2010-10-27

書評サービス「ブック:)ブック」

AMN が書評ポータル・サイト「ブック:)ブック」をリリースした。

AMN はブロガーと企業を繋ぐことを目的とした会社。ぼくも、何度もブロガー向けイベントに参加させてもらった。その AMN が、どうも「本」とブロガーを繋ぐことも始めたらしい。ブック:)ブックの目的を AMN のお知らせサイトから引用してみる。

無数のブログの中から、自分にあった書評ブログや書評を探し出すのは、結構大変な作業です。

書評を手軽に探し出すためのサイトとして、無数にあるブログ上の書評を集約し、注目の書籍を抽出することができるのが書評ポータル「ブックブック」です。

「ブックブック」では、AMNの会員サービスであるブログクラブに登録している会員のブログ記事をクロールし、Twitterの被リンク数や投票数などによって注目度を計算して、注目の書評ブログ記事や、書評ブログ上で注目の書籍を自動的に抽出しています

実際、使ってみて...

ぼくも ブログクラブ に登録している身であるから、自分の書評が出てくるかと検索をしてみた。例えば、クラシック音楽を楽しく紹介している「ゆらこめ」、ピアニスト辞典とも言える「ピアニストガイド」、ネット系の本で言えば「バイラル・ループ」、「フリー <無料> からお金を生みだす新戦略」、「キーボード配列 QWERTY の謎」、「人は意外に合理的」。どれもぼくのエントリーにはヒットしない。「ゆらこめ」と「ピアニストガイド」なんか検索にヒットすらしなかった。書評を集めるのは結構だけれども、クロールのやり方、アルゴリズムに不安を覚える。

ブック:)ブックで良いな、と思ったのは「漫画・アニメ」のカテゴリーがあるところ (カテゴリーを開くと「漫画・アニメ・BL」と「BL」が追加されているのは攻めか??)。個人的には SF、ファンタジー、ライトノベルのカテゴリーも欲しいところ。

あとがき

書評をブログから集めるアイデアは面白い。同じやうなことを「音楽」評でもやれるんじゃないかとアイデアも膨らむ。願うは、「書評」を探し出すアルゴリズムの洗練。

ブック:)ブックには、投票機能とか Twitter 連携機能とか本エントリーでは取り上げなかった機能も多いけど、まずは「書評」の数を増やして欲しい。

No comments:

Post a Comment