このエントリーは、Google Developer Day 2008 に関するレポート記事の一部です。
最初に、今昔物語。メイン・フレームはダム端末メインで、ユーザーのニーズに合っていたかどうか疑問だったけど、新しいソフトのインストールは一か所にインストールするだけで良かった。PC に時代に入って、Dll 地獄 etc... が待っていた。そして、今のウェブ・アプリは、再びメイン・フレームの時代に戻り始めてる。サービスのアップデートは、サーバー一か所の修正で済む。その代わり、ウェブ・ブラウザーがユーザーのニーズを 100% 満たしている状況ではない、と。。。
そんな状況を、Google は変えて行きたい。さう言って、Google Developer Day 2008 のキーワード「3 つの C」が出た:
- Client
- Connectivity
- Cloud
以下、ポイントのみを列挙。
Gears (Client)
- Google Gears から Gears へ。ブランディングを変更。
- HTML5 で組み込まれることを、先取りしている。
- Gears はオフライン・アクセスを可能にする。また、Gears はそれだけにとどまらず、ウェブ・ブラウザーをより使い易い端末にするため、機能強化に取りくんでいる。
Android (Connectivity)
Google の携帯向け OS。デモを公開。ストリート・ビューを表示。更に、携帯端末を持ったまま回れ右すると、その場で回れ右したかのようにストリート・ビューも表示が変わった。Google Maps で経路検索していると、経路が地図上にオーバーレイされる。
アシモフの SF 小説「ファウンデーション」に同じやうな描写がある。その世界が、もうすぐ近くに来ていると感じた。
Google App Engine (Cloud)
- Google のインフラを使って、ウェブ・サービスが作れる
- 現在、日本ではアカウント開設が出来ない (ユーザー認証に SMS を使うため)。今週、日本でも Google App Engine のアカウントを開けるようにするとのこと。
その他
- Social 化。Friend Connect に取り組んでるよ
- Google Maps API for Flash - Flash から Google Maps 呼び出し。外部デバイスの情報取り込みが出来る。デモを行なうも失敗。
- Google Earth API - 現在、Windows のみで利用可能
- Restful 対応 - URL の ? 以下にパラメータを入れて、データを受け取る方法。Chart API や Google Static Maps API が対応。
最後に、Google の 10 の技術文書が日本語化されたとのアナウンスがあった。
そして、Google Developer Day 2008 Japan の開催にあわせ、さらに多くのドキュメントと映像を日本語化しました。
Google Japan Blog: 日本のデベロッパーの要望に応え、多くの技術ドキュメントを日本語化しました より引用
日本語化された文書は次の通り。
No comments:
Post a Comment