2010-07-19

オーディオ用ラック Quadraspire Q4D Vent を買った

2010-02-06、オーディオ・ラック Quadraspire Q4D Vent を買った。

Quadraspire Q4D-Vent が届いた

4 段組みを買ったが、今は 3 つしか機器がないので 3 段組みで使っている。上から

写真を見て分かる通り、オーディオ・ラックとして非常に美しい。重量も今まで使っていた YAMAHA GTR-1000 よりも軽く、移動が楽。しかしこのラックの良さは美しさや軽さがメインではない。音が良い。それに尽きる。

YAMAHA GTR-1000 を使っていた時は詰まっていた感じがしていたけれど、Quadraspire Q4D Vent に変えて音がスッと広がるやうになった。音場空間が広くなり、音像定位もより明確になった。ラックと言えども軽く見てはいけない。

Q4D と Q4D Vent

Quadraspire には主流のラックとして Q4D と Q4D Vent の 2 つがある。Q4D Vent は Q4D の棚板を厚くして 11 本のスリットを追加したもの。他にポールやインシュレーターにも工夫が入っている。

たったこれだけの違いだけども、価格の差は大きい。Q4D の定価は税込 102,900 円。一方 Q4D Vent の定価は 241,500 円。値段の差は倍以上。この価格差に見合うだけの音の差が、Q4D と Q4D Vent の間にはある。

ぼくは幸い複数の試聴会で、Q4D と Q4D Vent の (ラックの) 比較を聞いた。そして、買うなら Q4D Vent と心に決めた。

ラックはアンプやスピーカーのやうに、気に入ったものがあったから買いかえる・追加購入する、という類のものではない。だから、買う時は後悔のしないものを買いたい。もし、Quadraspire Q4D の購入を考えている方がいらっしゃったら、どうかどこかで機会を見つけて Q4D Vent の音も聞いて欲しい。ラック一つで、CD プレーヤーやアンプの実力に差が出るものかと驚かれることと思う。特に何十万もするアンプやプレーヤーを買う人には、ラックにプラス十万円追加するのも間違ったことではないはず。

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