Google Developer Day 2010 Japan の基調講演は、3 つの話題がメインだった。
- Google Chrome & HTML5
- Android
- Cloud Platform
以下、簡単にメモをまとめる感じで。。。
Google Chrome & HTML5
HTML5 は今までの HTML と違う。今まではウェブ・ページを作るためだけの仕様だったものが、ウェブ・アプリケーションを作る仕様へと進化している。すなわち、今までの HTML では出来なかった
- ハードウェアとの連携
- ハードウェア資源の活用
が HTML (及び JavaScript) から可能になる。
HTML5 は W3C という規格団体が作成しているが、そのドラフトを作っているのは Google や Apple, Opera, Mozilla そして Microsoft を始めとした各企業。Google も Google Chrome で先進の HTML5 仕様をどんどんサポートしていく。
HTML5 を使って新しく出来るやうになる技術が簡単に紹介された。
- 加速度センサーへのアクセス (ノート PC の傾きを加速度センサーを通じて CSS の transform に渡すデモあり)
- マイクへのアクセス (音声認識デモあり)
- GeoLocation
- File System API
DOM のイベント・リスナーにセンサー情報を直接渡せるのは便利そう。
Chrome Web Store
今秋リリースされる Google のサービス。Vector のウェブ・サービス版。
ウェブ・サービスを一か所に集め検索性を向上させる。有償サービスへの課金システムを Google が肩代わりして、サービス提供者の開発費を抑えるとともに、ユーザーにはどのサービスにどれだけお金をかけているか一覧する機能を与えるものと思われる。
詳細は不明。秋のリリースを楽しみにするしかないかな...
Android
Android が世界でどれ位いメジャーになっているかの具体的な数字を教えてくれた (書きとめられず...)。
最後は日本の「日本Androidの会は素晴らしい、と閉じられた。
Cloud Platform
Google App Engine のお話。作る・管理する・スケールするのが楽なシステムです、とのこと。
Google 日本語入力
Google 日本語入力のソースコードは Mozc という名前でオープン・ソース化されている。そして本日、Mac OS 版のソースコードも公開した、とのこと。
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