GNU Arch は、最近お気に入りのバージョン管理システム。かなりクセのあるソフトなので、僕自身、 簡単な説明を書いてる。ただ、新規にファイルを GNU Arch で管理しようと思った時、先の文書は冗長に過ぎる。せっかくだから、メモとして残しておきましょ。
html-fold.el というファイル一つを GNU Arch のバージョン管理に (初めて) 置いた時のコマンドを例に。
$ tla archive-setup html-fold--mainline--0.1 ; アーカイブ名の設定 $ tla init-tree html-fold--mainline--0.1 ; カレント・ディレクトリーを対象に $ tla add-id -i elisp_html_fold_main html-fold.el ; 新規ファイル登録 $ tla inventory --ids --source ; これはファイル登録の確認 (任意) $ tla make-log ; Emacs 等で新規のログを書く $ tla import ; アーカイブに登録
登録作業は、以上でお終い。cvs checkout に当たる作業は次の通り。
$ cd .. ; 一つディレクトリーを戻って $ tla get html-fold--mainline--0.1 html-fold-0.1 ; 先程のアーカイブを checkout $ cd html-fold-0.1 ; html-fold-0.1 という directory が出来てるはず。
スナップショットの作成
どのバージョンを公開したかを覚えるのに、スナップショット・ブランチを使う。html-fold は base-0 (一番最初のリビジョン) を公開したので、これを snapshots--0.1 ブランチに保存する。
$ tla tag -S html-fold--mainline--0.1--base-0 html-fold--snapshots--0.1
-S オプションは、初めてスナップショット用のブランチを切る時に使う。二度目以降は要らない。例えば、patch-12 というリビジョンをスナップショット・ブランチに入れるには次のようにする。
$ tla tag html-fold--mainline--0.1--patch-12 html-fold--snapshots--0.1
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