101 キーボード (aka. 英語キーボード) を使いたいのに、Windows は 106 キーボード (aka. 日本語キーボード) として認識してしまう。この問題についてノート・パソコンに Kinesis キーボードを繋ぐ場合を例に解決方法を書いた。
ところが、最近の Kinesis ML での議論によると、上の記事の方法で上手くいかない場合があるという。そこら辺の事情と解決方法について書いてみる。
USB キーボードのみサポートのパソコン
先の記事でぼくは、キーボードのデバイスから「101/102 英語キーボードまたは Natural PS/2 Keyboard」を選ぶということを書いた。ところが、この方法が使えるのは、パソコンが PS/2 ポートを持ってる場合だけだという。少し引用:
このご紹介いただいた方法が使えるのは、 パソコンにハードウェア的に PS/2 ポートが実装されている場合だけです。 最新の、PS/2 ポートが存在しない USB だけのパソコンの場合、 手順の 3 番目のところで「101/102 英語キーボードまたは Natural PS/2 Keyboard」 の項目が存在しないため (PS/2 デバイスが存在しないので) 目的のプロパティにアクセスすることができないのです
設定項目がなければ設定のしようがない。これは非常に困る。
USJP
そこでシェアウェアになるけど、USJP というソフトがある。
- トリニティーワークス有限会社 USJP 開発元
- USJP - 英語配列エミュレーションドライバ (819 円)
- USJP Pro - 英語配列エミュレーションドライバ (1764 円)
- USJP、USJP Pro の仕様比較
日本語配列キーボードで英語配列キーボードをエミュレーションしてくれるソフト。ドライバーの入れ替え、再起動、レジストリーの変更といった難しい事なしでキーボード配列を切り替えてくれる。
そもそも、Windows はキーボード・ドライバーを一つしか選べないという。日本語配列のノート PC に 101 キーボードを外付けすると、片方の設定しか活きない。会議でノート PC を持ち運ぶとキー配列が外付けの英語配列のままで困ったことがある。その点、USJP はワンタッチで日本語・英語配列を切り替えられるので便利。
レジストリー
Windows 2000 と XP のレジストリーをいじる方法も ML で出たので、一応載せとく。ただし、こちらは自己責任で! ぼくは検証してません Xp
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters] "LayerDriver JPN"="kbd101.dll"
※当たり前の話だけど、キーボードを認識しなくなると文字の入力ができなくなる。気をつけて!!
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