B.B. Audio Review のばーそんさんをお招きして、自宅にてオーディオ試聴会を開いた。ばーそんさんは、ぼくをオーディオの道に引きずり込んだ人で、いつもオーディオの相談にのってもらっている。
先月。ばーそんさんのオーディオと自宅のオーディオを聞き比べる機会があった。ばーそんさんのシステムは、まだ自分の目指している音が出ていないとのことだが、左右の音の繋がりが素晴らしい。その点、ぼくのシステムは真ん中が大きく盛り上がってしまう。例えば左から右へ流れる様な音楽があったとすると、ちょうど中央の辺りで音が山を描く様に上へ行ってしまう。中央で歌っているアーティストは何か周りの音に比べて少しビック・サイズになってバランスが悪い。
原因は大まかだけど分かっていた。スピーカーの間に置いてある三段のラック。これがよろしくない。
そこで一念発起。三段のラックを二段に変更。今まで、上から CD プレーヤー、BD プレーヤー、アンプと置いていたところ、BD プレーヤーをラックの外に出してみる。これで、完璧にはまだ遠いけれど、人並みのレベルにまでは落ち付いた。その旨をメールして、意見を伺ったのが今回の自宅試聴会。
試聴会にて
チェック用にかけた CD は 2 枚。フリッツ・ライナー指揮によるベートーヴェンの交響曲第 7 番とエヴァ・キャシディのテネシー・ワルツ。
まずは前回に比べて音の繋がりが良くなったと、お墨付きをもらう。ありがたや。
次に今の不満点を挙げてもらった。
一つ。左のスピーカーの広がりが良くない。これは、左スピーカー前に在る布団の位置を調節。これで随分良くなった。布団が吸音材になっていた模様。
一つ。スピーカー端子が汚れているっぽい。無水アルコールで、とりあえず汚れを取るべし。これは後でやる。
一つ。低音のキレが今一つ。解決策提示なし。
一つ。高域の音がキツイ。プリ・アンプとして使っている Primare I30 の電源供給が良くないのか? ばーそんさん自ら、電源回りをいじり始める。タップの上流から、CD プレーヤー/プリ・アンプ/パワー・アンプと挿していたコンセントの順序を変える。変更後は プリ・アンプ/CD プレーヤー/パワー・アンプに。そうすると、確かに音のキツさが取れた。CD プレーヤーのコンセントをパワー・アンプの前にするか後ろにするかは、宿題とのこと。勉強になります m(_ _)m。
一つ。昔 (2〜3 か月以上前?) と比べてホール・トーンが出ていない感じ。音が重い。これは... どうしようね。もっとフワッとした感じの音にしたいのだけど、イメージだけで解決策は思い浮かばず。
こんな感じで、また一歩だけど音が良くなった。自分だけでオーディオ・セッティングしていると、どうしても一人よがりになっちゃうので、客観的な意見をもらえるのは非常に助かる。ありがとう。
まったりと
オーディオ・システムのチェックを終えたら、音楽を聴いて楽しい時間を過ごした。ペトゥラ・クラーク、天使にラブ・ソングを、ロッキーのテーマ、007 のテーマ、ピンク・パンサーのテーマ、Hello Troll。あれ、思い出してみると、今回はサントラを多くかけたなぁ。
追記
大したオーディオ・システムじゃありませんが、もしオフ会をご希望の方がいらっしゃったら、コメントでお知らせ下さい。うちは狭いので、ちゃんと音を聴こうとすると一人をお招きするのが精一杯ですが、他の人にも聞いてもらいたいな、と思っています。
現在のシステム
- CD プレーヤー: Esoteric X-1s
- プリアンプ: Primare I30, (3 年目レビュー)
- パワーアンプ: Stellavox PW1
- スピーカー: Bösendorfer VC2
ラックは Quadraspire Q4D Vent、CDプレーヤー・プリアンプ間のケーブルは Jorma Design XLR No.2、プリアンプ・パワーアンプ間のケーブルは Jorma Design RCA No.2、スピーカー・ケーブルは Jorma Design No.3。
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