欲しい。

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