2008-06-12

GDD2008 基調講演

このエントリーは、Google Developer Day 2008 に関するレポート記事の一部です。

最初に、今昔物語。メイン・フレームはダム端末メインで、ユーザーのニーズに合っていたかどうか疑問だったけど、新しいソフトのインストールは一か所にインストールするだけで良かった。PC に時代に入って、Dll 地獄 etc... が待っていた。そして、今のウェブ・アプリは、再びメイン・フレームの時代に戻り始めてる。サービスのアップデートは、サーバー一か所の修正で済む。その代わり、ウェブ・ブラウザーがユーザーのニーズを 100% 満たしている状況ではない、と。。。

そんな状況を、Google は変えて行きたい。さう言って、Google Developer Day 2008 のキーワード「3 つの C」が出た:

  1. Client
  2. Connectivity
  3. Cloud

以下、ポイントのみを列挙。

Gears (Client)

  • Google Gears から Gears へ。ブランディングを変更。
  • HTML5 で組み込まれることを、先取りしている。
  • Gears はオフライン・アクセスを可能にする。また、Gears はそれだけにとどまらず、ウェブ・ブラウザーをより使い易い端末にするため、機能強化に取りくんでいる。

Android (Connectivity)

Google の携帯向け OS。デモを公開。ストリート・ビューを表示。更に、携帯端末を持ったまま回れ右すると、その場で回れ右したかのようにストリート・ビューも表示が変わった。Google Maps で経路検索していると、経路が地図上にオーバーレイされる。

アシモフの SF 小説「ファウンデーション」に同じやうな描写がある。その世界が、もうすぐ近くに来ていると感じた。

Google App Engine (Cloud)

  • Google のインフラを使って、ウェブ・サービスが作れる
  • 現在、日本ではアカウント開設が出来ない (ユーザー認証に SMS を使うため)。今週、日本でも Google App Engine のアカウントを開けるようにするとのこと。

その他

  • Social 化。Friend Connect に取り組んでるよ
  • Google Maps API for Flash - Flash から Google Maps 呼び出し。外部デバイスの情報取り込みが出来る。デモを行なうも失敗。
  • Google Earth API - 現在、Windows のみで利用可能
  • Restful 対応 - URL の ? 以下にパラメータを入れて、データを受け取る方法。Chart API や Google Static Maps API が対応。

最後に、Google の 10 の技術文書が日本語化されたとのアナウンスがあった。

そして、Google Developer Day 2008 Japan の開催にあわせ、さらに多くのドキュメントと映像を日本語化しました。

Google Japan Blog: 日本のデベロッパーの要望に応え、多くの技術ドキュメントを日本語化しました より引用

日本語化された文書は次の通り。

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