2007-05-20

Blogger に投稿記事の自動保存機能

最近のウェブ・サービスでは、文章の自動保存機能は必須のやうに思う。例えばブラウザーのフリーズ。例えばネット回線の突然の遮断。例えば予期しないサービスのメンテナンス突入。一時間もかけて書いてたテキストを、失ってしまう危険はそこかしこに潜んでいる。その対処方法の一つとして、一定期間ごとにテキストを自動で保存する自動保存機能がある。

Google のサービスだけを見てみても、Gmail の作成メール自動保存機能に Google Docs & Spreadsheets のドキュメントや表計算シートの自動保存機能、というふうに「自動保存」をサポートするサービスは多い。そんな中、われらが Blogger の投稿機能にもドラフト自動保存機能がついた。

Blogger の自動保存機能を使うのに、ユーザーは新しい設定をする必要はない。もう、Blogger で文章を書き始めたら、自動でテキストが保存されるやうになっている。初めての人には、スクリーン・ショットのやうな「自動保存機能が使えるようになりました」というバルーン・ヘルプが表示されるかもしれない。

Blogger - Auto Save

作成中に仮にテキストを失ってしまった場合は、再び Blogger の投稿画面を開いて、「Recover Post」というリンクをクリックすればいいらしい (この操作は、テキストを失ってから 30 分以内にやる必要がある)。詳しいことは、こちらの Blogger ヘルプ・ページを参照のこと。Recover Post 機能は、今は使われない機能だそうです (Thanks: クリボウさん)

Blogger Buzz によると、テキストの保存は基本的に一分毎に行われる。ただし、タイピング中は自動保存は機能停止し、入力が終わったタイミングで自動保存がかけられるとのこと。自動保存されたかどうかは、「投稿を公開」ボタンの隣を見れば分かる。つまり、「投稿を公開」の隣が「すぐに保存」なら自動保存はまだ行なわれていなくて、「保存済」なら自動保存は行なわれている。

なお、一度公開した投稿を再編集する場合、自動保存機能は働かない。Blogger 側は、その仕様の理由を、「再編集中のテキストが読者に読まれるのを防ぐため」と説明している。これはどういう意味かな? 一度公開したエントリーでは、再編集したテキストを保存するだけで自動的に公開もされてしまうのかしらん。ちょっと分かんない。

最後に一つ。Hit さんによると

この変更のあとで Safari や Opera を使っての投稿がうまくいかないことがあるという不具合が出ているようです。

Hit Okano's Blog: Auto Saving より引用

とのこと。Safari, Opera ユーザーは、一つ心にお留め置きあれ。このバグは、当日中に修正されたとの事です (Thanks: クリボウさん)

2 comments:

  1. 横槍を入れるつもりはないんですが、2つばかり補足を。

    1.「Recover Post」の機能は今は使われていない機能です。これは今回の自動保存機能が出てきて、なくなったもの。ヘルプは英語版のみ内容が変更されています。まぎらわしいですね(汗)。失ったテキストは、ちゃんと下書きの投稿として残ります。

    2.Safari や Opera で使用できないバグは、当日に取り除かれたとのことです。Blogger Status をご確認下さい。もちろん Blogger チームの把握していないバグが残っている可能性はありますが…。

    ReplyDelete
  2. クリボウさん、こんにちは。

    > 2つばかり補足を...

    ありがとうございます。遅くなりましたが、記事を修正いたしました。

    # ここ最近、忙しくて放置なコメントが多かったのですが、ようやく返事をする事が出来ました。

    ReplyDelete