Google が、ウェブの検索結果ページに、ウェブページ以外の情報も表示する試みを本格化させている (Google はこの試みを、Universal Search と呼んでいる) この発表は、Searchology という Google の報道発表で行なわれた。
- Official Google Blog: Universal search: The best answer is still the best answer
- Google Blogoscoped: Google Searchology: The Future of Search
Google の Universal Search は、具体的には Google でウェブ検索をすると、他の Google の検索サービス (ex. ローカル検索や画像検索やビデオ検索) の検索結果の一部も表示するというもの。百聞は一見にしかず。実際に検索をやってみるのが一番分かり易い。
例えば、「restaurant mountain view」で検索すると Google Maps のローカル検索の結果が (ミニ地図と一緒に) 表示され、女優の「Eva Green」を検索すると画像検索の結果も表示される。
Universal Search の考え方は、Google 検索の他に画像検索やビデオ検索の結果も表示するという点では、SearchMash のやうなメタ・サーチに似ている。ただし、一般的なメタ・サーチと一線を画すのは、ウェブ検索の結果がメインになっていること、そして、ウェブ検索と一緒に表示する検索エンジンを Google 側が選ぶということ。あくまでウェブ検索を主体に、こんな検索結果も興味ない? という感じ提案する節度を持っている。
更に、Google のウェブ検索結果ページには、他の検索エンジンへのリンクも表示されるようになった。ここでどの検索エンジンが選ばれるかは、検索キーワードごとに変わる模様。下のスクリーン・ショットは「007」で検索をかけたところ。Images, News, Video といったリンクが見える。これは、「007」というキーワードなら、画像やニュースやビデオにも情報が揃ってるよ! と言ってくれてる。
一つの検索から新しい検索へと誘なってくれるこの Google の新しい試みは、控えめでありながら効果が高そう。今はまだ英語インターフェースでないと利用できないこの機能。はやく日本語版でも使えるやうになってくれないかしらん。
このユニヴァーサルサーチの日本語版は
ReplyDeleteそう遠くない日に出てくるでしょう。
もう1つ今まではGoogleニュースといっても日本語版だけを検索結果として出してくる
だけでしたが、今後キーワードを入力すると
世界中の言語も1度に翻訳されるサービスも
できるというお話(予定)
実現すれば嬉しいけども、また読むニュースが増える憂鬱もあります。
最近私はGoogle earthをインストールして
今まで行ったことのある海外の都市を
眺めています。
こういうのを見ていると、検索の Interface も、まだまだ改善の余地があるんだなと感じてしまいますよね。
ReplyDeleteUniversal Search の日本語版は、一年以内に出るか知らん。ドキドキで期待です。
# Google Earth も楽しいですよね。私は海外に出た経験は少ないので、国内で旅行した場所を見ています ;)