2006-02-11

Linux に Openomy をマウントする OpenomyFS

オンライン・ストレージ。それはネット上にファイルを置けるサービス。保存容量の大きさ、値段の他に、ファイルのアップロードの簡便さもサービスを選ぶ時の判断基準になるかと思う。

ほとんどのサービスはウェブ・インターフェースを持っていて、いくつかのサービスは Windows 用のクライアン・ツールを提供している。例えば Xdrive は、オンライン・ストレージをローカル・ドライブとして使えるようにするツールを配布している。

さて、本題の openomy は、clmemo@aka でも何回か取り上げたオンライン・ストレージ・サービスだけれども

Linux システムに自分のアカウントをマウントするツール openomyfs を公開している。これを使うと Linux ユーザーは、openomy にあるファイルをローカルにあるのと同じように cp したり、diff したりできるようになる。

openomyfs のインストール方法は昨日書いた。

今日は使い方を書いてみる。

Openomyfs の使い方

まず、おさらい。~/openomy に openomy をマウントするには次のようにする。

$ cd ~/bin
$ ruby ofs.rb ~/openomy &

unmount は ruby プロセスを kill するか、

$ fusermount -u ~/openomy

~/openomy ディレクトリーを ls すると files と tags の二つのディレクトリーが見える。

$ ls ~/openomy
files/ tags/
files/
openomy にアップロードされた全てのファイルが置かれる。このディレクトリーへのファイルのコピーはファイルのアップロードを意味する。同様に、files ディレクトリーからファイルを削除すると、openomy からもファイルが削除される。
tags/
tags/ の下で openomy はタグを管理している。tags/ ディレクトリーの下で mkdir することは、新しいタグを作ることを意味する。同様に、tags/ ディレクトリー下のディレクトリーを削除すると、openomy からそのタグが削除される。

例えば、dog.png というファイルをアップロードし、dog というタグを付けるには次のようにすればいいはず。

$ cp dog.png ~/openomy/files/
$ mkdir ~/openomy/tags/dog
$ cp ~/openomy/files/dog.png ~/opemony/tags/dog/

Ruby 使いや、Linux ユーザーにとって、openomy はかなり面白い存在になるんじゃないかと思う。

PS. 今、試したら、アップロードしたファイルが 0 バイトだったり、タグが付けられなかったり。ファイルの同期が上手くいっていないのか。トラブル?

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