mixi の漢直コミュで、「Intel Mac で T-Code を使いたい」という主旨のトピックが立ち上がった。以下、トピックからの抜粋。
最近 Intel Mac に乗り換えて環境を新しくしたので、T-Code が使えるといいなと思ったのですが、Carbon Emacs はことえりを使うようになってて tc2 と相性が悪いようだし...
トピックに上がっている通り、Carbon Emacs では T-Code が使えない。C-\ (M-x toggle-input-method) しても、LEIM が起動せず、代わりに「ことえり」が起ち上がってしまう。LEIM が動かないので、tc2 (T-Code) はもちろん、欧文系のアクセント文字なんかも入力できない。
Emacs on X11 for Mac
ぼくは、X11-Emacs (いわゆる X11 for Mac 上でコンパイルした GNU Emacs) で tc2 を動かしている。以下、X11-Emacs を動かすための大まかな流れ。
- X11 for Mac OS X をインストール
- 開発環境 (Xcode と X11SDK.pkg) をインストール
- CVS 版 Emacs を入手してコンパイル
- Linux で使ってた tc2 の lisp ファイルと設定ファイルを、Mac にコピー。
X11 for MacOS X 及び X11-Emacs のインストール方法は、以下のサイトを参考にした。
tc2 のコンパイルは、X11 for MacOS X 上でやってもいい。だけど、既に T-Code の環境を他で構築してるなら、そのまま流用する方が手間も省ける (他人の Emacs でも T-Code を使えるように準備しておいて、USB メモリーなんかに入れとくと便利: See also clmemo@aka: Portable Emacs 22.0.50 on USB)。
cvs でもらってきたソースを「./configure --enable-carbon-app --without-x」などとして自前コンパイルすれば、そのままで tc2 も使えるように設定できそうな気がします。
ReplyDeleteなるほど。なるほど。それは盲点でした。
ReplyDeleteネットで公開されてる Carbon Emacs は、素のソースに色々パッチがあたっているみたいですね。
コメント、ありがとうございます。