このエントリーは、Google Developer Day 2008 に関するレポート記事の一部です。
「Google Data API」は、Google 本社で働いてる半谷明氏が説明。日本語のセッションだった。まず最初に、Google Data API を提供しているサービスと Google Data API がサポートしている言語が紹介された。前者は 12 個、後者は 6 つもある。
Google Data API を提供しているサービス
- Google Apps
- Google Base
- Blogger
- Google Calendar
- Google Code Search
- Google Contact
- Google Health
- Google Notebook
- Google Spreadsheet
- Google Web Albums
- Google Document List
- YouTube
Google Data API がサポートしている言語
- Java
- Python
- Objective-C
- .Net
- PHP
- JavaScript
Google Data API の特徴とメリット
Google Data API の特徴は、まず、Atom 形式であること。言い換えると、HTTP の Post, Get, Put, Delete で XML をやり取りする方式。ちなみに、Get は問い合わせやデータ取得に、Post はデータの挿入に、Put はデータの更新 (アップデート) に、Delete はデータの削除に使われる。
メリットは 4 つあると説明された:
- Simple
- Authentication: ユーザー認証が出来る。シングル・サインオン機能あり。
- Queries: 問い合わせ文を送ることが出来る。Google 検索の API などが良い例。条件にマッチするデータだけを取り出すことが出来る。大量の XML を受け取ってから、ローカルで必要なデータを抽出する、なんてことをしなくていい。
- Optimistic: バージョン指定ができる。Put でアップデートしても、古い情報を Get で引っぱって来ることが出来る (これは知らなかった!)。
この後、Atom 形式と RSS 形式の違いとか、Google Search API の説明が続いた。でも、少し煩雑でノートに取れなかったので割愛。
個人的には、Google App Engine から Google API を使いたい。どちらも勉強不足なので、頑張らないと :p
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