2006-04-27

kiko が日本語化

kiko japaneseオンライン・カレンダー・サービスの kiko が日本語化された。画面右上のメニューから「my settings」をクリック、「LANGUAGE」項目のプルダウン・メニューから「Japanese」を選んで「Save」。少々、待たされた後、kiko のメニュー etc... が日本語化される。

今回の多言語化でサポートされたのは、日本語を含めて 6 言語 (フランス語、ヘブライ語、ポーランド語、ポルトガル語、スペイン語)。現在、ドイツ語とロシア語が準備中とのこと。

wiki ベースの Translation

kiko の試みとして面白いのは、多言語化を wiki を利用してユーザー主体でやってるところ。例えば、次のリンク先には、日本語翻訳の wiki ページがある。

ページには次のような、英文と日本文のセットが並んでいて、ユーザーはこれを編集できる (らしい)。

msgid ", then log in again."
msgstr "再度ログインしてください"

拙い訳があれば、進んで修正できるというわけ。

ISO 639.2 (ja とか en とかを定義している規格) にある言語コードなら、(先に挙げた 8 つの言語以外でも) 自由に翻訳を追加することができる。

ぼくが知る限り、wiki ベースで翻訳をさせてしまうウェブ・サービスは初めて。Google Calendar を含めて、海外のオンライン・カレンダーで日本語化されてるサービスもまだないはず。kiko は世界中のユーザーを、他に一歩先んじて手に入れてしまうんじゃないかしらん。

蛇足

kiko は、今回のアップデートで、イベント情報のマウス・ホバーにも対応。30 Boxes よりもこなれてて、ユーザー・インターフェースでも一歩先行く感じ。

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